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7074-7075: アートの国オランダからの便り 2021年6月23日(木)


No.2394 ミトラの里_A Village of Mitra


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.706, Irrationality & Transcendental Existence

Irrationality is a proof that something transcendent truly exists.

Transcendental existence is always over our rationality.

Groningen; 06:40, 6/23/2021


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本日生まれた3曲


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タイトル一覧

7074.「不合理ゆえに我信ず」/今朝方の夢

7075. 充実感の中で


7074.「不合理ゆえに我信ず」/今朝方の夢


時刻は午前6時を迎えた。今朝はとても肌寒く、気温は13度である。


再び冬の終わりの頃に逆戻りしたかのようであり、室内でも暖かい格好をする必要がある。7月の足音が聞こえてくるが、冬の時と全く同じ格好で過ごしている。


昨日、2世紀に活躍したキリスト教神学者のテルトゥリアヌスが残した、「不合理ゆえに我信ず」という言葉について考えていた。この言葉にはキリスト教の本質が体現されているということを聞く。


日々、合理性を超えた現象や事柄を知覚することや直面することが増して来ていることもあり、テルトゥリアヌスの言葉が自分の内側に深く浸透していく。


理性では全くもって説明不可能な理不尽な出来事が世界を覆っているはずなのだが、現代人は理性を中途半端な形で発揮しているがゆえに、理性を超えたものを全く知覚できなくなってしまっているのではないかと思う。それはある種の理性による知覚の麻痺とでも言える現象なのではないだろうか。超越的な視座を持てないこともこの現象によるところが大きいだろう。


不合理であることの中に超越的な何かが潜んでいるがゆえに不合理を絶対的に肯定し、それを通じて自己の存在を照らしていくこと。そのようなあり方をこれからも継続していこうと思う。


今朝方の夢について振り返り、そこから今日の取り組みを始めていきたい。今日の読書は生態学的経済学に関する書籍を読み、宗教と経済学に関する書籍をまずは読み進めたいと思う。今日は昼過ぎにオンライン読書会があるので、それまでに2冊ほど書籍を読めればと思う。


今朝方の夢。夢の中で私は、欧州リーグに所属するある日本人サッカー選手の幼少時代を見守る者として存在していた。彼は高校時代に将来を期待され、高校卒業後すぐにイギリスに渡り、そこでプロサッカー選手としてのキャリアを始めた。


しかし、度重なる怪我により、その後のキャリアは決して順風満帆ではなかった。だがそれでも彼はサッカー選手を続け、ドイツの2部リーグでキャリアを続けている。


彼は幼い頃からサッカーを愛していて、所属していたチームでは常に輝いていた。彼を見守る者として、私は彼が今からサッカーの試合に出かけていく姿を眺めていた。


彼はまだ小学生の低学年であり、コーチが運転する車に仲間と一緒に乗っていて、試合会場まで楽しそうに会話をしていた。そのような夢の場面があった。


この夢の場面はどこか余韻をもたらすものだった。そこから夢の場面が変わり、その他には、英語とドイツ語が行き交う空間に身を置いていたものがあった。


哲学書か何かを読もうとしていて、その書物を英語で読み進めていくのがいいのか、それともドイツ語で読み進めていくのがいいのかを、近くにいた見知らぬ外国人と英語とドイツ語が混じった形で話をしていた。


今朝方の夢の世界は総じて落ち着いていたが、そうした落ち着きからも色々と意味や感覚を汲み取ることができる。フローニンゲン:2021/6/23(水)06:34


7075. 充実感の中で


時刻は午後9時に近づいている。今日は1日を通して肌寒く、部屋にいるときは冬の格好と同じであった。夕方に買い物に出かけたときにも、冬の格好をして出かけ、街の人々もそのような姿であった。


振り返ってみると、今日は午前中に3冊ほど書籍を読み、午後からは『インテグラル心理学』のオンライン読書会があり、非常に充実した1日だった。前回の読書会の時と同様に、本日の読書会を受けて、補足として13個ほど音声ファイルを作成した。


気がつけば夜のこの時間を迎えていたという形である。今日の読書会の中で参加者の方々から頂いた質問にはまだ回答できておらず、その回答の音声ファイルは明日改めて作っていこうと思う。


明日の探究について少し計画を立てておくと、明日はシュタイナーの経済思想について種々の論文が収められた学術書を読んでいこうと思う。その書籍の中で、シュタイナーがマネーについて取り上げている章があり、その章は特に注意深く読んでいきたい。これからのマネーの研究の際に何度もこの章を参照するのではないかと思う。


よくよく目次を見てみると、その他にも信用について焦点を当てた章や、資本や価格形成に焦点を当てた章があり、それらもまた自分の関心に合致している。明日は本書の初読なのでそれほど精密に読むつもりはないが、全体感といくつか重要な項目を押さえておこうと思う。


この書籍以外にも、明日はバスカーの批判的実在論の観点から経済学について論じた書籍を読んでいく。この書籍は現代の経済学の思想や方法に建設的な批判を加える際に重要な内容が詰まっており、現代の経済学に取って代わる新たな経済学を提唱する際にも重要になるだろう。


明日は少なくともこの2冊の初読をし、余力があればもう1冊何か別の書籍を読みたい。読書と音声ファイルの作成が明日の優先事項である。フローニンゲン:2021/6/23(水)21:04

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