No.1964 クリアーライト_Clear Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.383, A Life Process of a Poem
I’m waiting for my words to come.
They come from the upper sphere.
Once they are crystalized, a poem is born.
Then, the poem will return to the whole world.
Groningen; 06:55, 3/6/2021
No.384, Reality Like a Caramel Bubble
Reality is like a caramel bubble.
It is very transient, colorful, and tasty.
Groningen; 10:28, 3/6/2021
No.385, After All Words Drop Off
A true manifestation occurs once all words drop off.
Essential existence shows up after that.
Groningen; 10:32, 3/6/2021
No.386, Beyond Illusions
Ultimate truth is there.
It exists beyond illusions that most people believe they are real.
See through the illusions, and you will find ultimate truth.
Groningen; 10:49, 3/6/2021
No.387, All Manifestations and One Single Ground
All manifestations emerge from one single ground.
Then, they return to the ground.
However, unfortunately, most people don’t notice the ground.
People just see manifestations and regard them as real.
Groningen; 11:03, 3/6/2021
No.388, About Reading Spiritual Texts
I’d like to not only to read ancient spiritual texts deeply
but also to read them in the context of the modern society.
Otherwise, spiritual texts remain to be mere relics with no practical use to liberate people in this society.
Groningen; 15:36, 3/6/2021
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本日生まれた7曲
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タイトル一覧
6709. 旅に向けて/今朝方の夢
6710. 今朝方の夢の続き/ソロモン·イブン·ガビーロールとイェフダ·ハレヴィとの出会い
6711. 聖地アスコナへ/「依他起性」と啓示体験
6709. 旅に向けて/今朝方の夢
時刻は午前6時を迎えようとしている。週末が静けさに包まれる形で始まった。
昨日と同様に、この時間帯になってもまだ小鳥たちの鳴き声は聞こえてこない。早い時であれば、午前4時台から小鳥たちが鳴き始めることもあるのだが、ここ数日はどうしてしまったのだろうか。
まだ夜が明けぬ静寂な世界の中で小鳥たちが鳴き声を上げると、それは観想的な意識状態にしてくれる音の波を生み出す。波の訪れをもう少し待ってみよう。
幸いにも引っ越しの準備がひと段落し、引っ越しに向けてやることはもうあまりない。あとは衣類や小物を段ボールに詰めるぐらいであり、掃除に関しても、この間不動産会社の人とオーナーがやってくる日に向けて随分と綺麗にしたので、部屋の掃除についても問題ない。早めに動き始めて良かったと思う。
昨日の午後に街の中心部に出かけたのだが、人々の表情がいつも以上に明るく思えた。コロナが落ち着いたことによって、街に活気が戻って来ていたのである。
街と人々の様子を見て、この春には小旅行に出かけられるかもしれないと思った。状況がより落ち着けば、できるだけ列車を乗り継ぐ形でドイツを横断的に旅したいと思っている。いくつか行ってみたい街があり、足を運んでみたい美術館や記念館があるのだ。
ゲーテの記念館はその1つであり、その旅にはゲーテの詩集を携帯しようと思っていたほどである。もう少し様子を見てから、ドイツ旅行について計画を練っていこう。
少なくとも、オランダ国内の旅行であれば大丈夫そうであり、そうであれば、モンドリアン美術館とボッシュ美術館を訪れてみようと思う。その際には、せっかくなので、その街の観光も兼ねて、美術館近くに宿泊するつもりである。
また、トリオドス銀行のプライベートバンクの開設に際して、担当者に資産運用方針やポートフォリオの組成に関してこちらから色々と説明したいことがあるので、ユトレヒトにある本社を訪れることになった場合には、その時もせっかくなのでユトレヒトに滞在しようかと思う。今のところまずは電話で少しばかり話をすることになっているが、重要なことは資料を見せてもらいながら相対で話を進めていきたいと思う。
コロナの影響を受けて、それまで1ヶ月や2ヶ月に1回のペースで旅をしていた流れが断ち切られてしまった。コロナが落ち着けば、コロナ前のペースで旅に出かけるかもしれない。
いや、これまで旅に出かけることができなかった分、抑圧されていたものを解放する形で、以前以上に頻度高く旅に出かけるかもしれない。いずれにせよ旅に出かけることが楽しみであり、旅を通じてまた新たな刺激と養分を享受することができるだろう。
聞こえ始めて来た。小鳥たちの鳴き声が聞こえ始めて来た。鳴き声を上げ始めたのはまだ1羽だけか。いつもより遠くから鳴き声が聞こえてくる。
その鳴き声に耳を澄ませながら、今朝方の夢を振り返っておこう。夢の中で私は、白く広大な無の空間にいた。目の前には、小中学校時代の友人たちがずらりと整列していて、私の方を見ている。
どうやら私は、彼らの運命を担う役割を担っているらしく、彼らは私の行動に注目をしていた。私は巨大なロボットに乗り込み、それを操作する形で、ある任務の遂行を求められていた。
それは、ロボットの手とハサミを使って、無の空間にポツリと置かれた檻を覆う針金を切り落とすことである。何本もある針金のうち、切り落としてはならないものが1本だけあった。それを切り落としてしまうと、整列しているみんなの頭の上に、何か巨大なものが落ちてくるようだった。私は確率計算をして、慎重に針金を切り落としていくことにした。
次の夢の場面では、私は小中学校時代のある友人(KM)にコーヒーを作ってもらっていた。実際には、彼はコーヒーだけではなく、紅茶や食べ物の世話を私以外の多くの人にしてくれていて、私は彼にコーヒーを頼んだのである。
その際に、彼は忙しそうだったので、彼にお願いするのは少し気が引けたが、どうしてもコーヒーが飲みたかったので彼にお願いをすることにした。そのような夢の場面以外には、またしてもジョン·エフ·ケネディ大学に留学していた時に住んでいた家が夢の中に出て来た。
昨日か一昨日の夢の中で見たばかりのガレージがまた現れたのである。今回は、ガレージに入るために色々と自分が動き回っている姿が映し出されていた。
誰かが自分の家を含めて、隣接する家々のリフォームをし、見栄えが随分と良くなっていることに驚いたのを覚えている。フローニンゲン:2021/3/6(土)06:22
6710. 今朝方の夢の続き/ソロモン·イブン·ガビーロールとイェフダ·ハレヴィとの出会い
心に平穏と癒しをもたらす小鳥たちの鳴き声。引き続きそれが聞こえてくる。今日は土曜日であるから、なお一層のこと朝のこの時間帯は辺りが静かである。新居の周りはもっと閑静であるから、週末の静けさは本当に心を落ち着けてくれるだろう。
時刻は午前8時を回ったところで、先ほどふと、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、見慣れない建物の中の綺麗なトイレにいた。
ある個室に入ろうとしたら、別の個室から1人の長身の男性が出て来た。見ると、フローニンゲン大学時代にお世話になっていたルート·ハータイ教授だった。
ハータイ教授とまさかこのような場所で再会するとは思っておらず、私は嬉しくなり、そこで立ち話をした。ハータイ教授もとても嬉しそうにしており、私が教授の息子さんの成長具合について尋ねると、なお一層喜んで話をしてくれた。
話の最後に、今後また学術機関に戻ることがある際には、推薦状の執筆の依頼をするかもしれないということを伝えた。すると、ハータイ教授はそれを満面の笑みで快諾してくれた。そのような夢の場面があった。
この夢を改めて振り返ってみると、今から数年以内に神学校へ進学する際には、確かにハータイ教授に推薦状の1つを依頼しようと思っていた。過去にも2度ほど推薦状の依頼をさせてもらったことがあり、その時も快諾をしてくださっていた。
夢の中でのやり取りは、どこか数年後のやり取りの先取りのように感じられてくる。2021年の今年は、欧州を中心に世界をまたゆっくりと旅し、神学校への進学の検討を考えていく年にしたい。
自分の関心領域を深く探究できそうな神学校が見つかれば、2022年にアプライの準備をし、2023年からその大学院に所属することができたらと思う。それまでの期間は、フローニンゲンの新居を中心にした観想的生活を送っていこう。
昨日、スペイン出身の新プラトン哲学者かつ天才的詩人でもあったソロモン·イブン·ガビーロールとの出会いについて書き留めていたように思う。彼の詩集で良さそうなものを3つほど見つけ、それを購入文献リストに追加していた。
そこから夜にまた色々と調べていると、イブン·ガビロールと並ぶスペインの哲学者かつ詩人のイェフダ·ハレヴィと出会った。ハレヴィの活躍していた時期は、11世紀後半から12世紀半ばと随分と昔のことだが、彼の詩にも引かれるものがあり、“Ninety-Two Poems and Hymns of Yehuda Halevi”という詩集を購入文献リストに追加した。
ガビロールの詩集とハレヴィの詩集については、新居に引っ越してから注文をしようと思う。2人は共にヘブライ語で詩を書いていることもあり、ヘブライ語への関心がまた高まって来た。
文献読解用の言語としては、サンスクリット語とヘブライ語に焦点を当てていこうと思う。今年に神学校の調査をする際には、こうした言語のトレーニング機会がどれだけ充実しているのかも重要な観点になる。フローニンゲン:2021/3/6(土)08:23
6711. 聖地アスコナへ/「依他起性」と啓示体験
——神、光あれと言えば、光があった——旧約聖書
——神がただ一言、あれと言えば、それはある——コーラン
時刻は午後7時半に向かっている。つい先ほど夕食を食べ終えた。
日々が淡々と充実感と静けさと共に進んでいく。
午後にふと、この夏かどこかのタイミングで、神秘主義の著名な学者たちが一堂に会したエラノス会議が行われたスイスのアスコナに足を運んでみようと思った。この旅の案については以前より思いついていたのだが、今の自分の関心と相まって、その思いがより一層強くなった。
スイスに訪れたのはもう4年も前のことであり、それ以来一度もスイスには行っていない。あの時は、発達心理学者のジャン·ピアジェの生まれたニューシャテルという街に滞在していた。
ニューシャテルは湖畔の街なのだが、アスコナもまた湖畔の街だ。そこにはきっと、過去の偉大な神秘主義者たちが築き上げて来た意味的磁場が、今なお目には見えない形で息づいているであろう。
ルドルフ·オットー、ジョゼフ·キャンベル、カール·グスタフ·ユング、鈴木大拙、井筒俊彦など、錚々たる学者たちがエラノス会議に集い、そこで知の交流を図っていたこと。そこでの交流によって育まれたものが、今なおアスコナの地に目には見えない形で堆積されているに違いない。
それは物理的な次元ではなく、精神的な次元に存在しているでろうが、アスコナという場に訪れることによって、彼らの生み出した精神的な次元にアクセスがしやすくなるはずなのだ。それを意図した旅をこの夏かどこかのタイミングで行おう。
アスコナの地に足を運ぼうと思ったこともまた、「依他起性(えたきしょう)」なのだろう。何かがきっかけになって、そこに訪れようとする意思が縁起的に芽生えたのである。自分の意思も感覚も、他の存在によって生起したものなのだ。
昨日、1つ感銘を受けることがあった。イスラムの伝承において、ムハンマドが啓示的体験をした際に受け取ったものが、「声を上げて読め!」であったことを知ったのだ。
一介の商人に過ぎなかったムハンマドが、この異常な啓示的体験によって変貌を遂げて預言者となったこと。大きな実存的変容を遂げたことが大変興味深い。
自分という存在を通じて一者が語りかけて来たものをこの世界に声として発すること。それをこれからも毎日行っていく。日記を通じて、作曲を通じて、詩作を通じて、絵画の創作を通じて、それを日々実現させていく。
創作物の1つ1つは、啓示が形になって現れたものなのだ。そして、そうした啓示を日々もたらしてくれているものもまた依他起性なのだ。フローニンゲン:2021/3/6(土)19:29
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