No.1955 光雪_ Snow of Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.371, Trinity
Dreams, religion, and creation are the trinity in my life.
They are interdependent, having a positive impact with one another.
The trinity deepens my life.
Groningen; 06:08, 3/4/2021
No.372, Creative Zen Practice
Both painting a picture and composing music are Zen practice for me.
While doing them, my breathing is totally relaxed,
and my consciousness becomes meditative.
The deeper my breathing becomes, the deeper the state of my consciousness becomes.
Groningen; 08:29, 3/4/2021
No.373, My Spiritual Turn
As the British philosopher Roy Bhaskar experienced, I encountered a “spiritual turn.”
Departing from scientific research, I started to voraciously read spiritual and religious poems (Adi Shankara, Solomon Ibn Gabirol, Rumi, Emily Dickinson, Ralph Waldo Emerson, Rudolf Steiner, etc.) .
Particularly, my specific interest lies in death and non-duality.
I’m very intrigued by how great past poets interpreted and made meanings of death and non-duality.
I suppose that to unpack the hidden codes of meanings in their poems can make a new way to liberate people from existential constraints.
Groningen; 10:30, 3/4/2021
No.374, The Marriage Between Knowing and Being
Recently, knowing has been closer to being,
whereas being has been closer to knowing.
It looks like the union of epistemology and ontology.
The marriage happens to me.
Groningen; 21:21, 3/4/2021
No.375, An Epistemologically and Ontologically Hilarious Thing
I dive into the infinite ocean and swim in it.
Without knowing it, I come to be the ocean.
It is epistemologically and ontologically hilarious.
Groningen; 21:24, 3/4/2021
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本日生まれた7曲
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タイトル一覧
6700. 今朝方の夢/荷造りの進捗
6701. スピリチャルインテリジェンス/「絵画禅」「作曲禅」
6702. 「霊的転換」の訪れ
6703. 荷造りがほぼ完了して
6700. 今朝方の夢/荷造りの進捗
時刻は午前5時半を迎えた。今、小鳥たちが清澄な鳴き声を上げている。彼らの鳴き声に耳を傾けてみると、いくつか種類がいるようだ。
少なくとも2つ異なる種類の小鳥が鳴き声を上げているように思う。ひょっとすると闇で彼らの姿が見えないだけで、実際には同じ種類の違う小鳥が異なる種類の鳴き声を上げているのかもしれないと思った。
問いと応答というのは曲の中でよく見られる構造的な特性であり、彼らも問いと応答という形で共鳴し合っているのかもしれない。とにかく彼らの鳴き声は心を落ち着かせてくれる。
彼らの鳴き声を聞き、しばらく瞑想的な意識状態になりながら、今朝方の夢を振り返っていた。夢の中で私は、日本にある5つ星ホテルに宿泊していた。そのホテルはちょうど最近何かの賞を受賞したようだった。
私は2人の女性の担当者に部屋まで案内してもらった。2人が部屋のアレンジをしてくれたらしく、部屋に向かうまでの間、部屋からの眺めや部屋に置かれている物についての説明を聞いた。そのような場面があった。
次の夢の場面では、私は前職の人たちと一緒に旅館に旅行に出かけていた。充実した旅行も佳境に入っていて、旅館からタクシーを使って自宅に戻るところだった。
住んでいる場所ごとに数名が同じタクシーに乗っていった。私は、同じ大学を卒業した同じ部門のマネージャーの男性と、そしてもう2人は違う部署の中堅の女性社員の方たちと同席することになった。
タクシーに乗るとすぐに、男性のマネージャーの左横にもう1人若い男性が乗っていた。マネージャー曰く、その若い男性もまた大学の後輩らしく、そのマネージャーよりも24歳ほど若いとのことだったので、私よりも若い計算となった。
2人が何かたわいもない話をしていると、もう2人の女性の方たちがスマホを取り出し、画面を熱心に眺めていた。そして、何か操作をサッと行った。
私はチラリと左に座っていた女性の方のスマホ画面を覗いた。すると、そこには投資のチャート画面が映し出されていて、どうやら今、売買を行ったらしい。
よくよく見ると、それは私も投資している銘柄であり、価格を見て驚いたが、昨日と比べて一気に暴騰していた。その価格は、私がその銘柄を売却する基準値を大きく超えていたので、自分も速やかに売却をしようと思った。
どうやら2人は私と逆に買いの注文を入れているようだった。そのような夢を今朝方は見ていた。
今日は午後に不動産屋が部屋の写真撮影にやってくる。昨日もいくつか段ボールに書籍を詰めていったのだが、まだそれが完了していない。
現時点で22箱ほど書籍が詰め込まれ、まだ積んでいない書籍が幾分残っており、その他にも印刷した論文の山がいくつか残っている。今日の午前中に荷造りを進め、午後には部屋の掃除を簡単にしておこう。
新居ですぐに読む詩や幾つかの学術書については、段ボールに入れるのではなく、合わせて送ってもらう2つの大きなスーツケースに入れておいてもいいかもしれない。そのあたりを考慮して午前中の荷造りを進めていこう。フローニンゲン:2021/3/4(木)05:49
6701. スピリチャルインテリジェンス/「絵画禅」「作曲禅」
時刻は午前9時半を迎えようとしている。早朝と同じく、小鳥たちが鳴き声を静かに上げている。起床した直後よりも鳴き声は小さい。その微かな鳴き声に耳を傾けながら、早朝の雑多な考え事を振り返っている。
それにしても今朝は寒かった。今日は最高気温が6度、最低気温はマイナス2度であり、明日もまた最低気温がマイナスになる。再び寒さが戻ってきた感じであり、やはり例年通り、5月中旬までは寒さが続きそうである。
引っ越しに向けて本を段ボールに詰めていく作業を進めていながら、ついつい興味深い書籍を見つけると追加注文している自分がいる。普段は大抵、月の初めに一括して注文しているのだが、引っ越しが決まってからは、その日に見つけた本をその場で購入するようにしている。
先ほどは、久しぶりにスピリチャルインテリジェンスに関する書籍を購入した。ジョン·エフ·ケネディ大学に留学をした10年前からそれに関する書籍を読んでいたのだが、神学への関心と相まって、留学以降に出版された書物に目を通しておきたいと思ったのである。
いくつかまだ読んだことのないものが出版されていて、その中から1冊だけ選んでそれを注文した。オランダのアマゾン経由で注文したその書籍は、幸いにもすぐさま明日に届く予定だ。
その他に未到着な書籍はもうあと1冊しかなく、引っ越し前に全ての書籍が届いてよかったと思う。引っ越しをする前日の3/30ぐらいまでは30冊ほどの書籍や詩集は段ボールやスーツケースに詰めることはせず、すぐに読めるような場所に置いておきたいと思う。
新居に移って少し落ち着いたら、和書としては井筒俊彦先生の全集の第5巻、6巻、8巻、10巻を改めて読み進めていこうと思った。最近芽生えている神学的な関心に合致する章がいくつもあることに気づいたのである。
実際に、今朝方ウィルバーの書籍を音読した後に、パラパラと井筒先生の全集をめくっていた。そこから先日と同様に、テキスト読解用にサンスクリット語をどこかのタイミングで学びたいと思った。
今手元になる書籍で言えば、シャンカラの思想書やシュリ·オーロビンドの詩集にはサンスクリット語も併記されていて、原典であるそれらのサンスクリット語を紐解いていきたいという思いがある。そこには暗号解読的な楽しみがあるだろう。
それでは今から少しばかり作曲実践をして、その後、段ボールに書籍を詰めていきたい。希望としては、あと5箱以内に全ての書籍が収まって欲しいと思う。
最後に、井筒俊彦先生が、「書道禅」とでも形容できるような形で、呼吸を整えながら書を書いていた——書を書きながら呼吸を整えていた——のと同じようなことを絵画の創作や作曲の際に無意識的に行っていることに気づいた点も書き留めておきたい。
座禅を単独で行うよりもその効能は遥かに大きい。概念的思考が浮上し、それが取り止めもなく続くことを抑制するのは一般的に難しく、概念的思考を最初から媒介させない絵画の創作や作曲に没頭的な意識で取り組むことは、非常に優れた意識状態の鍛錬になるだろう。
今後はより一層その点に意識をしていく。それらに対して「絵画禅」「作曲禅」という名前を与えよう。フローニンゲン:2021/3/4(木)09:39
6702. 「霊的転換」の訪れ
それがやって来た。「霊的転換(spiritual turn)」と呼べるものが突然にしてやって来た。
世界の3大メタ理論と称されるケン·ウィルバーのインテグラル理論、エドガー·モリンの複雑性理論に並ぶ、批判的実在論を提唱したイギリスの哲学者ロイ·バスカーが経験した霊的転換と同種の体験が自分にもやって来た。それは霊性詩と神学に自分の目を見開かせた。
時刻は午前11時を迎えようとしており、未だ引っ越し準備を始めていない。この日記を書いたら、段ボールへの荷造りの続きに取り掛かる。
午前中に何をしていたかというと、いつもの通り創作活動と読書に励んでいたのだが、その読書の際に、スペインの新プラトン哲学者かつ天才的詩人でもあったソロモン·イブン·ガビーロールと出会った。
イブン·ガビーロールは、非常に優れた宗教詩(霊性詩)と哲学詩を残しているようであり、それについて調べていた。彼の詩はいずれもヘブライ語で書かれているらしく、仏教の啓典やヒンドゥー教の聖典及びヨガの啓典を読むためのサンスクリット語の学習に合わせて、ヘブライ語も学びたいという思いが高まっている。
彼の詩をヘブライ語のままで読み解いていきたいのだ。今の段階ではそうした言語的素養が自分にはないため、英語の翻訳に頼るしかないが、いずれはそれを実現させたい。
テキスト読解用の言語トレーニングの機会がある神学校への進学を本当に真剣に考え始めている。
イブン·ガビーロールの英語翻訳の詩集で3つほど興味深いものを見つけた。下記の3つの詩集は、新居に到着したらすぐに注文をしたい。
·Selected Poems of Solomon Ibn Gabirol
·Vulture in a Cage: Poems by Solomon Ibn Gabirol
·Selected Religious Poems of Solomon ibn Gabirol
それではそろそろ引っ越しに向けた準備をしよう。混沌としていた部屋が整理されていく姿を見ていると、そこから新たな秩序が生まれてくることに気づく。それは物理的次元で起こっているだけではなく、自分の内側の精神的次元においても起こっている。まさに混沌から秩序に向かう過程と相まって、自分の内側に新しいものが生まれてくる胎動のようなものが芽生えている。
春、胎動、そして再出発。
今自分の人生がまた大きな転換を迎えて大きく動き始めている。その躍動と共に日々の歩みを進めていこう。フローニンゲン:2021/3/4(木)10:57
6703. 荷造りがほぼ完了して
時刻は午後8時を迎えた。静かな夜の世界がやって来て、明日に向けて世界も心を落ち着けているかのようだ。
今日は約束通り、午後4時に不動産屋の担当者が部屋の写真撮影にやって来た。挨拶を交わすと、何やらオーナーもかれこれ5年半も自分の物件を見ていなかったので部屋を見にくるとのことだった。
私は過去5年半の間一度もオーナーに会ったことがなかったので、これまでのお礼を直接会って伝える良い機会だと思った。不動産屋のインドネシア系オランダ人の担当者が写真を何枚か撮り、しばらくすると、オーナーともう1人不動産屋の人がやって来た。
すぐに私は、小柄で少し小太りの中年のオランダ人のオーナーに挨拶をして、この5年半お世話になったことのお礼を述べた。彼ら3人ともオランダ人であり、何か細かな確認事項をするためか、私にお構いなしにオランダ語で何かを話し合っていた。
時間にして10分ほど部屋の確認をしたところ3人は帰っていった。今日は昼前に荷造りをほぼ完成させ、午後には部屋を綺麗にしていたので、不動産屋の人たちもオーナーも、部屋が綺麗な状態であることに喜んでいたように思う。3人が笑顔で帰って行ったところからもそれが伺える。
これにてひと段落である。ここから不動産屋が私の部屋をウェブサイトに公開し、貸し出しに向けて募集を始める。
引っ越しの日までしばらく時間があるので、ひょっとすると、再来週か最終週あたりに物件を見学したいという依頼をする人が出てくるかもしれない。今日の段階でもうこれだけ片付いているので、物件の見学の依頼にも速やかに応じることができる。
結局、自宅にあった書籍を全て段ボールに入れると26箱ほどになった。厳密にはまだ論文の山が残っていたり、書斎の机の上には未読の詩集が20冊ほど積読になっているが、それらはスーツケースに入れて持っていくことができる。
論文に関してはもう1箱分ぐらい段ボールが必要になるかもしれない。いずれにせよ、今回の引っ越しは合計で中ぐらいの段ボール30箱ほどになった。
毎年日本に一時帰国するたびに、当分読まないであろう本を実家に持って帰っていたのだが、その分オランダに戻ってくる時に書籍を持って帰って来ていたので、いつも±ゼロのような状態だった。
そうしたこともあり、本を減らす機会はなく、むしろ研究のために出し惜しみせずに購入しっぱなしだったので、やはり5年半の間で随分と書籍の数が増えた。これから新居で数年ほど生活する期間においても書籍は増えるだろうが、これまで同様に、自分の心を動かし、自らの肥やしになってくれる書籍を厳選して購入していこうと思う。
友としての書籍。師としての書籍。新居でもそうした書籍たちに囲まれて日々の探究をゆっくり前に進めていく。フローニンゲン:2021/3/4(木)20:31
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