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6571-6573: アートの国オランダからの便り 2021年1月19日(火)


No.1768 霊線_Lines of Spirit

本日の散文詩(prose poetry)

No.4, Rain

It is raining now. Am I getting close to the rain or is it getting close to me? Or are both true? It is a fortuitous chance for me to reconsider the relationship between the rain and I. BTW, have you noticed a constructed ludicrous boundary line between the rain and I? Yes, both should not be demarcated, and both are one. Groningen; 06:32, 19/1/2021


No.5, Entreaty

Your delight is my delight. So, would you be delightful now? Your bliss is my bliss. So, would you be blissful now? Your self-satisfaction is my self-satisfaction. So, would you be self-satisfied now? Finally, your enlightenment is my enlightenment. So, would you be enlightened now? All of them are realizable right here, right now. Groningen; 07:11, 19/1/2021


No.6, Mother Earth’s Hope

The mother earth says: “You might think that I have eternal life, but that is not true. As you die someday, I’ll die, too. Some of you know my life expectancy. I’m also an organism with limited life, which might be little longer than yours, but the difference is infinitesimal from the perspective of the history of the universe. Even though my life is limited, why are you hastening my death? Why are you killing me? I hope you to understand that killing me is killing yourself.” Groningen; 07:25, 19/1/2021


No.7, Minority Paradox

Our world has evolved due to diversity. Minority is key to diversity in our world. Yet, minority is often suffering and is often alienated in our society, which is paradoxical. Groningen:07:52, 19/1/2021


No.8, Poetry

Poetry captures the fullness of momentariness in my life. It also reflects my attitude of being in that moment. So, poetry is a gem of my life and my being. Groningen; 08:59, 19/1/2021


No.9, Morpheus’s Gift

Morpheus showed me two different pills; one is red, and the other is blue. He asked me to choose either one. I chose both of them to transform the real and virtual worlds because our reality is constructed not by separated worlds but by mixed and intertwined worlds. Groningen; 09:36, 19/1/2021


No.10, A Function and Role of Poetry

Poetry is akin to exploring and opening up my unconscious world. A flood of images, feelings, and thoughts come up from there. Poetry is an agent or an avenue for the infinite creative source. Groningen; 10:23, 19/1/2021


No.11, Everybody can be a poet

Everybody can be a poet if he or she sees the world afresh at every moment. A poet always relishes being here and now. If you enjoy being here and now at this moment, you are an authentic and genuine poet. Groningen; 11:22, 19/1/2021


No.12, Poetry as Anamnesis

Poetry could be anamnesis. It is spawned from recollecting something important for our soul. Listen carefully to a voice of our soul. Once we can hear and grasp it, a new poem spontaneously emerges. Groningen; 12:06, 19/1/2021


No.13, Nationality as a Mere Fictional Construct

Inherently, nationality is a mere social construction. However, it strongly restricts our social life; in a worse scenario, it causes a futile war. When do we awake to notice that nationality is a fictional product? Groningen; 15:35, 19/1/2021


No.14, Readiness

Once I’m ready, a poem is ready to come up. Physical, mental, and spiritual readiness is crucial for giving birth to a poem. Groningen; 16:12, 19/1/2021


No.15, Toward the Attainment of a Borderless World

The Origin of Human-Made Problems: Where do any human-made problems come from? I suppose that they derive from a distortion of boundary lines that human psyche creates. To solve problems, let’s dissolve the distortion or eliminate the dividing lines. If we can do that, a borderless world finally show up. Groningen; 16:37, 19/1/2021


No.16, The Shape of Time

What kind of shape does time have? Is it a line or a circle, or something else? It could have multiple shapes. As time changes its shape, we may feel time differently. Also, when we have a different kind of awareness about the shape of time, our feeling of time could be disparate. Groningen; 21:09, 19/1/2021


No.17, Music and Poetry

To me, music feels like poetry and vice versa. Music is poetry, and poetry is music for me. Do they have the same origin? In ancient Greek mythology, Apollo is recognised as a god of music and poetry, the Muses are also considered as goddesses of music and poetry. I can feel the divine power from both deities. Groningen; 21:19, 19/1/2021


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本日生まれた7曲

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タイトル一覧

6571. 詩作の再開

6572. 今朝方の夢

6573. ノーベル文学賞を受賞した詩人たち


6571. 詩作の再開


書斎の窓に雨が当たる音が聞こえてくる。今朝の雨は少しばかり雨量が多い。風も少々ある。


天気予報を確認すると、今日は一日中雨とのことだが、午後からは雨脚が弱まるとことである。午後には2ヶ月振りに髪の毛を切りに美容室に行く予定なので、午後に雨が穏やかになっていることは喜ばしい。


今日はからロックダウンが解除されるため、それによって街の雰囲気がどのように変わるのかを観察してみよう。髪を切ってもらった後に、詩集を買いに書店に行くか、布団を買いにデパートに行くかを判断したい。


今のところ、すでに詩集は随分と先月購入したので、今日は掛け布団を購入することを優先させようかと思う。詩集はまた別の機会でいいだろう。晴れた日に、街の中心部に大型書店に行き、その帰りに古書店に立ち寄るような日をまたどこかに設けよう。


昨夜から再び詩作を始めることにした。フローニンゲン大学で研究をしていた頃に、息抜きがてら詩作をしていたことがあったが、それはいつの間にかやめてしまっていて、昨夜からまた詩作を再開させたいと思った。


詩に関心を持って詩集を読み始めてから、再び詩作への情熱のようなものが高まっているのを感じていた。詩に関しても、単に他者の詩を読むだけでは満足できず、自分でも詩を作ってみたいという抑えがたい思いがあった。


今回の詩作に関しても、日本語ではなく英語で行っていこうと思う。日本語で詩を作るイメージがわかず、というよりも、日本語で表現しづらいことが自分の内側には随分とあり、今回もまた英語で詩作をしていこうと思う。


詩の形式に関して言えば、「散文詩(prose poetry)」の形式を採用する。改めて詩の形式について調べてみた。詩は大きく分けて、「定型詩(fixed verse)」と「自由詩(free verse)」に分けられる。


「自由詩」のカテゴリーの中にあるのが「散文詩」というカテゴリーだ。「散文詩」とは、句読点や鍵かっこなどの記号があり、一文ごとに行を変えない特徴がある。


最初、自由詩で詩を作っていくことも考えたが、自分が詩を通じて表現したいことの特徴を考えてみたときに、自由詩の形式はあまり望ましくないかと思った。自由詩は、一文、もしくは複数の句ごとに行を変えていくものであり、また句読点もない。


散文詩にせよ自由詩にせよ、どちらも音数に一定の決まりはない点で定型詩ではないという特徴がある。形式によって表現の違いが出てくることを考えてみたときに、今はとりあえず散文詩を書いていき、どこかのタイミングで自由詩の形式を採用することもあるかもしれない。


昨夜も寝る前に早速いくつか詩を作り、就寝に向かうベッドの中でも少し詩作している自分がいた。そこで閃いた2つの詩のアイデアについては枕元のメモ帳に書き留めたので、また後ほど完成させておきたいと思う。


これから日々少しずつでいいので散文詩を作っていこう。読んだ専門書や詩集から喚起されたことや、日常生活の中でふと発見したことを含め、ふと湧いた疑問などを大切にして、それらをもとに詩作をしていく。


詩の創作(詩作)·絵画の創作(絵作)·音楽の創作(音作)の3つの創作活動を通じて日々を生きることによって、生の実感と充実感がまた増すような気がしている。フローニンゲン:2021/1/19(火)06:19


6572. 今朝方の夢


時刻は午前6時半に近づこうとしている。起床時に引き続き、雨がシトシトと降っている。今日はこうした雨とずっと寄り添っていくことになるだろう。


自分が雨に寄り添っているのか、それとも雨が自分に寄り添っているのか。はたまたその両者なのか。雨と自己との関係性を見つめ直す素晴らしい機会だ。


今朝方はいくつか夢を見ていた。雨音を聞きながら、それらの夢について覚えていることを書き留めておきたい。


夢の中で私は、大きなコンサートホールのような場所にいた。そこは元々コンサートができるような会場だったのだが、どういうわけか椅子が全部撤去され、体育館のようなフロアが広大に広がっていた。


私はそのフロアの壁際に立っていて、隣にはある日本人の知人がいた。その知人は共通の専門領域を持っていて、時折話をすることがある。


今日は、その分野に関する第一人者のアメリカ人の研究者がその場で講演会をすることになっていた。その研究者は思想家としての活動をこれまで長く行っていて、その仕事は世界でも高く評価されている。


今日は彼の話を聞けることが楽しみであり、実は今日のその場での講演会をもって、その研究者は第一線から身を引くことになっていた。おそらく引退後も個人的に探究は続けるのだろうが、表に出て話をするような機会はこれが最後とのことだった。そうした貴重な場にいられることの喜びを感じながら、その研究者の講演会がいざ始まった。


気がつくと、もう講演会は終わっていて、私の眼からは涙が滲み出していた。どうやら私は、その研修者の発表に心を打たれたらしい。


隣を見ると、普段涙など全く流しそうにない知人でさえも、目頭を熱くさせていた。知人と私は顔を見合わせ、その感激からか、思わず抱擁をし合った。


お互いの身体の内側を流れている感動の渦が、抱擁によって交わっていくのを感じていた。そのような夢の場面があった。


次の夢の場面では、私は東京の郊外の街を走る電車の中にいた。その電車は、23区の少し外にある西東京エリアを走っていた。


窓からの景色は、都心よりも幾分落ち着いていたが、住居や建物でぎゅうぎゅう詰めになっている景観は都心のそれとさほど変わらなかった。時刻は昼あたりであり、昼の太陽の光が優しく車内に降り注いでいた。乗客はあまりおらず、立っている人は1人もいなかった。


私は、太陽の優しい光が当たる席に座っていて、反対側の座席の窓から見える景色をぼんやりと眺めていた。すると私の横に、高校時代の同級生が現れた。彼女は当時あまり目立った存在ではなく、それほど話をしたことがなかったが、優しい性格の持ち主であることは知っていた。


彼女と久しぶりに再会し、そこから会話をし始めた。すると彼女は、最近絵を描いているとのことだったので、直近に描き上げた絵を見せてもらうことにした。


彼女が大きなスケッチブックを開くと、そこからなんと、額縁に入れられる前の原画が飛び出してきた。それは随分と大きな作品であり、濃淡のある美しい海を背景にして、大きなウミガメが可愛らしく描かれていた。


私は海の美しさとウミガメの愛らしさに魅せられて、しばらく言葉を発せずにじっとその絵画を眺めていた。ふと視線をスケッチブックの左の方に移すと、そこからまた絵が浮かび上がってきて、そちらも自然をモチーフにした素晴らしい作品だった。


いざ感想を述べようと思って口を開こうとしたら、突然私の体は電車の外にあって、宙に浮かんでいた。私は電車を追いかけるかのように線路沿いを飛んでいたのである。


ただし、それほど急いで飛んでいたわけではなく、少し昭和の雰囲気を残す街並みを堪能しながら、自分のペースで目的地に向かっていた。そのような夢を見た後に、最後に、小中高時代の親友(NK)と話をしている場面もあったことを覚えている。


今度フィンランドかどこかで一軒家を立てる際に、大工の彼にそれを依頼したらどれくらいの費用になるのかという見積もりの話をし、その他にはお互いの近況報告を含め、たわいのない話を楽しんでいた。フローニンゲン:2021/1/19(火)06:56

6573. ノーベル文学賞を受賞した詩人たち


時刻は午後8時を迎えようとしている。夕方ら強まって来た雨足は弱まり、先ほどまで小雨が降っていたが、今はもう雨が止んでいる。


今日は午後に、2ヶ月振りに髪を切りに美容室に足を運んだところ、またしても店が閉まっていた。一応今日からロックダウンが解除されたようなのだが、美容室などの接客業はもう少し店を閉じなければいけないようだった。


かかりつけの美容師のメルヴィンにテキストメッセージを送り、安否を確認したところ、彼は無事で何よりだったのだが、やはり経営が苦しいようだった。


おそらくオランダ政府も飲食店や接客サービス業については補償手当をしているはずであり、メルヴィンの店も今はそれでなんとか持ち堪えているようだった。政府の通達によると、もう数週間ほど店を開けてはならないとのことであり、早期の開店を祈るばかりだ。


今日は1日を通して、様々な詩人のドキュメンタリーを見ていた。中でも、1995年にノーベル文学賞を受賞した北アイルランドの詩人シェイマス·ヒーニー(1939-2013)のインタビュー形式のドキュメンタリーが印象に残っている。


彼の持つ知性や詩的感性に感銘を受けただけではなく、何よりも彼の人柄に心を打たれるものがあった。ヒーニーの笑顔がとても印象的で、そこから彼の詩の中に込められているであろう優しさを思った。


ヒーニーの詩集は昨日届けられたばかりだが、すぐにでも彼の詩集を読み進めていきたい。その他にも、1992年にノーベル文学賞を受賞したカリブ海諸国出身のデレック·ウォルコット(1930-2017)、2011年にノーベル文学賞を受賞したスウェーデンのトーマス·トランストロンメル(1931-2015)など、意識的にノーベル文学賞を受賞した詩人のドキュメンタリーを見ていた。


トランストロンメルは臨床心理士としての仕事にも従事していて、その仕事で培われた人間心理を見る眼のようなものが彼の詩に現れているのではないかと思った。トランストロンメルは、1990年に脳卒中で倒れ、言語障害と右半身不随を患ってからも詩作を続けた。


言語障害によってもはや言葉を一度に数単語しか発することしかできなくなり、自分の気持ちを表現するために、彼はピアノ演奏に力を入れ始めた。だが右半分の体が動かないこともあり、彼は残った左手だけでピアノの演奏を始める。


そんなトランストロンメルに対して、左手だけで演奏できるピアノ曲を献呈する作曲家も多くいて、トランストロンメルが左手だけでピアノを演奏しているシーンが心に残っている。


ノーベル文学賞を受賞したことのある詩人の詩にはどのような特徴があるのかを知りたいため、過去の受賞者のリストアップをして、彼らの作品をゆっくりと読み進めていこうと思う。フローニンゲン:2021/1/19(火)20:05

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