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6225-6226: アートの国オランダからの便り 2020年9月15日(火)

更新日:2020年9月18日


No.1386 組織の実践美学_Organizational Practical Aesthetics

本日の言葉

See through everything and be free, complete, luminous, at home and at ease. Surya Das

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本日生まれた8曲

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タイトル一覧

6225. 引っ越しに向けて/今朝方の夢

6226. 良き1日を振り返って


6225. 引っ越しに向けて/今朝方の夢

時刻は午前6時を迎えようとしている。今はまだ辺りは真っ暗である。


昨日に引き続き、今日もまた天気が良いようであり、日中にはなんと28度まで気温が上がるようだ。この時期のフローニンゲンにしては珍しく、暖かな1日になりそうだ。ここから1週間は晴れマークが続いており、秋晴れの日々となりそうで何よりだ。


昨日、引っ越しに向けて早速動き出した。1件ほど良さそうな物件があったので、その見学の問い合わせを不動産屋にした。


実際のところは、今の自宅に大きな不満があるわけではなく、来月の初旬には日本への一時帰国があるため、焦って物件を決める必要はない。ひょっとしたら時期的には、人が動く春の時期の方が良い物件が多く出てくるかもしれない。そうしたこともあり、物件を焦って決めるのではなく、今の自分が求める条件に本当に合致しているものを選ぶようにしたい。


物件との出会いも人との出会いと同じであり、何かしらのご縁がありそうな予感がある。今回見学を予定しているのは、近所のノーダープラントソン公園にほど近い場所であり、その物件であれば、毎日公園内を散歩することも手軽にできてしまう。とりあえず不動産屋からの返信を待って、物件見学の日を決めたい。


ここ最近は夢の世界が落ち着いていたが、今日はいくつかの夢を見た。最初の夢の中で私は、小中高時代の友人(SS)の家にいた。


なぜか私はパソコンを持参していて、彼と話をする前に、パソコンを立ち上げてメールをチェックした。すると、未読メールの表示が400件を超えており、とても驚いたが、実際に未読メールのボックスをクリックしてみると、実際には13件ほどの未読メールで安堵した。


すると、私の方に可愛らしい子犬が近寄って来た。どうやらそれは友人が飼っているものではないらしく、誰が飼っているものかと不思議に思っていたところ、見知らぬ男性が現れ、それはその人が飼っている犬らしかった。


次の夢の場面では、私は前職時代の女性の先輩ともう一人別の知人と一緒に、クルーズ旅行に出かけることになった。その旅行はその女性の先輩からの発案であり、何やらアイスランドかどこかの島に向かうようなものだった。とても楽しそうな計画だったので、私はその旅行に参加することにした。そこで夢の場面が変わった。


最後の夢の中で私は、実際に通っていた中学校の体育館の中にいた。そこで私は、小中学校時代の2人の友人(MS & MS)と、さらにはサッカーフランス代表のエースストライカーが5歳ぐらいに戻った小さな男の子と一緒にシュート練習をしていた。


彼ら3人ともバスケは初心者だったので、私の方でシュートの仕方を教えた。特に手のスナップの効かせ方のコツなどを実際にシュートを打ちながら教えた。


私たちの横では紅白戦が行われていて、シュート練習の合間合間にその様子を私は眺めていた。その紅白戦ではスリーポイントシュートがよく入っていて、ゴールに決まるごとに、ゴールに取り付けられていたタライに金貨が落ちる音が聞こえて来た。金貨がタライに落ちる様子を眺め、その音に思わず耳を傾けている自分がいた。フローニンゲン2020/9/15(火)06:08


6226. 良き1日を振り返って


時刻は午後7時半を迎えようとしている。今日も気がつけばこの時間になっていた。


今日は午後にオンラインミーティングがあり、そこで色々と嬉しいことが決まった。それは日本の一時帰国をより一層楽しみにしてくれるものである。


結局今日は夕方に街の中心部に買い物に行くことはなかった。明日もまた天気が良いようなので、買い物は明日に行くことにする。


今日は午前中に、エーリヒ·フロムの“Escape From Freedom”の再読を行っていた。今回の読書からも多くのことを得ることができていて、今再読の途中である。今夜はひょっとすると時間がないかもしれないので、続きは明日またゆっくりと読み進めようと思う。


フロムの指摘の中で印象に残っていることとしては、人間の生物学的な脆弱性が人間の文化の基礎条件になっているというものである。それは動物としての本能的なものであったり、人間固有の種々の欲望などを指している。それらが人間の文化の基礎的な条件になっているというのはうなづける。


一方で、文化の基礎はやはりそれだけではなく、人間の創造的な性質という肯定的な面もあるだろう。文化を構成するその2面性を見失ってはならず、そこでもまた対極を見るという発想が求められるだろうか。


それ以外の指摘としては、社会の中で円滑に機能することと個人が十全に発達することの間には大きな溝があるという指摘も印象に残っている。ここもまさに社会と人間発達の間に横たわる二律背反的な性質かと思う。


現代社会において、社会の中で円滑に機能することが強いられていて、それが個人の十全な発達を抑圧することにつながっているのではないかと思うことがよくある。本来は、個人と社会が共に発達を遂げていくというのが個と集合の相互発達的な互恵関係かと思うが、それが実現できていないのが現状だろう。


むしろ、社会の中で円滑に機能するためには、個人は十全に発達しない方が望ましいような状況が多々見える。個人の十全な発達を実現させる社会を到来させる前に、十全な発達を受け入れ、そして彼らが活躍できるような社会の器のようなものが必要に思えてくる。そう考えていると、現代はそうした社会的器が不在の時代なのかもしれない。


それでは今から少しばかりメールの返信をし、時間があれば読書をしたい。そして就寝前には少し絵を描き、明日に向けて心を落ち着かせ、就寝に向かいたいと思う。


今日は本当に良い1日だった。様々な縁が繋がり、それが色々な形で結実しようとしている。その流れに絶えず感謝しながら明日からもまた日々を生きていこう。フローニンゲン2020/9/15(火)19:33

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