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4780-4782:フローニンゲンからの便り 2019年8月2日(金)


タイトル一覧

4780. 今朝方の夢

4781. 充実感の大海に溶け出して

4782. 必要な油についての再考察

4780. 今朝方の夢

昨日は午前6時前に起床し、随分と遅い起床だったが、本日は4時半過ぎに起床した。やはりこのくらいの時間に起きるのがちょうどいい。もしくは、もう30分から1時間ぐらい早く起きるのが望ましいように思う。

実際に今朝は一度3時半過ぎに目覚めていたように思う。

今、空が徐々にダークブルーに変わり始めている。時刻は5時を過ぎ、小鳥たちの鳴き声が時々聞こえて来る。やはり季節の変わり目を迎えたのか、小鳥たちが鳴き声を上げ始める時間は遅くなった。

一日の活動を始める前に、まずは早朝の夢について振り返っておきたい。幾つか断片的な場面があったのを覚えている。

最初の夢の場面では、高校時代の友人(HH)と学校の教室で話をしていた。どうやら彼は女性関係に関する悪しき習慣を断ち切ろうとしているらしく、それについて私に相談を持ち掛けてきた。

話を聞くと、確かにそれは悪習だと思ったので、彼がそうした習慣を断ち切ろうとすることを後押しすることにした。そこからさらに悪習の背景などについて話を聞き、そうした習慣をいかに断ち切るかに関する道筋を一緒に探して行った。

彼は素直になんでも話をしてくれたためか、悪習を断ち切るための道筋は比較的速やかに明らかになり、具体的なアクションプランの策定も速やかに行われた。彼はそれを喜んでおり、早速アクションプランを実行に移してみるということだった。彼は嬉しそうに教室を飛び出して行き、教室に残っていた私は席に座ったまま、窓の外を眺めていた。

次の夢の場面では、小中高時代からの親友(NK)と一緒に、地元の町を散策していた。散策などしようがないほどに私たちはこの町で長く暮らしていたのだが、改めて町を散策してみることにした。

どうやら近々市のマラソン大会が開催されるようであり、私たちもそれに参加することになっていた。そのため、スタート地点とゴール地点を確認しておこうということになった。

スタート地点がある場所は、市民病院のすぐ近くである。市民病院の近くには、一風変わった医者が運営している小さな病院があり、友人と私はその先生と知り合いだった。

私たちは先生にちょっと挨拶でもしていこうかと思い、その小さな病院に向かった。近くの駐車場に車を止め、国道を渡り、いざ病院のある建物が見えてくると、突然雨が降り出した。それは、少々重たい雨であった。肉眼で見ればそれは無色透明の雨なのだが、私には黒い雨に思えた。

友人と私は急いで病院のある建物に入った。厳密にはこの建物は、その先生が運営する病院をメインにしているのではなく、経済的に恵まれない人や体が不自由な人が生活をする場所となっていた。

建物内に入ると、すぐに靴を脱ぎ、座敷部屋の横を通って、先生のいる部屋に行こうとした。すると、座敷部屋から二人ほどの若い女性が出てきた。

見ると、彼女たちの顔や頭には傷があった。二人は傷をあまり見られたくなかったのか、それを隠しながら私の横を通っていこうとした。その瞬間私はあることに気づいた。

「彼女たちは人間じゃない。宇宙人だ」そのような気づきを瞬時に得た。見かけは確かに人間なのだが、よくよく観察をしてみると、どうやら別の惑星からやってきた宇宙人だということがなんとなくわかった。

私はそれに特段驚くことなく、先生が待つ部屋に向かっていった。するとまたしても座敷部屋の奥の方の襖が開き、また数人ほど若い女性が出てきた。今度の女性たちはどうやら人間のようだった。彼女たちは、友人と私の横を何食わぬ顔で通っていき、出口の方へとすっと消えていった。

:「なんか不思議な建物やね」

友人:「そうやね」

:「先生がおるのはもうちょっと奥の方の部屋じゃったと思うけん、もう少し歩かんといけんよ」

友人:「了解。大丈夫よ」

先生は診察がない時は、いつも食堂のような場所でその建物で暮らす人たちと将棋か囲碁を打っている。今日もそこに先生がいるだろうと私は思った。

:「あっ、ここ、ここ。ようやく着いたわ。先生はおるかな?」

友人:「誰もおらんみたいやね」

友人がそのように述べると、通路の向こうから還暦を迎えるぐらいの年齢の男性が私たちに近づいてきた。その方は還暦を感じさせないほどに活力に満ち溢れており、ガタイも良かった。

年配男性:「どうしたん?今日は先生はおらんよ。診察日じゃないはずやけん」

:「そうでしたか。ありがとうございます」

どうやら先生は、今日は休みらしい。それを知った友人と私は、幾分鬱蒼とした雰囲気を持つこの建物の通路を引き返し、出口の方に向かっていった。フローニンゲン:2019/8/2(金)05:42

No.2420: Morning Drollery

The morning world shows a droll expression. Groningen, 06:46, Friday, 8/2/2019

No.2421: Sway on a Tranquil Morning

The self is swaying by the tranquility of the morning. Groningen, 07:14, Friday, 8/2/2019

4781. 充実感の大海に溶け出して

充実感のバトンが受け継がれる形で今日が始まった。ある充実感と別の充実感の連続的な流れの中で生活が進行していく。そこには一つの大きな充実感があり、その海の中には幾つもの異なる豊かな充実感が水流として流れている。

今日の充実感の水流はいかほどのものだろうか。自己が充実感の大海に溶け出し、自己が充実感として進行していく日々が続く。

欧州生活の4年目の生活が昨日より始まり、4年目の生活もまた充実感と共に進行していくだろう。今ふと気づいたが、欧州での生活は米国での生活とはやはり異なる充実感があり、欧州での暮らしが長くなればなるほどに、充実感が増していく。

欧州の土地が持つ深さがそれを可能たらしめているのだろうか。どうやらこの地には、今の自分ではまだまだ汲み取ることのできないものが無数に存在しており、その中から汲み取られたごくわずかな何かが自分を少しずつ深めていってくれているのだろう。

時刻は午前6時を迎えようとしている。辺りは随分と明るくなった。

今日も昨日と同様に、空には少々雲がある。いや、今この瞬間においては、空の大部分が雲に覆われている。

今の気温は15度と肌寒く、冬の時代と同じような格好で書斎の中にいる。ここから一週間は、最高気温が22度前後、最低気温が13度前後の日々が続く。

今日は午後より、オンラインゼミナールの第5回目のクラスがある。少しばかり勘違いをしていたが、毎週行われているこのゼミナールは、今日のクラスの後に休憩の一週間が挟まれるのではなく、それは次回のクラスの後であった。夏季休暇として一週間休みにしたのは、第6回目のクラスの後の週である。それをもう一度思い出しておこう。

今日の午後からのゼミナールに向けての準備はすでに完了している。どうやら今日も午後から雨が降るらしいので、昼前に近所の河川敷にジョギングに出かけたいと思う。そこで一度気分転換をし、少し仮眠を取った上でゼミナールに臨みたい。

今日のクラスでは、『インテグラル理論』の第5章を取り上げ、受講生各人のインテグラル理論の活用事例や、今後どのようにインテグラル理論を実践で活用していこうと考えているのかを共有してもらおうと思う。もちろん、それに付随して、インテグラル理論の応用に関する質問を受けたいと思う。

今日も充実した一日になることを予感させてくれる朝だ。フローニンゲン:2019/8/2(金)05:58

No.2422: Bursting Energy

I’m feeling that my energy is bursting in a pleasant way. Groningen, 08:34, Friday, 8/2/2019

No.2423: A Bathe of a Morning Spirit

A morning spirit is bathing. Groningen, 09:53, Friday, 8/2/2019

4782. 必要な油についての再考察

耳を澄ませば、取り巻く世界のささやきが聞こえて来るかのようだ。時刻は午後8時を迎えた。今、穏やかな夕日の光が地上に降り注いでいる。

気がつけば今日も終わりに近づいており、一日を振り返ってみると、今日もまたとても充実した一日であったように思う。

午後には、オンラインゼミナールの第5回目のクラスがあった。今日のクラスの冒頭では、とりわけ幾つか興味深い質問をいただき、自分自身に対する新たな気づきや発見があったことをここに書き留めておく。

それらの具体的な内容についてはここに書くことをしないが、他者との対話を通じてしか得られない気づきや観点があるということを改めて教えてくれる体験であったことだけを書き留めておく。

明日からは休日となり、フローニンゲンの街は今日よりもさらに落ち着きに溢れたものになるだろう。明日と明後日は天気が良いようなので、特に明後日は街の中心部のスーパーに行き、そこで必要な食材を購入したい。食材と言っても今必要なのは、有機豆腐と油ぐらいだろうか。

油に関しては継続して色々と調査を続けており、明後日はヘンプオイルを購入し、それをカカオドリンクに加えて飲むようにしたい。今はココナッツオイルを一日に一、二回ほどカカオドリンクに混ぜて摂取しているのだが、ココナッツオイルは基本的にオイルプリングのみに活用しようと思う。

ココナッツオイルを体内に取り入れることに関しては様々な見解や調査結果が出されており、ここも自分の身体を使った実験として、ココナッツオイルは基本的に口をゆすぐオイルプリングだけに活用して、ドリンクに混ぜて体内に取り入れることを控えてみようと思う。

その背景には、ココナッツオイルの性質によるものがある。端的には、ココナッツオイルが常温で固まってしまう点を考えてみたときに、身体の中に取り入れたときにも同様の凝固作用が生じ、それがあまり望ましくないことを引き起こすこともあるのではないかと思ったのである。

もちろん、良質なココナッツオイルには幾つか健康上好ましい成分が含まれているようであり、摂りすぎに注意すればいいのだと思うが、ここは実験的に、体内にココナッツオイルを取り入れることをしばらくの間やめてみようと思う。

私たちの細胞膜は油で構成されているために、どのような種類の油を取り入れるかは極めて重要になる。これまでもアマニ油やエゴマ油を毎朝摂取していたが、早朝以外の時間帯においてはそうした油を摂取することはなく、カカオドリンクなどを飲む際にはココナッツオイルを入れることがあった。それを今後はヘンプオイルに変えてみようと思ったのである。

この記事を書きながら、早速実験を始めるために、明後日にオーガニックスーパーに行くのではなく、明日の午後にでもジョギングを兼ねて店に立ち寄ろうと思う。フローニンゲン:2019/8/2(金)20:36

No.2424: An Emotional Line

An emotional line ramifies within me. Groningen, 11:23, Friday, 8/2/2019

No.2425: ?!?

It is definitely true that a sense of “?!?” could happen at a moment on a certain day in our life. Groningen, 15:25, Friday, 8/2/2019

No.2426: A Road without Answers

Even walking on a road without answers has no answers. Groningen, 16:04, Friday, 8/2/2019

No.2427: A Whisper of the World

When we listen carefully, we can hear a whisper of the world. Groningen, 16:44, Friday, 8/2/2019

8月2日(金)に生まれた曲

本日の曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

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