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3857. 今朝方の不思議な夢


時刻は午前七時を迎えた。空がダークブルーに変わり始め、目の前の通りを車が走り去る音が聞こえて来る。

週も半ばを迎え、今日から水曜日だ。いつの間にやら新たな週が始まり、いつの間にやら週が半ばを迎えていることを驚く。

日々が水のごとく流れていく。流れる先はまだ見えないが、必ずどこかに向かって流れていることがわかる。早朝にそのようなことを考える。

いつものように、まずは今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、比較的立派な野球場にいた。

場所はおそらく地元のどこかだろう。というのも、これから地元の高校が甲子園の出場を目指して野球の試合をすることになっていたからだ。

試合の当日は晴れ模様であり、試合を観戦するにはもってこいの日であった。地元の高校が試合をするに際して、それは後輩たちが試合に出場するのではなく、どうやら同じ学年の野球部のメンバーが試合に出場するようだった。

私はとりあえず、スタンドで自分の席を確保することにした。同じ学年の野球部が試合に出るだけあって、スタンドは当時の高校時代の友人たちで溢れかえっていた。

とりあえず席を見つけ、私は飲み物でも買いに行こうと思った。スタジアム内の売店で飲み物を購入してスタンドに戻ってくると、やたらと盛り上がっている。

「もう試合が始まったのかな?」と思いながら、自分の席に戻ってみると、なんとそこでは野球ではなく、サッカーの試合が行われていた。しかも、高校時代のサッカー部のメンバーが試合を行っていたのである。

どうもそれは大切な試合のようであり、試合に出場している選手たちの表情は真剣であった。電光掲示板を見ると、得点は「10-17」と表示されており、うちの高校が勝っているようだった。

私はその表示を見たときに、「サッカーにしてはやたらと点が入っているな」と思った。私はその試合のほとんどを見過ごしていたため、隣にいた友人に試合の展開について尋ねようとした。

すると、電光掲示板の表示が変わっており、「17-17」になっていた。私が左を向いた瞬間に、時間が一気に進んでいたようであり、いつの間にか相手チームに追いつかれていた。

時がそのように素早く流れたことに対して私は違和感を持ったが、そこからは私も応援に加わった。今目の前では、確かにリアルタイムで試合が行われているのだが、私の目には、どうも試合のハイライトに見えた。

こちらのチームのディフェンダー(高校時代の友人TS)が左サイドの選手(小中高時代の友人TK)に正確で見事なロングフィードを送り、それをその選手が巧みにトラップし、クロスを上げるかと思いきや、中盤の真ん中の選手がペナルティーエリアのボックスの角に絶妙なポジションを取っており、左サイドの選手はその選手に折り返しのパスをグラウンダーで送った。

それを受けて、その選手は反対サイドのゴールに向かって、巻くようなシュートを放った。相手のキーパーは、そのシュートに反応をしたが、飛びつくタイミングを誤り、ワンバウンドしたシュートがゴールの隅に決まった。

そのような光景をスタンドで見ていたが、それはこちらのチームの17点目であることを知った。やはり、目の前の試合は、先ほどまでのハイライトだったのだ。

それに気づいた時、私はスタジアムの通路に立っていた。そこでは、なぜだか多くの高校生たちが、熱心に油絵を描いていた。

彼らの絵は、まだそれほどに高度な技術と思想が体現されているわけではなかったが、一つ一つの絵には、彼らの魂のようなものが込められていることは確かであった。私は一つ一つの絵を眺めながら、ある男子学生に声をかけ、隣の絵と彼の絵について話を伺ってみた。

彼の隣には、ちょうど席を外しているのか、絵を描いた本人はおらず、私はその絵が素晴らしいと思っていた。隣にいた男子学生もその作品を素晴らしいと述べており、それを描いた人物について、そしてその絵について話をしてくれた。

その後は、少しばかり彼の絵についても話を伺い、私はその場を離れた。するとそこで、偶然にも、小中高時代の親友(HO)と出会い、彼も絵を描いているからそれを見に来て欲しいとのことであった。

彼は嬉しそうにそのように述べ、自分の絵の続きを描くために、足早にその場を去っていった。今朝方はそのような夢を見ていた。

野球の観戦からサッカーの観戦に変化していたことも驚いたが、何よりも、サッカーにしてはやたらと得点が入っていたこと、そして、私が左にいた友人の方を向いた瞬間に、時間が一気に流れ、そこからは試合のハイライトを見ているような感覚になったことが不思議である。

また、夢の最後に現れた親友は、自分の絵を見に来て欲しいと述べていたが、彼は決して画家ではない。そういえば、今から数ヶ月前に、彼が夢に出てきて、私に対して同じように、「自分の絵を見て欲しい」と述べていたことを思い出す。

彼はもうこの世にはいないのだが、絵を通して、彼は一体何を私に伝えようとしているのだろうか。フローニンゲン:2019/2/20(水)07:35

No.1701: A Winter Labyrinth

Recent several days have been warm.

I hope that winter would not get lost. Groningen, 21:07, Wednesday, 2/20/2019

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