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3716. ジャズ音楽への関心と今朝方の最後の夢


時刻は午前七時を迎えた。ここ最近は、日の出の時間が早くなったため、あと一時間ほどすれば日の出を拝むことができるだろう。

今、食卓の窓から満月が見える。書斎の机から見て、右斜め上空に浮かぶ、淡い光を発する美しい満月を眺めている。

こうした月の光も、実際は太陽の光の反射であることを考えると、まだ太陽は見えないのに、月の光を通じて太陽の存在を想起できていることが面白い。早く太陽の姿を見たいという早る気持ちを抑えながら、ゆっくりと本日の活動に入っていきたい。

昨夜は、少しばかり教会旋法に関する書籍を読んでいた。厳密には、音楽理論の書籍を紐解き、その中の教会旋法に関する箇所を読んでいた。

すると、先日私が教会旋法を活用して作ったと思っていた曲は、正しく教会旋法を活用できていたわけではなかったことに気づいた。実際のところは、かなり間違った使い方をしており、結局それは教会旋法を活用したというよりも、あまり見かけないコード進行を適用しただけにすぎないことがわかった。

今日は、改めてその書籍に記載されている事柄を読み、その後、教会旋法を活用した作曲実践をしたいと思う。昨日の日記に書き留めたように、課題意識を明確にしてから読書をすることほど多くのことが得られることはない。

教会旋法を活用してメロディーを作る際には、できるだけ避けるべき音——ないしは前後の工夫を凝らして活用する音——があるため、それがどの音かを、手持ちの音楽理論のテキストに書き込んでおきたいと思う。そうすれば、今後どのような調で教会旋法を活用する際にも、その箇所を参照すれば良いことになる。

今はクラシック音楽の理論を学んでいるが、いずれはジャズ音楽の理論についても学んでいきたいと思っている。ラヴェルやガーシュウィンもジャズの要素を積極的に取り入れて作曲を行っていた。

ジャズの理論を学ぶことによって、自分の作曲の幅が広がるだろう。近々、街の楽譜専門店に足を運んだ際には、ジャズピアノに関する楽譜を何か購入してみようと思う。

もちろん、今はクラシック音楽の理論を学ぶことが先決だが、近い将来にジャズ音楽も学ぶことも視野に入れて、今のうちから少しずつ、研究材料としてジャズピアノに関する楽譜を購入していこうと思う。

そのようなことを考えていると、今朝方の夢の続きについて思い出した。夢の中で私は、日本の旅館街にいた。

どうやら私は海外からその地に訪れているようであったが、フライトの疲れなどは一切なく、むしろこれから日本に滞在することを楽しみにしているようであった。私は、背景に雪の積もった山を眺められる旅館に宿泊することになっていた。

どうやら私は以前ここを訪れたことがあるらしい。というのも、隣にいた知人の方に、過去に宿泊していなければわからないであろう旅館の仕組みについて色々と解説をしていたからである。

その旅館は複数の棟を持っており、各棟が一階の通路で繋がっている仕組みになっていた。そのため、食堂がある場所へ行く際に、いちいち棟の外に出る必要がなく、仮に雨が降っていても濡れることなく、一階の通路を通っていくことができる。そのような説明を隣にいた知人の方にしていた。

旅館の受付に到着し、そこでチェックインを済ませた私たちは、早速食堂に行き、そこで昼食を摂ることにした。見るとそこには、すでに多くの人が集まっており、皆和気藹々と昼食を食べていた。

中には、私と同じように、海外からこの旅館に来た人もいるようで、フライトの疲れからか、食堂でご飯を食べた後にテーブルの上で寝ている人の姿をちらほら見かけた。

席を確保し、いざ料理を取りに行こうとすると、近くのテーブルの上に置かれていた大量の寿司が目に止まった。どうやらそれは、本格的な料理を注文するほどお腹の空いていない人が、話をしながらつまむために置かれているようだった。

寿司が並べられた器に、そのようなことを示す札が立てかけられていた。その札の文言を改めて読んだ時、夢から覚めた。

ふと顔を上げると、先ほどまで見えていた月がもう見えなくなっていた。

月が動いている。地球も動いている。しかもそれは、私が気がつかないほどゆっくりと着実に。フローニンゲン:2019/1/22(火)07:49

No.1599: A Flicker of Smoke of a Chimney

I can see smoke arose from a chimney that is flickering. Groningen, 11:29, Wednesday, 1/23/2019

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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