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3672. 1セント足りない夢など


雨脚が少し弱くなり、窓ガラスに打ち付けるような音がほとんど聞こえなくなった。その代わりに、窓ガラスを滴る雨滴が見るようになった。

今、一日分のコーヒーを作っている。今日も午前と午後に一杯ずつのコーヒーを飲みながら、自分の取り組みに従事していこうと思う。

昨日に引き続き、辻邦生先生の日記を読んだり、12音技法に関する専門書を読んでいこう。夜には、気になった画集を手にとって、それを眺めることをしたい。絶えず芸術に触れながら、自己を育んでいくことを継続していきたい。

今朝方見ていた夢の続きについて、今改めて振り返っている。夢の中で私は、見知らぬ駅の中にいた。

その駅は比較的モダンな造りになっていて、どうやらその駅はアメリカにあるようだった。これから私は友人とどこかに向かうことになっていた。

その友人は、駅のプラットホームで待っており、私はこれから切符を買って、プラットホームに向かおうとしていた。切符売り場に到着し、いざ切符を購入しようとしたところ、手元には小銭がほとんどないことに気づいた。見ると、お札に関しては一枚も入っていなかった。

チケットの代金は4ドルなのだが、私の手元にある小銭を絞り出してみると、なんと1セント足りなかった。「これは困ったぞ・・・」と私は思った。

そこで誰か近くにいる人に1セントを恵んでもらおうと思い、後ろを振り返った。するとそこには、三人の若い中国人か韓国人がいて、彼らに“Excuse me”と話しかけたところ、私がまだ次の言葉を何も言っていないのに、三人は首を横に振り、“No”の意思表示をした。

これは他の人に声をかけても無理かもしれない、と思っていたところ、切符売り場の近くにあった無料雑誌置き場のボックスの上に、1セントが置かれているのに気づいた。私はその偶然に感謝をし、1セントと手持ちの3.9ドルで発行した切符を持って、急いでプラットホームの方に向かった。

そのプラットホームは地下にあり、私は傾斜の緩やかな坂道を急いで降りて行き、なんとかプラットホームに到着した。するとそこには、大きなスーツケース一個と、私の小さなスーツケースを持っていた友人が待っていた。

「待たせてごめん」と私は早口で述べ、ちょうど到着していた列車に二人で急いで乗り込んだ。そこで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、サッカーの大人の日本代表のメンバーと、小学生ぐらいの日本代表の少年たちが、二つの列を作って対面になって語り合っている光景を目撃した。というよりも、私自身が少年側の列の一番端に並んでおり、日本代表の選手たちと少年たちと和気藹々と話をしていた。

少年たちは皆立っていたのだが、私はなぜだか、膝をついており、隣の少年と私の目線の高さは同じぐらいだった。そこで私が膝をつくのをやめ、すっと立ち上がると、隣にいた少年はびっくりしたようだった。

というのも、彼は私と同じぐらいの身長だと思っていたようだったからだ。立ち上がってみると、少年の中には大きな子もいたが、基本的に皆小さく思えた。

列の右端から真ん中の方に移動していくと、そこで一人の代表選手から、「あれっ、加藤さん、随分と脚が細くなりましたね。それじゃあダメですよ」と笑いながら言われた。それに対して私は、「いえ、今はオフシーズンですから」と笑いながら答えた。

実際には、その時はオフシーズンではなく、国際大会に出場している真っ最中だったのが、私はそのように冗談を述べた。そこでふと、先ほどから自分は何か口に含んでいることに気づいた。

それは噛み切れない食べ物のようであり、私はトイレに行ってそれを吐き出そうとした。ちょうど私たちが並んでいる場所の近くにトイレがあり、そこに行くと、そこはとても汚いトイレだった。

とりあえず、今噛んでいるものを吐き出そうと思って個室のドアを開け、トイレットペーパーを引き出していると、そのトイレットペーパーも汚いことがわかり、そこで夢の場面が変わった。

最後に見た夢はとても短い。私はある著名な日本人の学者の方と一緒にリゾート地にいて、二人で会話をしていた。

その学者の方は、原発の問題を指摘しており、実はこのリゾート地も放射線にさらされるリスクがあるということを私に説明してくれていた。その学者の方は、放射線のリスクに関して随分と力説をしてくださり、説明がすべて終わったところで遠くの空を眺めると、そこには赤紫色の美しい夕焼けが広がっていた。フローニンゲン:2019/1/13(日)07:45

No.1569: A Beat in the Early Morning

The beat of my heart resonates with that of the earth.

Although a strong wind is blowing outside, it does not excel the strength of the two beats. Groningen, 08:17, Monday, 1/14/2019

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