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3671. 大海原を漂うボートと無人島に流れ着く夢


時刻は午前七時に近づきつつある。起床直後から雨音が聞こえており、今も雨が降り続けている。今日は夕方まで雨が降り続けるようだ。

窓ガラスに打ち付ける雨の音を聞きながら始まる日曜日の朝。幸いにも、昨日の段階で、監訳書に寄せる文章のドラフトが完成したため、今日は文章を執筆する仕事はない。

一方で、昼食後に協働者の方とオンラインミ

ーティングが一件ほど入っている。その他には特に仕事はないので、今日も探究活動と創造活動の双方に十分な時間を充てていこうと思う。

雨音を聞きながら、今朝方の夢について少しばかり思い出している。夢の中で私は、大海原を漂うボートの上にいた。周りは見渡す限り海であり、陸地などは一切見えない。

ボートの上には、私以外に四人ほどのアメリカ人が乗っていた。一人は女性、残り三人は男性だった。全員年がバラバラであり、私たちがなぜこの一台のボートに乗り合わせているのかは不明だった。

私たちはしばらく、雑談をしながら海の航海を楽しんでいた。しかし、突然天気が変わり、激しい嵐がやってきた。

乗っているボートは、どこにでもあるような、本当に普通のボートであり、嵐の強さによっては転覆してしまう恐れがあった。そして案の定、嵐が強まった時に、ボートは転覆してしまった。

私たちは大海原に投げ出されてしまったのだが、不思議と嵐が止んだ。私たち五人は、投げ出された場所からボートに向かって泳いで行こうとした。

すると突然、巨大なサメの背びれが見えた。後ろから迫ってくるサメに、私たちは恐怖を感じていた。

だが、メンバーのうちの唯一の女性は冷静であり、かつたくましく、「サメを撃退する術を知っているから大丈夫だ」と私たちに声をかけた。どうやらサメが嫌がる臭いを発するものをポケットに携帯していたらしく、それを海中に沈め、さらには私たち五人が輪になっている円周の周りに振りかけて行った。

すると、それは白い煙のようなものを立て始めた。サメがいよいよこちらに迫ってきた瞬間に、サメはピタリと動きを止めた。どうやらその女性がまいたものは効き目があったようだ。

ボートまであと少しとなったところで、一人の男性が衰弱のためか溺れそうになったが、隣にいた男性が溺れそうな男性の体をなんとか海中から引き上げ、二人は肩を組みながらボートの方に向かっていった。

その間にも、サメはずっと私たちの周りにいて、一人でも溺れて海中に沈んでいったら襲うような気配を見せていた。

しかしそれも杞憂に終わり、私たち全員は、なんとかボートの上に引き上げることができた。全員がボートの上に戻ってきた時、これ以上にないほどの安堵感が漂った。

すると、空は晴れ渡り、私たちは気がつけば、無人島に流れ着いていた。

無人島の浜にボートが流れ着き、私たちは助けを待つために、しばらくこの島で生き抜いていくことになった。見ると、一人の男性が砂浜で山を作って遊んでいる。その脇に、なぜだかジュースの販売機があった。

それは缶ジュースが出てくるようなマシーンではなく、ボタンを押すとジュースが流れ出てくるようなマシーンであった。その男性は、砂浜で山を作っている間に、マシーンに残っていたオレンジジュースを絞り出しているようだった。

地中にストローのようなものが埋め込まれており、ストローの先が地面に置かれたコップの上に来るようになっており、海水がこしとられたものがコップの中に滴り落ちるような仕組みになっていた。見ると、随分とオレンジジュースがたまっており、私の左横にいた女性と私は、そのオレンジジュースを飲んでみることにした。

すると、それは非常に美味しいオレンジジュースであり、私たちの体を潤すかのようであった。オレンジジュースを絞り出す注ぎ口の左横には、別の種類のオレンジジュースを絞り出すことができるようだったが、そちらは使われていなかった。

オレンジジュースを飲むことによって随分と気力が溢れてきたような感覚になったところで、夢の場面が変わった。フローニンゲン:2019/1/13(日)07:13

No.1568: A Knock of Darkness

I can hear a wind like a rumbling of the earth.

It is knocking at tomorrow. Groningen, 20:48, Sunday, 1/13/2019

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