時刻は午前七時を迎えようとしている。辺りは闇に包まれており、とても静かだ。
今朝方の夢について先ほど書き留めていたが、実際にはその他にもあと一つ二つほど夢を見ていたように思う。それらの夢については残念ながらもう記憶にない。
また、先ほど書き留めた夢に関しても、もう少し細かな描写があったように思う。確か、カフェの中で友人と話をしている時に、哲学者のザカリー・スタインがやってきて、私たちに話しかけたのを覚えている。
彼も精神薬理学や人間の意識について造詣が深いため、マリファナを吸って浮遊感を漂わせている私の友人を見て、「やれやれ」といった表情を見せ、彼に笑顔で何か助言をしていたのを覚えている。また、カフェの中で、アフリカ系アメリカ人の親子と立ち話をしていたのも覚えている。
その親子は母と女の子であり、私はその子の母と気さくに何かを話していた。友人が去った後に、カフェでもう一杯アイスコーヒーを飲むことにした私は、その後、カフェを後にしようと思った時に、そのカフェが突然エレベーターに変わったのを今思い出した。
そのエレベーターの中には、見知らぬ日本人が三名ほどいた。私はエレベーターの右側に立っており、壁の押しボタンの近くにいた。あとの三名は全員左側に立っている。
私たちはどうやら下の階に行こうとしているらしく、私がエレベーターに乗った瞬間には上に行く表示が出ており、このエレベーターに乗って大丈夫だろうか?と一瞬思ったが、私が乗った瞬間に表示が下行きになった。そこでその三名が乗り込んできた、というのが事の始まりである。
私は彼ら三人に、「このエレベーターは下に行きますが大丈夫ですか?」と確認した。すると彼らは、「大丈夫です」と述べた。
エレベーターのドアを閉めて下に行こうとした瞬間に、一人の男性がエレベーターの前に現れたため、慌てて「開く」のボタンを押して、その方をエレベーターに乗せた。その方は息を切らせながら、「ありがとうございます」と私たちにお礼を述べた。
エレベーターのボタンを再び閉めようとすると、実はこのエレベーターは不思議な作りになっていることに気づいた。どうやら目の前の空間そのものも上下動するらしく、その先の空間も同様に上下動するようになっていた。
つまり、目の前の空間がエレベーターのボックスのように仕切られており、それが向こう側にいくつも連なっており、さらにはそれら全てが連動した動きをするようになっていた。しかも、それら全てを一括してコントロールすることができるのは、私の右横の壁に設置されているボタンだった。
一人の男性が慌ててこのエレベーターに乗ってきた後に、ドアを閉めたところ、同じような形で二人の男性がこのエレベーターに乗ろうとしている姿が見えた。すると、最初からこのエレベーターに乗っていた三人のうち、一人の女性が「またですか」というような表情を浮かべていた。
私は、エレベーターに乗せるのは今回の二人で最後にしようと思った。二人をエレベーターに乗せると、彼らもまた息切れをしながら、私たちにお礼を述べた。
いざ下の階に向けてドアを閉めると、またしても遠くから何人かの人たちが走ってこちらのエレベーターに向かってきたが、もうドアをほぼ閉めてしまっていたこともあり、私たちはそのまま下に向かっていった。
彼らも乗せてあげたかったが、このエレベーターに乗らずとも、彼らがいた空間もまた下に移動するのだから問題ないだろう、と自分を納得させたところで夢から覚めた。フローニンゲン:2018/12/26(水)07:16
No.1515: A Relaxing Morning
I was thinking about the importance of living in a relaxing way.
I determined to spend everyday in a relaxed atmosphere. Groningen, 11:11, Thursday, 12/27/2018