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3566. 二つの不思議な夢


今朝はゆっくりと七時に起床し、七時半を過ぎた頃に一日の活動を始めた。辺りは闇に包まれているが、時折聞こえてくる小鳥の鳴き声がとても優しく響き渡っている。その鳴き声にどこか大きな安堵感を覚える。

今この瞬間は雨が降っていないが、どうやら午後から夜にかけて雨が降るらしい。最高気温・最低気温ともに、この時期のフローニンゲンしてはやはり低くないままなのだが、少しずつ芯から冷えるような寒さを感じることが多くなった。

昨夜からは、再び湯たんぽを使い始めた。不思議なことに、今から三週間前、ないしは一ヶ月ぐらい前に今よりも寒い日々が続いており、その時に湯たんぽを使いながら寝ていた。

そこから再び寒さをそれほど感じない日々がやってきて、今再び寒さを感じる日々がやってきたようだ。今日も湯たんぽを使ってお腹と足先を暖めながら就寝しようと思う。

起床して間もないというのに、今日の夜の就寝の仕方について書き留めるのは少し滑稽かもしれないが、自分の内側に言葉の形として現れたものを逐一書き留めておくことは自分にとって大切だ。

今朝方もいくつかの興味深い夢を見ていた。夢の中で私は、大学一年生の時のクラスメートと話をしていた。

どこで彼と話をしていたのかは定かではない。強いて述べるならば、それは私が訪れたことのないような場所だった。大きなガラス窓が目の前にあり、私たちはガラス窓に向かって椅子に腰掛けた。

大学時代の友人:「うちの高校の先生がさ、百万人に一人の能力を持ってるんだけど、その動画見た?」

:「えっ、なんの動画?」

大学時代の友人:「ほら、このあいだ自分のフェイスブックページでシェアしたやつだよ」

:「ごめん、もうフェイスブックは使ってないんだ。他の手段でその動画見れない?」

大学時代の友人:「そうかぁ、フェイスブック使ってないんだぁ。じゃあ、友人の女性がその先生の功績を解説している短い動画があるから、それをここで見てみよう。その後にすぐ、先生の動画が出てくると思う」

友人はそのように述べ、まずは彼の友人がその先生の功績について解説した短い動画を見た。しかしそれを見ても、その先生の持つ特殊な能力の凄さがいまいちわからなかった。

動画が終わると、関連動画表示された。友人曰く、すぐにその先生の動画が表示されるとのことだったが、すぐには出てこなかった。それどころか、私たちは一番下の動画まで遡ってみたが、結局それらしき動画はなかった。

一度間違って再生してしまった動画は、その先生と似た様な名前の研究者が、深海研究をしている様子を特集していた。

大学時代の友人:「いや〜、こういう研究じゃないんだよね、うちの先生がやっていたのは。宇宙空間で画期的な研究を行ったんだけどなぁ」

その様に友人が述べると、私は宇宙に対して意識が向かい、宇宙が動いている様子がありありと知覚された。もはや友人の声は聞こえなくなり、私の意識は完全に宇宙と一体化しているようだった。

そこで夢の場面が変わった。次の夢の場面では、私は薄暗く、そして小さなセミナールームにいた。

そこでは何やら大学院レベルの数学か物理のレクチャーが行われることになっており、そのレクチャーを務めるのは若い名物教授だった。そのセミナールームには机はなく、椅子だけが密集して綺麗に並べられていた。およそ、10人×5列分の椅子がそこにあった。

私は最前列の左端の椅子に腰掛けた。ふと黒板に目をやると、前のレクチャーの内容がそのまま残っていた。

私は黒板を綺麗にしようと思ったが、すぐにその若い名物教授が部屋に入ってきた。彼は私の目の前にあった荷物置きに自分のカバンを置いた。

彼は教授としては若かったが、私よりも年齢は10ぐらい上のように思えた。彼の顔を眺めると、目の周りがとても乾燥している。目の周りの様子から、彼がアトピー性皮膚炎を患っていることがわかった。

レクチャーが始まると、その教授はフランクな形で小噺を始めた。その小噺は意外に面白く、その場は笑いに包まれることが何度もあった。

小噺が佳境を迎えるあたりに、一度大きな笑いが部屋中に起こる瞬間があった。すると、私の後ろの席に座っていた人が私の背中をつついてきた。

振り返ると、そこには華奢な若いアジア系の女性が座っていて、彼女が私に話しかけてきた。彼女の英語は流暢であったから、彼女が話し始めた途端に、アジア系アメリカ人かと思った。

部屋中が笑いに包まれていたため、私は耳をそばだてて、彼女が私に語りかけてくる内容に意識を集中させた。

華奢なアジア系の女性:「あなたこの間、ロンドンの街で風船を飛ばしていたでしょ?私もあの場所にいたのよ」

:「ロンドンの街で風船?あぁ、確かに先日ロンドンにいた時に、街のイベントには参加してたなぁ。あなたもあの場所にいたの?」

私がそのように述べると、部屋が再度大きな笑いに包まれた。気がつくとレクチャーは終わっており、私はもう部屋の外にいた。

後ろの席の女性が述べていたように、確かに私は先日ロンドンの街にいて、無数の風船が空に飛んでいく様子を眺めていたのは確かだ。だが、私はそれを眺めていただけであって、自分で風船を飛ばしたわけではないことを思い出していたところで、夢の場面が変わった。フローニンゲン:2018/12/23(日)08:17

No.1505: A Flash of Time

I’ll go to bed early today to prepare for tomorrow.

I plan to read the chapter nine in “A Guid to Musical Analysis (1987)” tomorrow. Groningen, 21:27, Sunday, 12/23/2018

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