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3565. 本日を終えるにあたって


時刻は午後の七時半を迎えた。土曜日が、今終わりに向かって静かに動いている。

今日は一日中雨が降っていた。そうした中にあって、不思議な安らぎを感じ続けている自分がいた。今もそうした安らぎの感覚を持ち続けている。

今日は作曲実践を旺盛に行い、教育哲学に関する探究を行った。書斎の机の右隅には、あと二冊ほど未読の書籍が置かれており、明日と明後日にかけてそれら二冊を読んでいきたいと思う。

それらを読んだ後には、ゴッホの手紙を読んでいくことにしたい。新しい書籍を購入することを控えようと思っていたが、それでも近々、以前ホウマン・ハロウニィ博士から教えていただいた哲学書を購入しようと考えている。購入する書籍は、ハンナ・アレントやハーバート・マクルーゼの哲学書が中心になるだろう。

今日はこれから本日四度目の作曲実践を行う。曲を作りながら理論を学び、理論を学びながら曲を作る。それを徹底していく。

本日最後の作曲実践が終われば、そこからさらに就寝までの時間を使って作曲理論の学習をしていく。まとめノートの再読が終わりに差し掛かっており、明日からは転調の技術を優先して復習したい。

転調技術の幅を広げるためには、服属7とサブドミナントマイナーに関する復習が必要だろう。そう考えると、まずはそれらの二つの項目をもう一度読み直し、その後に転調について復習する。

それと無調の曲の作り方についても復習し、明日か明後日には初めての試みとなるが、無調の短い曲を作ってみたい。

本日はエリオット・アイスナーの書籍を通じて、芸術教育についてまた新たな観点をいくつか得ていた。音楽にせよ、絵画にせよ、芸術作品に触れることは、その作品が開示する世界のある側面に触れることを意味している。

芸術作品が開示する世界は、科学教育や言語教育などによっては開示されえない世界であるがゆえに、そこに芸術教育の大きな意義の一つがあるように思う。芸術教育を通じて涵養されるのは、美的リテラシーと呼ばれるような独特の感性及び能力だと言えるかもしれない。

それを育み、芸術作品が開示してくれるリアリティの多様な側面を把握していくことは、発達上大きな意味を持つだろう。

明日も芸術教育に関する探究を行い、また新たな気づきや発見を得て、自らの考えを深めていきたい。フローニンゲン:2018/12/22(土)19:56

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