今日はこれからバルトークの曲を参考にして作曲実践を行おうと思う。ここ最近は、作曲理論のまとめノートを作ることに集中していたため、一日に二曲作ることで精一杯であった。
しかし今日からは少なくとも毎日三曲ほど作っていきたいと思う。もちろん、作成したまとめノートを何度も読み返すことを最優先にするが、作曲実践を以前の時の量と同じぐらいにしたいと思う。
とにかく毎回の作曲で様々な実験を試みるため、作曲実践が一つの実験工房のような場として機能しているようにすら思える。
これからは、発達科学や美学や哲学などの知見を曲の中に活かしていくことを強く意識したい。そうすれば、日々の探究活動と創造活動が完全に一体のものとなるだろう。
それらが分化している現時点においては、まだ道半ばであることを自覚しておく必要がある。これから少しずつ、毎日の探究活動が創造活動に影響を与え、逆に創造活動が探究活動に影響を与えるようになってくるだろう。
両者の垣根は徐々に消えていき、いつかそれらが統合される日が来ることを願う。
明日からは、ジョン・デューイやエリオット・アイスナーなどの教育哲学書の書籍を読み進めていくが、それらに加えて、ゴッホの手紙も読み進めていきたい。全集に収められた手紙をまだ全て読んでおらず、この冬はそれらをゆっくりと読み進めていきたいと思う。
ゴッホは、基本的に独学で絵画の製作法を学んだ。そうしたゴッホを規範としたい。
ゴッホの手紙を今年の冬から読み進めていけば、知らぬ間に春がやってくるだろう。
近い将来、日記を執筆する以上に毎日曲を生み出している自分が存在しているかもしれない。むしろ、そうした日々がやってきてほしいと思う。
言葉を超越した世界の中にある自己を見出し、それが生み出す光や闇などの諸々の感覚を曲として形に残しておきたい。とにかく形にし続けていくこと。
形にする行為から新たなことを学び、形になったものからも新たなことを学んでいく。形を生み出し続けることと、学び続けること。それらは不可分のものであり、同時にそれらは自分の人生にとって不可欠のものである。
時刻は午後八時を迎えようとしている。今日は夕方に少しの間だけ夕日が見えた。
わずかの時間ではあったが、太陽の光を見ることができてとても暖かい気持ちになった。
多くの闇と少しの光。冬の時代はわずかな光がとても貴重であり、それが日々の生活に大きな希望をもたらしてくれる。フローニンゲン:2018/12/18(火)19:53