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3532. 夢の意識と今朝方の最後の夢について


先ほどの日記を書き留めてから時間がさほど経っておらず、引き続き、辺りは闇に包まれている。小鳥の鳴き声も聞こえず、暗闇の中に灯る街灯と、街灯に照らされた通りの雪だけがはっきりと見える。

一日の始まりをそれほど感じられない外側の景色を眺めながら、今日が充実した一日になるであろうことを確信している自分がいる。

今日は引き続き、来月末に出版される『リーダーシップに出会う瞬間』の再校のレビューをしておこうと思う。数箇所ほど協働執筆者の方に確認しておく事項が見つかったので、それについては今日の夜にでもメールをしておこうと思う。

原稿のレビューに加えて、今日も作曲理論の学習と作曲実践を行っていく。作曲理論の学習に関しては、テキストのまとめノートの作成が佳境に入り、いよいよそれが完成する。

ひとたびノートが完成すれば、そこからは自分のまとめノートを何回も繰り返し読み込んでいく。その際には、ノートに記載されている事柄を全て記憶し、しかもそれが身体知として実践に活用できるぐらいに自分のものにしていく。

おそらく、三回か四回ぐらいまずはこのノートを集中的に読み返すことになるだろう。来週中にはまとめノートが完成する予定であり、それをもって英語の文献を読むことを再開したい。

まとめノートを作成するために相当な時間を充てているが、それが完成すれば、そのまとめノートを読み返す時間だけではなく、英語の書籍や論文を読んでいく時間も十分に取れるだろう。再び英語空間に戻れることを嬉しく思う。

今朝方の夢の中でも、特にジョン・エフ・ケネディ大学時代の友人と再会した時には、嬉しさのあまりか随分と英語で会話をしていたように思う。夢の中の自分はどこか英語を話すことを欲していたような様子があり、それはもしかすると、顕在意識下の自分に影響を与えているように思う。

来週からは、再び芸術教育哲学に関する文献を読んでいこうと思う。ここ一、二週間、英語の文献から離れていたこともあり、それは良い休暇の期間になったのではないかと思う。

あえて余白を作り、再び探究対象に戻った時には、これまで以上にその対象の深くに入っていくことができるだろう。

それにしても、ここ最近は少しばかり異常に夢を見ているし、異常に夢を覚えている気がする。まるで新たな知覚の扉が開かれたかのようである。

夢を見る自己自身の変化と、夢を想起する力にも変化が起こったようだ。今朝方の夢にはいくつも興味深い点があるが、特に夢の観察者から夢の中の登場人物へと移行したことは興味深い。

これは、無意識が持つ複数の階層間の移行のように思える。階層を降りたのか、上ったのかわからないが、いずれにせよ階層間の移行が観察者としての自己を夢の中の登場人物へと移行させたように思える。

そういえば、今朝方は最後にもう一つ夢を見ていた。夢の中で私は、ジョン・エフ・ケネディ大学時代に住んでいた家のガレージにいた。

ガレージのシャッターは閉められていて、ガレージの中は薄暗かった。シャッターの外で誰かが話をしている声が聞こえる。

声の方に耳を傾けてみると、二人の男性が、このシャッターが開かないように外側から何か特殊な加工をしようとしていることを知った。それは私たちのガレージを守るために必要なことであって、悪いことでは決してなかった。

私はガレージの中にしばらくいて、その加工作業が終わるのを待った。比較的すぐにその作業は終わり、私はガレージのシャッターに取り付けられていたのぞき穴から外の様子を見ると、もうそこには作業をしていた二人の男性の姿はなかった。

シャッターを少し動かしてみると、作業前とあまり変わらず、これでシャッターが補強されたのかどうか少し疑ったが、特に気にとめることもなく、ガレージを後にすることにした。

ガレージの扉を開け、家の中に入ると、そこにはルームメイトであったスコットがいた。思わず驚いたのは、家の中に無数のアジア人がいたことである。

どうやら彼らは皆中国人か、中国系アメリカ人のようだった。スコットに話しかけると、今パーティーを行っているようだった。

するとスコットが、私を皆に紹介してくれるというので、彼はみんなの注意を引くために少しばかり大きな声を出した。だが、パーティーの盛り上がりからから、スコットの声はかき消されてしまい、結局私は、近くにいた何人かの中国人に挨拶をするだけとなった。

挨拶を済ませ、二階の自分の部屋に向かおうとしたところ、大量の中国人が二階から降りてきた。彼らは、どうやら私の部屋とスコットの部屋を見学していたようだった。

自分の部屋を見られるのはあまり気乗りがしなかったが、それほど気にすることなく、私は階段を上っていった。そこでも何人かの中国人とすれ違い、そこで二、三言葉を交わしたところで夢から覚めた。フローニンゲン:2018/12/16(日)07:50

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