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3524. 記憶喪失とひらがなに関する発見


今朝は普段よりも睡眠時間が多く、七時前にゆったりと起床した。今日から二日間の週末が始まる。

今週末は、来月末に出版予定の書籍の再校のレビューを行うことに時間を充てようと思う。昨日すでに二章までレビューを行っていたこともあり、今日と明日に数時間ほど時間を取れば、残りの章のレビューが完成するだろう。

日曜日のレビューを終えると、そこからはもう基本的に原稿を修正することができない。こうなってくると、いよいよ出版だという気持ちになってくる。

今回の書籍が世に送り出され、どのような反響があるのか今から楽しみだ。今回は単著ではなく、初めて共著を執筆した。

来年以降も共著として何か書籍を世に送り出すかもしれない。今そうした話がいくつかある。

それが実現するかわからないが、誰かと協働して書籍を執筆することの意義を感じているため、無理のない範囲で来年以降も共著の出版に携わることができたらと思う。

昨夜は就寝前に、ある知人の方の名前がどうしても思い出せないという事態に見舞われていた。その方の名前を思い出す必要性に迫られていたわけではないのだが、ふとその方の顔を思い出したところ、どうしても名前が出てこなかった。

そこで、「あかさたなはまやらわ」の行列の一つ一つのひらがなを想起し、そこからあれこれと名前を思い出そうとしたところ、それでもなかなか名前が出てこない。そして、驚いたことに、私は「や行」が言えなくなっていることに気づいたのである。

「やいゆ」の後の文字がなんだったか、わからなくなっている自分がいた。「イェ」のような音だったように思ったが、「もしかしたら「あ行」の「え」の音と同じだったかもしれない」などとあれこれ考えていた。

その方の名前を思い出すことを目的にしていたのだが、それ以前にひらがなを思い出す必要性があった。ひらがなを思い出すことを強いられながら、その方の名前を思い出そうとしていたが、結局思い出すことができなかった。

そのまま就寝するのが幾分気持ち悪かったため、ベッドから起きて、その方の名前を調べた。「あぁ、そういう名前だったか」と思ったが、妙にその方の名前が自分にとっては馴染みのない新しいものに思えた。

そのような出来事が昨夜あった。今改めてひらがなを調べ直してみたところ、なんと私は「わ行」の言葉を完全に間違えていたことに気づいた。

というよりも、わ行には「わ」しかなく、すぐに「ん」に移行すると思っていたのだが、わ行を正しく述べると、「わ・ゐ・(う)・ゑ・を」とのことであった。ひらがなに対する理解が少々薄れてきているようだ。

ここ最近は、作曲理論のテキストが日本語であり、それを日本語でまとめノートを取っているのだが、ひらがなを書く際によく間違えてしまったり、判読しづらい字を書いてしまうことがよくある。まだ欧米では七年しか生活しておらず、これからも日本を離れた生活が長く続くことを考えると、これから自分はどうなっていくのだろうかとふと考えてしまう。フローニンゲン:2018/12/15(土)07:45

No.1480: A North Wind & a Rumbling of the Earth

Today is now approaching the end quietly but at the same time energetically.

I’ll be able to spend time tomorrow in an energetic way. Groningen, 21:07, Saturday, 12/15/2018

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