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3432. 「問うために知る」


時刻は午前七時に近づきつつある。しかし、外の世界はまだ闇に包まれたままである。明るくなってくるのはあと一時間ほどしてからだろうか。

今日も気温は低いが、幸いにも今日は快晴のようである。明日と明後日はみぞれ交じりの雨が降るようであるから、今日は午後にでも散歩がてら買い物に行こうと思う。

BRITAの交換カートリッジが切れてしまっているので、それを求めに街の中心部の雑貨屋に行くことや、シャンプーを買いに化粧品屋に行き、さらには行きつけのチーズ屋にも足を運びたい。買い物に出かけるまでの間は、いつものように過ごしていこうと思っている。

今日はとりわけ、昨日購入した作曲理論に関する書籍を読み進めていく。作曲理論を学ぶことは、内側からの要求事項だったように思う。極めて強い内発動機が芽生えていることに気づく。

理論を学ぶ際には、様々な項目について問いを立てていくことが大切になるだろう。理論を知るために問うのではなく、問いが自分を深めてくれることを考えると、ホワイトヘッドが指摘するように、「問うために知る」という発想で音楽理論を学習していきたい。決して「知るために問う」のではなく、知ること以上に重要な問いを豊かに生み出していくために、「問うために知る」という精神で学習を進めていく。

今日からは集中的に音楽理論を学習していくが、それに並行して作曲実践も当然ながら継続していく。実践を怠ることなく、実践によって直接体験を積み、その体験と理論を照らし合わせていくようにする。

昨日購入した『作曲基礎理論~専門学校のカリキュラムに基づいて~』という書籍で指摘されているように、理論=感性ということを忘れないようにしたい。とかく人は理論と感性を切り離して考えがちである。

思考と感覚はそもそも切り離すことができないものであり、理論は感性を育み、感性は理論を豊かにしていく力を持っていることを忘れないようにする。

今日からしばらくは上記の書籍を読むことに多くの時間を充てたいと思うが、それと並行して、芸術教育哲学に関する書籍も読み進めていくかもしれない。今のところ、ジョン・デューイの“Art as Experience (1934)”を次に読みたい書籍として手元に置いている。

一昨日にはマキシン・グリーンの書籍から多くの洞察を得て、昨日はエリオット・アイスナーから多くの洞察を得た。デューイからも多くの洞察を得ることを期待する。

今日は作曲理論の学習、作曲実践に多くの時間を充て、午後からは散歩に出かけることによって気分転換を図りたい。本日も充実した一日となるだろう。フローニンゲン:2018/11/23(金)07:01

No.1438: A Rhythmic Premonition

It is noon now.

Like the afternoon last Saturday, I’ll spend about five hours in practicing meditation. Groningen, 12:07, Saturday, 11/24/2018

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