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3423. 教師の腕をへし折る夢


時刻は七時半を迎えようとしているが、一向に辺りの闇が晴れる様子はない。先週までは、この時間帯には少しずつ明るくなってきていたのだが、この一週間で日の出の時間も随分と遅くなってしまったようだ。少なく見積もっても、辺りが明るくなり始めるのは八時を過ぎた頃だろうか。

先ほど、トランスパーソナル心理学を中心に据えた博士課程のプログラムについて調べており、ソフィア大学のみならず、カリフォルニア統合学研究所(CIIS)のプログラムについても調べていた。両者の大学については昔から色々と情報を得ており、ジョン・エフ・ケネディ大学時代の何人かの友人がそれらの大学の博士課程に進学しており、彼らの話も色々と聞いている。

改めて両者の大学を調べてみたところ、二つの大学が提供する博士課程のプログラムは似ているが、私の感覚としては、ソフィア大学の方が自分の関心に合致するコースを多く提供しているように思えた。CIISが提供するコースは残念ながら魅力的なものが少なく、一方でソフィア大学は魅力的なコースを豊富に提供している印象を受けた。

今のところ、仮に博士課程に進学するのであれば、まずは教育哲学と人間発達に関する研究で博士号を取得しようと思っており、トランスパーソナル心理学を中心に据えた博士課程に進学するのは、40代の半ばか50代になってからがちょうど良いように思う。

それは随分と先のことになるが、おそらくそれぐらいの年齢に達し、自己の成熟が進んでから、超個的領域の探究を本格的に始めるのがちょうど良いだろう。そのようなことを思う。

起床してから二時間弱が経つが、今朝方の夢について少しばかり思い出していた。夢の中で私は、実際に自分が通っていた中学校の教室の中にいた。そこで数学の授業を受けていた。

だが、授業の内容があまりにも簡単に思えた私は、とても退屈してしまい、教室を抜け出して、中庭で読書でもしようと思った。その中庭は緑が豊かであり、中心には噴水が湧いている。

教室をそっと抜け出した私は、ちょうど良い日陰を見つけ、そこのベンチに腰掛けて本を読み始めた。しばらくすると、誰かが私に近づいてくるのを感じた。

その人物が数学の教師であることはすぐに勘づいていたが、私は気にせずに読書を続けていた。教師が私のすぐそばまで近づいてきた時、ふと顔を上げると、教師は怒りを押さえ込むような表情をしており、私が教室を抜け出したことに対して随分と怒っているようだった。

教師は黙って私の腕を掴み、どこかの部屋に連れて行ってそこで説教をするつもりのようだった。腕を掴まれながらも、私は頭の中で、あれだけ退屈な授業をし、さらには生徒の気持ちを一向に考慮に入れないこの教師は果たして教師と言えるのだろうかということを考えていた。

そして、その考えを率直に教師に伝えた。すると当然ながら、この教師は旧態依然とした教育思想を持っているために、さらに激怒した。私はその様子が面白く、もう少し教師を怒らせようと考えた。

しかしながら、旧態依然とした発想を持っているのはこの教師だけではなく、この学校のほぼ全ての教師にも当てはまることだから、いっその事、他の教師の発想の枠組みを根底から破壊するような言動を他の教師にも行おうと思った。

そのためには職員室に行く必要があったので、私の腕を掴んでいる数学の女性教師には申し訳ないと思いながらも、教師の腕を静かに折ることにした。腕を折られた教師はその場にうずくまり、その様子を確認してから、私は職員室に向かった。

そこで夢の場面少しが変わり、職員室ではなく、私は体育館にいた。そこでは生徒集会が行われていた。

そこでもまた、校長が極めて退屈な話をしていることに私は嫌気がさしていた。仮に全生徒と全教師の前で、校長の話にあれこれ反論をしたらどうなるかに強い関心があった私は、それを実行に移してみようと思った。

生徒たちはその場に座っていたのだが、私はその場で立ち上がり、いくつもの質問を校長に投げかけた。他の全ての生徒、他の全ての教師と同様に、校長も自らの頭で物事を考える力などないことを知っていた私は、校長が私の質問にたじろぐことを想定しており、まさにその通りになった。

この学校で提供されている教育の質はあまりにも低く、この学校は一つの不健全な宗教組織と変わりないことを私は強く主張した。その他にも色々と自分の問題意識を述べたのだが、結局その場にいた誰もが私の考えを理解してくれず、しまいには体格の良い体育教師やその他の教師が私を外に連れ出そうとし始めた。

夢の中の私は、マーシャルアーツに熟達しており、鋭利な道具を使うことなく、身一つで相手を殺す力を持っていたのだが、私がそのような力を持っていることを教師たちは知らないようだった。ここでも私は申し訳ないと思いながらも、私を外に連れ出そうとした体格の良い三人の男性教師の腕を静かにへし折った。

彼らに外に出されるのではなく、自分から外に出て行き、近くの公園で読書でもしようと思った。学校から外に出た私は、解放感で満ち溢れていた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2018/11/21(水)07:54

No.1433: An Inward Forlorn Vortex

As I imagined, it will be cloudy all day long.

I can’t see the sun, and there is a forlorn atmosphere. Groningen, 13:34, Thursday, 11/22/2018

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