今朝はいつもより少しばかり遅く、六時半に起床し、七時から一日の活動を開始した。今日から週末を迎える。
今の外の気温は低く、今夜は最低気温がマイナス1度になるようだ。来週からは、最低気温は軒並みマイナスとなり、来週の水曜日には雪が降る予定となっている。
最高気温に関しても3度前後になり、随分と冷え込んできたことがわかる。フローニンゲンで迎える三度目の冬がやってきた。
ここ数日と同じように、今朝方もいくつか印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、小中高時代の友人と見知らぬ町を歩きながら、どこかに向かっていた。
その町は開発が進んでいるのだが、都会のように人が多いわけではなく、カリフォルニアのアーバインのような風景を持っていた。友人と私は目的地となる建物に到着した。
私たちがそこにやってきたのは、いくつかの資格講座を検討するためである。私はいずれの講座も受講する気はなかったのだが、どのような講座がそこで提供されているのかに関心があったため、友人についていくことにしたという経緯がある。
建物内のある一室に入ると、そこでは講座の説明会が行われていた。講師の話を熱心に聞いている人たちが何名かいて、私は彼らの後ろで話を聞いていた。
その講座は私の専門分野と重なるところがかなりあり、講師の話がよく理解できた。いや、そこで話されている内容に関しては、講師よりも私の方が詳しいと思えたぐらいであった。
講師の話が終わると、懇親会のようなものが催され、私は幾人かの参加者と話をした。すると、別室でその他の講座の説明を受けていた友人がこちらの部屋に入ってきて、私に向けて合図を送っている。
それを見て、そろそろ出発する時間なのだとわかった。私はその場を後にし、友人にその他の講座の感想を聞いてみた。
どうやら友人は、ハッキング対策用のプログラミング講座に参加していたようだ。その講座ではプログラムを構築する技術はもちろん、既存のプログラムの脆弱性を評価するような理論と方法を学ぶことになっているらしい。それらは私の専門分野外であるため、友人の話を興味深く聞いていた。
建物の外に出ると、私たちは今度は別の目的地に向かって歩き出した。すると、先ほどまでは快晴に恵まれていたのだが、突然激しい雨が降り始めた。
私は雨に濡れても構わないと思いながら先を急ごうとしたが、友人はしばらく雨宿りをしようと私に持ちかけた。お互いに意見が食い違ったので、結局そこからは別々に目的地に向かうことにした。
友人と別れた直後、私の体が突然空に浮かび、雨雲の上を通りながら目的地に向かっていくことになった。雨雲の上は、太陽の光が燦然と輝いており、とても暖かかった。
また、先ほどの雨で濡れた服も、太陽の光によって乾いていくのがわかった。飛行している高度からは、町など一切見えず、眼下には雨雲しか見えない。
そこからしばらく飛行したところで、そろそろ目的地周辺のはずだと私は思い、雲の下に降りていくことにした。その時には、もう雨雲ではなく、普通の白い雲に変わっていた。
雲の下に降りてみると、町が小さく見え始めた。先ほどまでは飛行する恐怖は一切なかったのだが、雲の下に降り、町に向かって降りていく時は妙な恐怖心があった。
どんどんと高度を下げていくと、そこは東京のどこかの街に似ている光景が広がっていた。家々が密集している様子がそう思わせたのである。
一軒一軒の家の中が見えるほどまで高度を下げたところで、私の頭の中に、先ほどまで一緒にいた友人とは違う別の二人の友人の声が聞こえ始めた。彼ら二人と私は、電話をするような感覚で交信をしていた。
彼らと話をしながら、眼下に見える家々を眺めてみると、それらのアパートやマンションの一室はどれも狭く、そして誰も人が住んでいなかった。なぜか全ての部屋の窓が開けられており、中がよく見えるようになっていた。
あるアパートかマンションの一室の中が見えた時、私はその部屋の浴室の中にいて、湯船に浸かっていた。そして、先ほど声だけ聞こえていた二人の友人もその浴槽の中にいて、私たち三人はいつの時代かの流行歌を歌っていた。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン：2018/11/17（土）07:29
No.1420: A Bell for Beginning
Yesterday, I did zazen practice for four and half hours.
I had various perceptual experiences.
Now, a new day is going to begin. Groningen, 07:32, Sunday, 11/18/2018