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3397. シュタイナー教育における芸術実践およびエマニュエル・シャブリエ


白く薄い雲が空を覆っており、太陽の光りが優しく地上に降り注いでいる。幸いにも今日は、一日を通して晴れるとのことであり、今日から一週間は晴天の日が続く。

確かに気温は低くなってきたが、心象風景の中に温かみを感じられる今日この頃である。

早朝に作曲実践を行い、そこからはシュタイナー教育に関する書籍を読んでいた。過去に読んだ三冊の書籍を読み返し、新たな気づきをもたらす箇所に下線を引いたり、書籍に書き込みを行っていたりした。

シュタイナー教育の水彩画の実践と、ユーリズミー(オイリュトミー)という身体芸術実践は改めて興味深いと思った。特に、水彩画に関しては、一冊の書籍の中に、生徒が実際に製作した絵がいくつか掲載されており、その色使いの鮮やかさには随分と驚かされた。小学校に入りたての子供たちが描いた絵の中に、感銘を受ける色使いをしているものが多くあった。

世界には他にもいくつか優れた教育手法があるが、実際に今の自分が受けてみたいと思うような教育実践を施しているのはシュタイナー教育ぐらいしかないように思う。文字どおり、今の年齢でもう一度小学校からやり直すことを仮定するなら、シュタイナー教育以外の教育を受けることは気が進まない。

シュタイナーは、人間発達に関して、水平的・垂直的な両側面を洞察深く捉えていた。そうした洞察が、教育プログラムの中に体現されていることを改めて思う。

包括的な人間教育ということを考えた場合、シュタイナー教育の持つ価値が際立ってくるように思う。引き続きシュタイナー教育について理解を深めていこうと思う。

今日はこれから、少しばかり作曲実践を行う。昼食までに一曲を作ることは難しいだろうから、作れるところまで作るようにする。

昨夜、ふとソファーの上に積み上げられている楽譜から、エマニュエル・シャブリエの楽譜を手に取った。この楽譜は、今年の六月にロンドンを訪れた際に購入したものである。

シャブリエは公務員生活を長く続け、その傍らフォーレなどの作曲家と親交を持ち、独学で作曲の勉強を行っていたことを思い出した。音楽学校に通った経歴がないという点、作曲を独学で学び、作曲実践を始めたのは成人以降であったことなどが、シャブリエに関心を持った理由として挙げられるかもしれない。

昨夜の時点で、どの曲を参考にするかを決めていたので、今から買い物に出かけるまでの時間を使って、作曲実践を少々行いたい。フローニンゲン:2018/11/14(水)11:19

No.1412: Light Waves of Dusk

It became dark in the evening when I realized it.

I’m feeling as if I were always swimming in constant light waves. Groningen, 16:12, Thursday, 11/15/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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