天気予報の通りに晴れ間が広がり始めた。早朝には雨がぱらつくこともあったが、今は太陽の光がフローニンゲンの街に差し込み始めている。
つい先ほど昼食を摂り終えた。昼食を摂っている最中は、徐々に晴れ渡る空をずっと眺めており、空の表情の変化に合わせて、自分の内側の世界も表情が変わっていくかのようであった。ここ数日間は太陽の光を見なかったので、久しぶりに太陽の光を拝むことができて嬉しく思う。幸いにも明日以降も晴れの日が続くようである。
今日はこれから、過去の日記を編集し、その後に仮眠を取る。仮眠後には、バッハの変奏曲に範を求めて作曲実践をする。
バッハの変奏曲を一つ一つ参考にしていくと、そこに体現されているバッハの音楽世界の魅力にいつも引き込まれていく。変奏曲はどれも、楽譜の外見上は複雑ではないのだが、そこで創造されている音楽世界においては一つ一つの音が複雑な組み合わせを成しており、それが一つの調和のある音楽空間を形作っている。こうした音楽空間をいかようにして創出することができるのかというのは、自分にとって永遠の課題になるかもしれない。
早朝に、過去に作った曲を編集していた時、そこではペダルなど用いられていなかったのだが、ペダルを用いた方が望ましいように思えたので、ペダルの機能を曲に付加してみたところ、響きがとても良くなったように感じた。
ペダルの使い方は難しいが、うまくそれが使えた時の響きは本当に素晴らしい。音が持つ響きには今後も着目し続けていきたい。
音の広がり方はどこか、波紋の広がりを想起させるものがある。諸々の意味で響く曲。内面的にも、外面的にも響きのある曲を作っていきたい。
仮眠後にバッハの変奏曲に範を求めたら、ゆったりとした気分の中で、大学院に出願するオンラインアプリーケションを完成させていきたいと思う。時間にして一時間か一時間半ぐらいをかければ、残り二割の記入が終わるだろう。
それがひと段落したら、夕食までの間は、シュタイナーの思想やシュタイナー教育に関する書籍を読んでいく。自分の関心の赴くままに、読みたいと思う書籍の中の、読みたいと思う箇所を中心に読書を行っていく。
太陽の光りが出始めたこともあってか、自分の気分がさらに明るくなっていることに気づく。フローニンゲン:2018/11/13(火)12:52
No.1409: A Borderline Between Sanity and Insanity
When I was walking down a street in San Francisco (perhaps, Fillmore Street) six years ago, I realized that a borderline between sanity and insanity was vague.
I just recollected such a memory. Groningen, 16:22, Wednesday, 11/14/2018