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3365. 自己の深まりと諸々の読みたい書籍


今日は早朝に美しい朝焼けを見て、夕方には美しい夕焼けを見た。特に、夕方に見た夕焼けは、希望に満ちた明日を呼んでいるかのように目に映った。

フローニンゲンのこの季節は、美しい朝焼けと夕焼けの双方を頻繁に見ることができる。明日以降は、朝焼けと夕焼けの双方を意識的にゆっくりと眺める時間を作りたいと思う。

自分の認識世界が深まっていくことに合わせて、単純に諸々の現象に対する知的認識が深まっているのみならず、感情的・感覚的認識も深まっているように思う。これがまさに包括的な発達と言われるものなのかもしれない。

学術探究にせよ、作曲実践にせよ、そして組織との協働プロジェクトにせよ、何をするにも自己の深さを要求されることを痛感させられる毎日だが、自己を深めていくことは本当に緩やかにしか進まないため、焦らず自己を深める歩みを継続していこうと思う。

明日もまた、その日に読みたいと思う書籍を読み進めていこうと思うが、おそらくケン・ウィルバーの何冊かの書籍を同時並行的に読んでいくことになると思う。現在、ウィルバーのある書籍の監訳の仕事をしており——実際に監訳の仕事が始まるのは来年の初旬。現在は翻訳者の知人が翻訳中——、そうしたことが間接的な影響を自分に与え、今積極的にウィルバーの書籍を読み返しているのかもしれない。

シュタイナーの思想に関する書籍、美学に関する書籍、教育哲学に関する書籍など、ちょうど未読の書籍を全て読み終えた今がウィルバーの書籍を再読する絶好の時期なのだと思う。この機会を逃すことなく、思う存分ウィルバーの書籍の再読を行っていきたい。

芸術教育に関する15冊ないしは20冊ほどの哲学書はまだ購入しておらず、それらは明日か明後日に購入しようと思う。イギリスかドイツのアマゾンを経由して購入しようと思っており、仮に明日か明後日に注文をしたとしても、書籍が届き始めるのはしばらく後のことになるだろうから、その期間にもウィルバーの書籍を読み返していくことができる。

ジャン・ピアジェ、ジェームズ・マーク・ボールドウィン、ジョン・デューイ、ジェニー・ウェイド、ニコラス・ルーマンなど、その他の学者の名前を挙げればきりがないが、本棚にある書籍の中で再読をしたいものが沢山ある。

来年大学院に戻るかどうかはまだ決まったわけではいが、再び学術機関に戻る前に、自分が読みたいものだけを気の済むまで読んでいくということを行いたいと思う。それは充実した日々に不可欠な一つの実践である。フローニンゲン:2018/11/6(火)20:54

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