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3355. 夕方に思い出す今朝方の夢


時刻は午後の三時半を迎えた。ここ数日間と同様に、今日も天気が良く、今は西日が書斎に差し込んでいる。

午前中に、米国の標準化テストの問題について詳細に論じている“Standardized Minds: The High Price of America’s Testing Culture and What We Can Do to Change It (1999)”を読み、午後にハワード・ガードナーの“Frames of Mind: The Theory of Multiple Intelligences (1983)”を読んだ。後者については、音楽的な知性に関する箇所を時間を空けて再読しようと思う。

今日はこれから、モーツァルトに範を求めて作曲実践を行う。読書と作曲を往復することは、自分にとってとても良い活動リズムを生み出してくれることを感じる。読書ばかりをしていると、活字空間の中に閉じ込められている感覚がするが、そこに作曲実践を取り入れると、活字空間から自己が解放されるような感覚がする。

本日をもって、書斎の机の上に積まれていた未読の書籍の山がなくなった。明日からは、その日に読みたいと思う書籍を本棚から取り出し、それを気の済むまで読んでいく。

読書にノルマを設けるようなことは一切せず、読みたいものを読みたいだけ読むということを心がける。読まなければならない本などこの世には存在しておらず、読みたい本だけを読んでいくようにする。

知識の吸収にせよ、自分の思考を深めることにせよ、決してそれは強制的な読書を通じてなされるのではなく、自発的な読書を通じてなされるはずだ。明日からどのような本を毎日読んでいくかは自分でも楽しみだ。

時刻はもう夕方に近づいているのだが、今朝方に見ていた夢の一部を思い出した。早朝に日記に書き留めていた夢以外にも、そういえば、ジョン・エフ・ケネディ大学(JFKU)の統合心理学プログラムのディレクターを務めていたヴァニース・ソリマー教授と話をしている場面があったことを思い出した。

ソリマー教授は、JFKUで私が最もお世話になっていた教授の一人である。夢の中で私は、ソリマー教授に推薦状を書いてもらうお願いをしていた。

どうやら夢の中でも、現実世界と同じように、JFKUの修士課程を終えて、さらに別の大学院の出願を考えているようだった。ソリマー教授は、推薦状の執筆に快諾をしてくださり、どのようなことを書いて欲しいのかをリストアップするように私に述べた。

その場で会話をしながら、推薦状に盛り込んで欲しい項目を列挙していくようなことを行っていたのを覚えている。夢というのは不思議なもので、起床してすぐに忘れてしまう夢もあれば、このように、起床してから随分と時間が経っても覚えていられる夢もある。

自分が毎日自分であると実感することができるのは、私たちが永続する夢を見ているからなのだろうか。フローニンゲン:2018/11/4(日)15:46

No.1383: Warmth of Life Force

Although the outside temperature is low, I’m feeling the warmth of life force. Groningen, 11:39, Monday, 11/5/2018

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