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3326. ルーミーの詩集とシュタイナーの書籍の往復


今日は本当に天気がいい日曜日だ。時刻は午前11時を回った。

今朝方は普段よりも幾分早く起床したと思っていたが、よくよく考えてみると、今日からサマータイムが終了し、一時間ほど時刻に変動があったことを思い出した。そのおかげで今日はいつもより早く起床した結果になったのだと思う。

目の前の多くの街路樹はもうすっかりと裸になっており、赤レンガの家の前に植えられている街路樹はまだ紅葉した葉をつけている。それが時折風に揺られている姿を眺めている。

先ほどゴミを捨てに外に出た時、あまりの寒さに少々驚いた。外は太陽の光りで照らされていたのだが、それでも肌を刺すような寒さを感じた。

今朝起床した時の気温は1度まで下がっており、今日の最高気温も8度ぐらいとのことであるから、先ほど寒さを感じたのも無理はない。後ほど近所のスーパーに買い物に出かける際は暖かい格好をしようと思う。

午前中、ルーミーの詩集を三ヶ月ぶりに随分と読んだ。一つ一つの詩を丹念に読むというよりも、目に止まった詩を立ち止まって読むということを行っていた。

改めて、ルーミーの世界認識方法の独特さに関心を示し、いくつかの詩は自分に響くものがあった。ルーミーの詩集と並行してシュタイナーの芸術思想に関する“Art as Spiritual Activity: Rudolf Steiner’s Contribution to the Visual Arts (1998)”の再読を行っていたのだが、ルーミーとシュタイナーからは学ぶことが非常に多いと改めて実感する。

ルーミーからは詩的認識方法に関して学び、シュタイナーからは超越的な世界認識方法について学んでいる。今再読しているシュタイナーの書籍は、霊性と芸術に関する事柄が扱われており、自分の関心と強く合致している。午後からも、ルーミーの詩集とシュタイナーの書籍を交互に読み進めていくことになるだろう。

それらの書籍を旺盛に読み進めたら、今朝方ダウンロードした論文を読み進めてもいいかもしれない。今日それらを読むのか、あるいは明日読むのかはまた後ほど決めたいと思う。

いずれにせよ、今朝方に列挙したジャーナルの全ての論文のタイトルに目を通していけば、過去の教育哲学者がどのようなテーマに関心を持っていたのかについて把握することができ、そして現在の教育哲学者がどのようなテーマに関心を持って研究しているのかを掴むことができるだろう。

そうした作業によって、当該領域の土地勘を養っていくことで、自分なりの貢献領域が見えてくるだろう。おそらく自分の貢献方法は、学術世界ではあまり取り上げられない優れた思想家の思想を積極的に採用していくことや、自分の専門領域の一つである発達科学の観点を用いながら、優れた発達論者の思想を活用していくことになりそうだ。

そうした貢献を果たしていくためには、教育哲学に関する土地勘を養い、自分のテーマに沿った既存の知識を新たに組み合わせながら新しい知見を論文の形にしていく必要があるだろう。今はとにかく土地勘を養い、既存の知識を自らの理解を通じて身につけていくことが重要だ。フローニンゲン:2018/10/28(日)11:22

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