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3319. 惑星になる夢と巨大な大学キャンパス


今朝は六時半に起床し、七時から一日の活動を始めた。昨日から気温が随分と下がってきて、室内ではヒーターを絶えずつけるようになった。

今日も似たような気温であるから、一日中ヒーターをつけることになるだろう。昨日と同様に、今日も夕方まで雨が降るらしい。小雨を眺めながら、一日の取り組みを静かに前に進めていこうと思う。

昨日、一日が終わりにさしかかった頃に、「今日は金曜日であるから、明日は土曜日ということになる」という確認をしていた。こうしたことを確認しなければならないほどに、自分の時間感覚が変容していることに気づく。

そのようにして迎えた土曜日の今日は、今時点では辺りが闇に包まれており、まだ一日が始まっていないかのようである。ちょうど明日からサマータイムが終了することもあり、明日は何かの区切りの日とみなしていいように思う。

今朝方は印象的な夢を見ていた。夢の中で私は、宇宙空間に漂う一つの星だった。

それは宇宙空間で位置をほとんど変えない恒星ではなく、絶えず移動する惑星だった。確かに私は一つの惑星だったのだが、それを見ている自分は地球上にいた。

一人の見知らぬ中年男性が私のそばにいて、惑星の軌道に関して何やら色々と私に説明している。その説明を聞きながら、参考になることが多くありながらも、惑星の軌道予測に関して随分と否定的な見解を示すものだから、私はあまり良い気分がしなかった。

その男性の予測において、私の分身であるかのような惑星は、移動の動きが不規則で読みづらく、下手をすると他の大きな惑星に衝突してしまうというシナリオだった。私は、その惑星の動きが不規則に見えるのは確かだが、実際にはそうした不規則性を生み出す規則が存在しており、その男性はそれを見抜けていないのだと思った。

その惑星が移動し、宇宙空間内で揺れるたびに輝く姿はとても美しかった。その輝きが一つの軌道を生み出しており、その軌道も飛行機雲のように宇宙空間に跡を残しており、その曲線も美しく感じた。

しばらくその軌道を恍惚とした感覚の中で眺めていると、横にいた男性が静かになっていることに気づいた。ふとその男性を見ると、その男性の顔が痛痛しいほどに膨れ上がっていた。

どうやら、先ほどその男性があまりにも杜撰な軌道予測を強情に行うものだから、私がその男性を殴打して黙らせていたようだった。それに気づいた時、夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、私は巨大な学術都市にいた。その都市の中にある大学もまた巨大であり、私は数学科の授業を受けるために、目的の建物に向かっていた。

この大学がある場所の雰囲気は、間違いなく欧米のそれだった。目的の建物に向かっていると、あまりにも敷地が広いため、途中で迷ってしまった。

途中で地図を確認してみても、目的地に行くのは容易ではなかった。地図を頼りになんとか目的地に向かっていこうとしていると、敷地内に巨大な日本食レストラン街があった。

私がそこに辿り着いた時はまだ午前中であり、どの店も閉まっていた。だが、それらのレストランは、欧米にいても本格的な日本食が食べられるという期待感を私にもたらしており、昼は必ずこのレストラン街のどこかの日本食屋に入ろうと思った。

するとそのレストラン街の周りには多くの日本人観光客がいて、そこから巨大な大学キャンパスの写真を撮影していた。私はそれを横目に目的の建物に向かった。

しばらく歩くと、それらしい建物が見つかり、中に入った。しかし、中も複雑な作りになっており、どこに教室があるのかわからなかった。

建物の入り口から中に入ると、数学科の二人の生徒が地べたでチェスをやっている姿が目に入った。私は彼らに教室の場所を聞こうと思ったが、彼らの表情を見ていると、完全にこの物理空間に意識があるのではなく、チェスの世界の中に意識があることがすぐにわかったので、彼らに話しかけることをやめて、自力で教室を探すことにした。

しかし、探せども一向に教室は見つからず、そうこうしていると、小中高時代から知り合いの女性友達に出会った。彼女も私と同じ教室で授業を受けようとしているらしく、私と同様に道に迷っているようだった。

そこから私たちは一緒になって教室を探したが、結局目的地に辿り着くことはできなかった。フローニンゲン:2018/10/27(土)07:26

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