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3300. 新たな自己と新たな意識


今朝は六時に目覚めたのだが、結局体を起こしたのは七時を過ぎた頃だった。いつも就寝は午後の十時と決まっているのだが、興味深いことに起きる時間に関しては変動がある。

六時に目覚めた時にも爽快な感覚があったのだが、寝室の温度が下がっていたためか、すぐに起き上がることができなかった。明日からは一度目を覚ましたら、そこで起床するようにしたい。

時刻は八時に近づいてきており、今日もこの時間帯は少しばかり雲が空を覆っている。今日は雨は降らないようなのだが、明日はどうやら小雨が降るようだ。

誕生日から一夜が明け、いつもと同じ一日がまた始まった。昨日は普段と変わらない形で静かに一日を終え、そして今朝に至った。

昨夜から今朝にかけて、自分はまた新たな誕生を経験したのだと思う。今日からはまた新たな自己として日々を送っていく。厳密には、日々自己が更新をされていく形で生きて行く。

これからまずは過去に作った曲を編集し、その流れでバッハの四声のコラールに範を求めて一曲作る。ここしばらくは夜にバッハを参考にすることが多かったが、昨日から再び朝にバッハを参考にすることにした。

絵画作品を鑑賞するかのように、様々な種類の楽譜を眺めていくこと。それにより、音楽的な感性を養っていくことをしたい。

まずは優れた楽譜に目を慣らしていき、視覚的な情報を他の身体感覚に置き換えて取り入れていく。棋士が優れた棋譜を参考に学習を進めていくのと同様に、優れた楽譜を参考に作曲の学習を進めていく。

そこでは継続が大事であり、日々緩やかに、それでいて着実に学習を進めていく。楽譜を意識的に眺めることは非常に大切な学習になるだろう。

昨日は、“Composing for Japanese Instruments (2008)”という書籍を読み進めていた。この書籍では、日本の伝統楽器が紹介されており、各楽器の音域や演奏ポイントなどが記述されている。

今は日本の伝統楽器を演奏することや、それらの楽器を組み合わせて作曲することを行う予定はないが、いつかそうした日がやってくるかもしれない。昨日は、本書の中に掲載されている楽譜を眺め、一つ一つの楽譜の中に体現されている独特のリズムやメロディーを感じることに喜びを見出している自分がいた。

今日から再び作曲の実践および学習に関して、少しばかり新たな意識を持って取り組みたいと思う。いや、日々新たな意識を持って取り組みを継続していきたい。フローニンゲン:2018/10/22(月)08:09

No.1359: Dance of a Wintry Sky

Seeing the outside of the window, I can perceive a wintry sky to dance.

I’ll read the rest of “The Foundations of Aesthetics (1966).” Groningen, 14:33, Monday, 10/29/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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