今日は七時に起床した。起床してみると、辺りは闇に包まれていたが、少しばかり暖かさを感じた。
この時期のフローニンゲンにしては珍しく、今日は最高気温が24度まで上がるらしい。ちょうど昼食後に美容院に足を運ぶ予定があり、今日は半袖で外出をしてもいいだろう。
明日からは気温が元に戻り、来週は今日よりも気温が10度ほど低いようなので、随分と大きな変化が見られる。そうした外側の世界の大きな変化のさなかにあって、自分の内側で起こる小さな変化を大切にしていこうと思う。
今日はこれから過去に作った曲を編集していく。その際に、曲を聴きながら喚起される内的感覚を絵にしていく。この実践も習慣となり、毎日描かれる絵の多様さには驚かされてばかりだ。
毎回描かれる色や形は千差万別であり、夢の世界で現れるシンボルの多様性と似ていると言えるかもしれない。夢の観察と同時に、覚醒意識の最中に描かれる絵のパターンを観察することもまた、新たな自己の側面を見出すことに有益だろう。
過去の曲の編集を終えたら、今日の最初の作曲実践ではテレマンに範を求める。気がつけば、テレマンの曲を参考にしてから随分と経ち、ちょうど手持ちの楽譜の半分を過ぎたところまでやってきた。
最初にテレマンの曲を参考にしたのは、確かロンドンの大英図書館の中で作曲をした時ではなかったかと思う。あれから少しずつテレマンを参考にして曲を作ってきた。この作曲家が体得していた独特なメロディー感覚から得るものはとても大きい。
作曲実践を終えたら、今日もザカリー・スタイン博士の書籍“Social Justice and Educational Measurement (2017)”の続きを読み進めていく。可能であれば、昼食前に一読目を終えたいと思う。
今日は昼食後すぐに自宅を出発する必要があり、少しばかり早い昼食を摂る必要がある。決して焦る必要はないが、それまでに本書を読み終えることができれば幸いだ。
かかりつけの美容師であるメルヴィンとの対話は今日も楽しみだ。おそらく彼の新しい店のオープンはもうすぐであり、準備の進捗について話を伺おうと思う。
ストックホルムのノーベル博物館で購入したお土産の紅茶を持っていくことを忘れないようにする。髪を切ってもらった後は、街の中心部にある古書店Isisに足を運ぼうと思う。
前回この古書店に足を運んだのは夏休みに入る前であったから、随分と時間が経った。店主のテオさんと久しぶりに話すことは楽しみである。
本日その古書店で購入しようと思うのは、教育哲学に関する書籍を中心にした哲学書である。この古書店ではいつも、様々な古書と運命的な出会いをする。
この古書店に足を運ぶたびにそうした出会いがあるのは不思議である。今日はどのような古書と出会うことができるのかを楽しみにし、テオさんの店に行く。フローニンゲン:2018/10/16(火)08:03