今朝は七時前に起床し、そこから心身を一日の活動に向けて調整していくためにヨガを行った。その後、七時半から一日の活動を開始させた。今ようやく辺りが薄明るくなり始めている。
フローニンゲンは秋の中休みなのか、ここ数日間は暖かさを感じる。明日には最高気温が26度近くに達するようであり、極めて暖かい日となる。
ただし、明後日以降からは最高気温が一気に低くなり、15度前後になるようだ。今日と明日の暖かさを存分に感じようと思う。
ここ最近記憶に残る夢を見ないと述べていたが、今朝方ようやく記憶に残る夢を見た。記憶に残る夢を見たのはいったい何日ぶりだろうか。
夢の中で私は、ある建物の中の和室にいた。その建物は決して旅館ではなく、オフィスビルのような建物なのだが、なぜか和室が存在していた。
その和室には二方にふすまがあり、もう二方のうち一つは窓であり、最後の一つは壁であった。その和室には、私以外にもう一人見知らぬ中年男性がいた。
その人と世間話をしていると、その人が突然、「ふすまを閉めて部屋全体を白くしよう」と提案を持ちかけてきた。私はその提案の意味はよくわからなかったのだが、部屋全体を白くするのも悪くないと思い、部屋を白くする作業に取り掛かった。
すると男性が再び、「人がやって来るから早く仕上げて、彼らをこの部屋に入れないようにしよう」と述べた。ちょうど私の友人もこの部屋にやって来るはずだったのだが、その男性の提案を受けて、友人を一旦部屋の外に締め出すいたずらをしようと私は考えた。
男性の提案通りに部屋を白くすると言っても、白いペンキで部屋を塗るということを行ったわけではない。部屋のふすまを全て閉めると、自動的に部屋全体の色が白くなり始め、窓の扉を閉めればそれで十分だった。
厳密には、窓の扉についている奇妙なほど数の多い電球の光を一つ一つ消していけばそれでよかった。小さな電球は綺麗な数列をなしていたらか、おそらく48個か60個ぐらい存在していたのではないかと思う。
その男性と協力して私たちは全ての電球の光を消した。光を消したところで、男性は不気味な笑みを述べ、大きなパイプを私に差し出した。
「これを使って別の層の意識に降りていこう」と男性は述べた。タバコですら吸ったことのない私は、そのパイプの使い方がわからず、それは無理だと述べた。
すると男性は、手本を示すかのようにパイプを口にくわえた。その瞬間に、パイプが生き物のように前後に動き出し、煙をその男性の体の中に勢いよく何度も流し込んだ。
その男性は幾分気持ちようさそうな表情を浮かべた後、煙を口から吐き出し、そのパイプを無言で私に差し出した。今目の前で見たように吸えばいいのかと思い、私もパイプをくわえてみた。
すると突然、パイプがまたしても生き物のように前後に動き出し、自分の身体の中に煙を流し込み始めた。男性がパイプを吸うところを見ていると、煙を全て身体に入れるようであったが、私は途中で耐えきれなくなり、パイプを口から離した。
しかし、それでも十分なほどに煙が身体の中に流れていったようである。パイプを口から離してすぐに、気分がとても高揚してくるような感覚があった。
私はその場に横になり、横になるとすぐに、自分の意識が深い層に降りていくことを感じ始めた。意識が別の層に降りたことがわかった時、夢の別の場面が始まった。
今朝方はそのような夢を見ていた。ここしばらく夢を見ないと思っていたら、今朝方は非常に奇妙な夢を見た。
夢の中の意識からさらに深い意識の階層に降りていく夢だった。夢の中の意識状態ですら、通常の意識状態とは異なるにもかかわらず、そこからまた意識状態を変容させて、さらに深い意識状態に参入することを示唆する夢だった。
こうした夢は時々見るのだが、徐々に見えてきたのは、夢の意識よりもさらに深い層に降りていくと、そこは無数のシンボルやイメージで溢れ返る世界が知覚されるということだ。意識状態に関する研究を眺めてみると、大雑把に五つほどの分類がなされていることがあるが、私が今朝方参入したのは、おそらくサトルとコーザルのちょうど中間にある意識状態なのではないかと思う。
その中間地帯には、色鮮やかなシンボルやイメージが溢れ返っており、今朝方の夢の中ではそうしたシンボルやイメージが無数に飛び交う世界に参入していた。夢についての観察は本当に色々なことを開示してくれるのだと改めて思う。
今朝方の夢の内容については、いろいろと意味づけをすることができるので、それは自分の頭の中で行うことに留めようと思う。フローニンゲン:2018/10/12(金)07:54
No.1345: A Dream of Dark Night
I’ll finish my work and go to bed in a short time.
I’m wondering what kind of dream I’ll have tonight. Groningen, 20:58, Wednesday, 10/24/2018