top of page

3208.【ボストン旅行記】ボストン滞在六日目の朝に


昨夜は十時過ぎに就寝し、今朝は七時半に起床した。今日でボストン滞在の六日目を迎える。

この五日間に様々なことを体験し、心身が充実感で過度に満たされていたためか、昨夜はよく寝た。そのおかげもあり、今朝はとても調子が良い。

今日もまたハーバード大学教育大学院(HGSE)の図書館で普段と変わらなない探究活動を続けていこうと思う。昼食は図書館一階のカフェで取り、午後二時まで再び探究を進めていく。

数日前に、ハーバード大学のリーダーシッププログラムに留学している知人の方とディナーをご一緒させていただき、今日はその方にお願いをして、ハーバード大学を象徴する図書館であるワイドナー図書館を案内していただくことになった。

午後からはその方と少し話をして、その後はワイドナー図書館で夕食まで探究活動を進めていこうと思う。このような生活をボストン滞在中に送っている自分を見ると、自分があたかもハーバード大学に留学しているかのようである。

昨日、教育哲学者のキャサリン・エルギン教授のゼミナール形式のクラスに参加した時には、受講者から客員研究員だと間違われた。

世界のどこにいても自分にできる探究活動を継続して行っていくこと。探究活動は自分の生活の一部となり、人生となった。

今朝のボストンは霧が少々立ち込めている。ホテルの自室からチャールズ川を眺めることはできるが、視界はそれほどクリアではない。

チャールズ川を白い小型犬と歩いている人の姿が見える。今日はどうやら午後から雨となり、一日中天気が優れないようだ。

当初の予定であれば、今日はデイヴィッド・ソローが過ごしたコンコードの森に足を運ぼうと思っていたのだが、天気が崩れることを事前に知っていたため、今日はやめにした。ボストン最終日である明日は、HGSEの芸術教育プログラムのディレクターを務めるスティーブ・サイデル教授との面談が午後にあり、午前中から再びHGSEの図書館に行こうと思っていたため、今回の滞在中にはソローの森に訪れる機会はなさそうだ。

また近い将来ボストンに足を運んだ際には、エマーソンの邸宅を含めて、ソローの森を訪れたい。

昨日は、ケンブリッジ内の二店の古書店に訪れ、合計で12冊ほど書籍を購入した。その中の一冊に、クリシュナムルティの教育思想に関する書籍があるのだが、購入してホテルに持って帰って中身を改めて眺めてみると、それはすでにフローニンゲンの自宅の本棚にある書籍と同じであることに気づいた。

そのため今日はまず、可能かわからないが、その書籍を購入した古書店に立ち寄り、返品のお願いをしようと思う。無事に返品ができたら、そこから地下鉄に乗り、一駅向こうのハーバードスクウェアで降り、HGSEの図書館に向かう。

今日の天気は優れないが、今日もまた充実感と幸福感に満ちた一日になると確信している。ボストン:2018/10/2(火)08:48

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page