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3152. 雪崩のような気温を持つ不思議な一日


今朝は六時過ぎに起床した。一日の活動の開始と共にその日の天気予報を確認することは日課の一つであるが、今日はどうも変な天気だ。

目覚めた早朝の今が気温が最も高く、午前中から夜にかけて気温がどんどんと下がっていく。普通は早朝の気温が低く、午後に一度気温が上がり、あたかも山を描くような気温の動きになるはずだが、今日は雪崩のように早朝から夜にかけてほぼ一直線に気温が下がっていく。

なんと、早朝の今の気温は20度であり、これまでの日中の最高気温のような温度である。ここから時間を追うごとに、気温がどんどんと下がっていくことになるそうだ。

昨日にCNNのニュースで報道されていたように、欧州を移動している暖気がこの異常な気温の動きをもたらしているのだと思う。明日からは再びこれまでどおりの山を描くような気温の動きになり、最高気温は16度、最低気温は9度とのことである。

明日以降の天気を確認すると、軒並み最高気温は15度前後、最低気温は10度を下回る日が続くようだ。今日の天気は異常であり、秋の本格的な到来の前のいたずらなのかもしれない。

早朝の風は強く、街路樹を大きく揺らしている。今日も探究活動と創造活動に打ち込む一日としたい。

今朝方は少しばかり印象に残る夢を見ていた。ここ数日間、教育哲学者のザカリー・スタイン博士の論文を読み進めていたこともあってか、スタイン博士が夢の中に現れた。

黒板の前にスタイン博士が立っており、なにやら高校時代の学業の様子について話をし始めた。彼は教育哲学者になる前は、音楽に明け暮れ、大学を中退して西海岸でバンド活動を行っていた。

そこから、東海岸でユニークな教育(入学時のSATのスコア提出義務なし、大学における成績評価なし)を提供しているハンプシャー大学に入り直し、その後ハーバード大学教育大学院の修士課程と博士課程を修了したという経歴を持つ。

夢の中でスタイン博士が話していたのは、特に音楽のクラスに力を入れており、普通の生徒が履修する単位数よりも二倍ほどの数の音楽関係のクラスを履修していたそうだ。黒板の前でスタイン博士としばらく話をしていると、夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、今日これからオンラインミーティングをする予定の協働者の方たちが現れた。立派なホテルの広々とした会議室で学会があり、それに私たちは参加することになっていた。

会場は日本なのだが、国外からやってきた学者も多々参加していた。学会において、私は司会進行役を任されており、同時に一つの発表も担当していた。

私の発表の前に、学者ではなく、一人の実務家が発表を担当した。その女性はあまり英語が話せないようであり、日本語で発表を行い始めた。

その発表の通訳のようなことを適宜行い、無事にその人の発表が終わると、私の番になった。欧州での学術生活を通じて、何度も学会で研究発表を行ってきたため、いつもと同じように発表を進めていくことにした。

ただし今回は司会進行に関する準備もあったため、私はほぼ何も準備しないまま当時の発表をすることになった。それでも、何とか発表はうまく進んでいった。

発表が終わると、そこで一度軽食を摂る時間となり、部屋に飲み物や食べ物が運ばれてきた。参加者はゆっくりと席を立ち、飲み食いをしながらお互いの親交を深めていた。

私はコーヒーを飲みながら、その様子を遠くの方から眺めていた。今朝方の夢で印象に残っているのはそれぐらいである。

その他にも夢を見ていたのだが、それらについては思い出せなくなっている。ここ数日間意識に上がっていたザカリー・スタイン博士と、今日のオンラインミーティングで意見交換をする協働者の方たちが夢の中に出てきたというのは納得ができる。

ただし問題は、なぜあのような夢の形を取ったのかということであり、そこに探求の余地がある。フローニンゲン:2018/9/21(金)07:31

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