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3131. 半月の翌朝


今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始した。TOEFL試験を終えてからの探究活動と創造活動はとても順調に進んでいる。

落ち着きのある環境でこうしたペースで自分のライフワークに取り組み続けていきたいと思う。昨夜、夜空に浮かぶ綺麗な半月を見ることができた。

その輝きには、どこか月の生命力を感じさせるものがあり、しばらくぼんやりと月を眺めていた。気がついてみると、月が元あった位置よりだいぶ動いており、それに気づいてから就寝に向けての準備を始めた。

昨日に引き続き、今日も旺盛な読書と作曲実践を行う。読書に関しては、教育哲学者のキャサリン・エルギン教授の書籍“Ture Enough (2017)”とハワード・ガードナー教授の書籍“The Unschooled Mind (1995)”の続きを読み進めていく。

前者の書籍に関しては、残りあと一章だけとなったので今日中に初読が終わるだろう。後者に関しては、まだ半分弱しか読めていないが、今日は本書を随分と読み進めていく計画を立てている。

それら二冊の書籍に並行して、シュタイナー教育に関する書籍を読み進めていく。今日からは“Rudolf Steiner’s Curriculum for Steiner-Waldorf Schools: An Attempt to Summarise His Indications (2015)”を本格的に読み進めようと思う。

本書は昨日から読み進めていく予定だったが、昨日は本書に手をつける時間がほとんどなく、本格的な読書の開始は今日からとなる。良書に囲まれ、良書と共に自らの思想と自己そのものを育む日々を送ることができて幸せに思う。

時刻は午前七時を迎えた。ちょうど今、書斎の窓から外を眺めると、薄赤紫色の朝焼けが広がっていることに気づいた。

目の前の朝焼けは、どこかモネの絵画のような色彩を放っている。よくよく観察してみると、ちょうど姿を現し始めた朝日が雲に反射し、それが滑らかな薄赤紫色を生み出しているようだ。こうした景色を朝から拝むことができることもまた、この土地で暮らす一つの幸運だろう。

欧州での生活も早いもので三年目となった。あと一体どれだけこの地で生活をするのかわからない。

今のところ、来年からはアメリカかスイスのどちらかで生活を始めようと思っている。アメリカに関しては、芸術教育と霊性教育を探究するために、どこかの大学院に通う予定でいる。

一方、スイスに関しては、ドルナッハにある精神科学自由大学で人智学についての学びを深めたいと思っている。今のところ、アメリカの大学院に関しては、ハーバード大学教育大学院(HGSE)を含め、二、三の大学院に出願しようと思っている。

早いもので、ちょうど10日後の朝に私は、アムステルダムからボストンに向かう。ボストンへの訪問が五年振りだということがどうも信じられない。

これまでボストンで生活をする縁はなかったが、なぜだかボストンは自分にとって親しい町だ。よくよく考えてみると、ボストンにはすでに三回ほど訪れていることに気づいた。

ジョン・エフ・ケネディ大学に在籍している間に二度ほどボストンを訪れ、卒業後に一度、カート・フィッシャー教授に会いにボストンを訪れた。すると今回は四度目の訪問になる。道理でボストンが親しい存在に感じられるわけだ。

今回宿泊するホテルは、HBSの近くにあり、その辺りの地理には明るい。今回のボストン訪問では、HGSEの教授陣と面会をすることが最大の目的であり、その他には、ボストン美術館やヘンリー・デイヴィッド・ソローが住んでいた森に行く計画を立ている。

面会する教授陣のクラスを見学したり、各名所を巡っているとあっという間に時間が過ぎていくだろう。その他に行きたい場所としては、ハーバード大学近くの古書店だろうか。

10日後の出発前に、その他に訪れたい場所がないかを調べておくことにする。フローニンゲン:2018/9/17(月)07:17

No.1316: A Crystal-clear Saturday

Today’s weather is very refreshing.

The crystal-clear sky has a vapor trail. Looking at it, I feel as if I could go to a faraway world. Groningen, 09:44, Saturday, 10/13/2018

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