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2938. 元気な子供とGRE試験の問題からわかる思考の癖


小鳥たちの鳴き声がとても美しく辺りに響いている。開けられた書斎の窓から、そして寝室の窓からも小鳥たちの鳴き声が聞こえて来る。

今私は、両方の窓から入ってくる小鳥の鳴き声に挟まれる形でこの日記を書いている。二つの方向から聞こえて来る鳴き声は、どこか共鳴し合っているように思えてくる。それは調和の取れた二声のコラールのようであり、協奏曲的と言ってもいいかもしれない。

先ほど書斎の窓の方向に歩み寄っていき、そこでひんやりとした空気に触れていた。すると、隣の住人の子供が元気一杯に何かを話している声が聞こえてきた。

その時の時刻はまだ六時半ぐらいだったのだが、その子は随分と早く起床しているのだなと感心した。今住んでいる家の両隣の家にはどちらも小さな子供がいる。

以前の日記で書き留めたように、部屋の呼び鈴の音が心地良くないため、呼び鈴がならないように設定しているという都合上、郵便受けに入らない大きさの荷物はいつも両隣のどちらかの家に預かってもらうことになっている。

郵便受けに入った不在通知を見て、どちらの家に預けられているのかを確認し、いつもどちらかの家に伺うのだが、荷物を受け取りに行くと時々小さな子供が父親か母親にくっついて顔を出すことがある。

両隣の子供はまだ小さく、とても可愛い。右の家の女の子は二、三歳ぐらいであり、言葉をしゃべるようだ。一方、左の家の男の子はまだ一歳になったばかりの年齢であり、話すことはまだできないと先日その子の父親から聞いた。

今朝はしゃいでいたのはその男の子の方だ。子供たちの元気な様子を見ると、いつも活力を得られるような気がしている。子供というのは不思議な存在だ。

今日はこれから早朝の作曲実践を行う。今日もバッハとハイドンを中心に作曲を行う。その後、GRE試験の対策を進めていく。

昨日と同様に、英文読解のセクションの問題を1セットほど解きたいと思う。昨日、時間制限を設けて問題を解いてみたところ、まだ試験の問題に体を慣らしていない今ですら、四年前よりも問題が比較的速やかに解けるようになっていた。

ただし、時間に関しては制限時間ギリギリで解き終えることになった。だが四年前と違うのは、四年前は絶えず時間に追われ、常に焦りの感情を持ちながら問題を解かざるを得ない状況に置かれた上で制限時間内になんとか問題が解き終わるというような状態だったが、今はそうではない。

問題の最初から最後まで比較的落ち着きを持っており、ゆとりを持って冷静に問題を解いた結果として制限時間ギリギリで問題が解き終わっているというような状態だ。もちろん、ここからさらにタイムマネジメントの感覚を磨いていく必要があるが、試験問題に体を慣らしていく最初のこの段階ですでに、四年前よりも問題が解けるようになっている自分がいることは朗報である。

制限時間内に問題を解ける目処は立っているが、正解率の方はどうだろうか。これについては四年前とあまり変わっておらず、若干微増の70%ぐらいであった。

GREは各セクションの問題数がそれほど多くないため、一問に重みがある。昨日、数問ほど回答に悩むものがあり、最後まで残った二つの選択肢のうち、反対側が正解だったという問題が何問かあった。

そうした問題を取りこぼさずに正解することができたら80%ぐらいまで正解率を高めることができるだろう。間違える問題についてはもうパターンを掴み始めている。

GREの読解セクションの対策をしていて面白いのは、間違えた問題から読解に関する自分の思考の癖に気づくことだ。こうした思考の癖を次々に明確にしていき、そうした癖に囚われることが減っていけば、正解率は向上していくだろうと期待する。

今日の問題を解く際には、昨日に気づいた思考の癖を意識し、問題を解き終えた後には新たな思考の癖がないかどうかを確認し、これまでの思考の癖がどれほど改善されているかを確認したいと思う。GRE試験に向けた学習を、単なる試験の対策だと捉えるのではなく、自己発見をもたらすような学習の場としたい。フローニンゲン:2018/8/5(日)07:28

No.1207: Procession of Red Brick Houses

I can see red brick houses from the window of my study.

Closing my eyes, I notice that those houses begin a procession. Groningen, 15:03, Monday, 9/10/2018

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