昨日はクリシュナムルティの書籍を読んだ。今日は、ハワード・ガードナーの書籍“Truth, Beauty, and Goodness Reframed: Education for the Virtues in the Age of Truthiness and Twitter (2011)”を読み進めていきたい。
昨日から本書を読み始めたが、これは良書であることがすぐにわかった。今の私にとって得るものが非常に多い。
ガードナーが本書の冒頭で述べているように、ガードナーにとって本書が最もパーソナルな記述が多いということも、この書籍に私が惹きつけられている理由かもしれない。本文自体は200ページほどであるから、本書は今日中に初読を終えることができるだろう。
その他にもさらにもう一冊ほどガードナーの書籍が書斎の机の上に置かれている。その書籍についても近日中に初読を終えたい。
ガードナーは、芸術教育の考察を深めていく上で非常に参考になる書籍をその他にもいくつか出版している。まだ購入していないものについては近々購入しておきたいと思う。
学術探究に関しては、とにかく焦点を芸術教育・霊性教育・美学に当てていく。それらを包摂するかのように教育哲学についての探究も進めていく。この夏はそうした探究の土台が緩やかに構築されていくだろう。
今日が土曜日であるからか、辺りは本当に静かだ。今朝は風がなく、冷たい空気が辺りを包んでいる。
先ほど書斎の窓際に行き、開けた窓から流れ込んでくる冷たい空気に触れていた。時刻は午前七時に近づいてきており、ようやく朝日が赤レンガの家々の屋根に当たり始めた。今日もゆっくりと始動する。
今日は夕方か夜にでも、今月末の北欧旅行の各種予約を済ませておきたいと思う。とりあえずは航空券とホテルの予約を済ませておきたい。
今回の旅行については前々から大まかな計画をしていた。北欧の三カ国を訪れることを考えていた時もあり、フィンランドだけに訪れることを考えていた時もあった。
だが結局今回は、フィンランドのヘルシンキとスウェーデンのストックホルムを訪れることにした。各都市四泊五日ほどの滞在を予定しており、合計で10日間ほどの旅となる。
どちらの都市においても、訪れる場所は美術館や博物館が中心となる。ストックホルムに滞在中は、落ち着いた図書館に通い、そこで日記の執筆や作曲を進めたいと思う。ヘルシンキに関しても宿泊先の近くに図書館があるかどうかを調べてみよう。
欧州での生活も三年目を迎え、都市型の生活ではなく、自然の中での生活を徐々に希求し始めていることに気づく。その思いは日増しに緩やかに募っていく。
一方で、人が集まる都市を訪れ、美術館や博物館に足を運ぶことによって、人間や文明に対する自分の考えが深まっていくことも感じているため、もうしばらくは都市へ旅行に行くことは続くだろう。
だがいつの日か、この世界に存在する様々な雄大な自然の中に入っていくような旅をしていきたいと思う。目には見えないそこに存在する大きな存在に会いに行くのである。
そこにしか存在しないものとの出会いは、一方で普遍的な何かも感じさせてくれる。固有の土着神と形容していいような存在に触れることが、普遍的な何かに気づかせてくれるというのは面白い。
自然に還る日はそう遠くないのかもしれない。フローニンゲン:2018/8/4(土)06:59
No.1202: A Running Ingenuous Shadow of Death
I felt that an ingenuous shadow of death was passing through the inside of myself.
It was an innocent and guileless shadow. Groningen, 10:01, Sunday, 9/9/2018