今日は六時過ぎに起床し、六時半を少し過ぎてから一日の活動を開始した。今朝はアムステルダムから戻ってきて二日目の朝となる。
昨日に引き続き、今日も空一面に雲がかかっている。そのせいもあってか、早朝のこの時間帯は肌寒く感じる。
換気のために書斎の窓を開けていたが、先ほどそれを閉めた。今日の最高気温は19度とのことであり、明日も似たような気温になるようだ。
今日は午前中に音楽理論の専門書を読み進め、昼食前に一度作曲実践を行う。専門書を繰り返し読むことの意義を改めて実感している。
昨日から読み返し始めた専門書は、音楽理論の基礎をわかりやすく、かつ網羅的に解説している。早朝にまずはこの書籍の続きに取り掛かる。
本書を読むことにどれだけの時間を充てるかは未定だが、もし時間があれば森有正先生の全集第14巻の続きを読むことや、過去の日記の編集に時間を充てたいと思う。そうしたことに時間を充てていると昼食前の作曲の時間になるだろう。
昼食後にももう一度作曲実践を行う。どちらも共にモーツァルトに範を求めるか、昼食後の際にはバッハに範を求めようと思う。
作曲実践が落ち着いたところで仮眠を取り、仮眠後からは論文の加筆修正を行っていく。昨日と同様に、三時間ほど集中して執筆作業に取り掛かることができればと思う。
昨日の執筆によって、文章を加筆修正する方法とリズムが掴めたように思うので、今日もそれに従う。今日の加筆修正によって、最終ドラフトの完成まであと一歩となるだろう。
明日はあえて論文の執筆から離れ、明後日にもう一度加筆修正を行う。明後日に最終ドラフトを完成させることができればと思う。
バルトークが演奏活動を数年間控えたように、今後しばらくは科学研究を控えようと思う。それは論文を執筆するような科学研究を指す。もはやそうした研究に今後戻ってこないかもしれないが、それはそれで良しとする。
自分の人生が少しずつまた新たな方向に動いているのを感じる。科学研究から一旦離れ、今後そこに戻るにせよ、戻らないにせよ、新たな歩みを自分が進め始めたことは確かだ。
また、科学研究に基づいた論文を書かないことは、文章を書かないことを意味しない。論文などよりずっと重要な日記は書き続ける。ここでもやはり、ゴッホを模範にするべきだろう。
ゴッホが手紙の形式で日記を綴り、さらには手紙の中で絵画制作に関する仮説と実証結果を記していったように、自分も日記を書き続ける。また、ゴッホが絶え間なく手紙を書いたことに加え、絵画を実際に描き続けていたことも見習わなければならない。
自分にとっては、作曲を通じた表現活動が何よりも大切になる。日記と作曲だけに従事する生活の実現に向けて、今日もまた一歩前に歩みを進めていく。フローニンゲン:2018/6/4(月)07:44
No.1051: Like Water
I can notice that everyday and my life are flowing as if they were water. Thales’ cosmology——“The nature of all matteris water”——crosses my mind. Groningen, 08:10, Saturday, 7/7/2018