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2487. 学会とギフトショップに行く夢


霧のような雲が空を覆い、小鳥の声だけがどこからともなく聞こえてくる早朝。今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎた時間から一日の活動を開始した。

今朝は薄い雲が空を覆っているためか、今日のこの時間帯はまだ薄暗い。また今日は日曜日であるためか、いつもより辺りが静まり返っているように思える。風もなく、静止画のような風景が窓の外に広がっている。

今朝方見ていた夢について少しばかり書き留めておきたい。夢の中で私は、ヨーロッパのどこかの街で行われた学会に参加していた。

その学会のテーマは人間発達であり、世界中の研究者がこの学会に集まった。ただし、この学会の規模はそれほど大きくなく、そこに集まった人数も驚くほどの多さではない。

多すぎず、少なすぎずの研究者たちがこの学会に参加していた。私はあるセッションに参加するために一つの部屋に入った。

すると、そこでは数年前にお世話になっていたレクティカのセオ・ドーソン博士とザカリー・スタイン博士が発表を行っていた。彼らの発表は私が聞きたいと思っていたものではなく、どうやら部屋を間違えたようだった。

部屋の中に何歩か足を踏み入れてしまったため、ドーソン博士が私に気づき、壇上から私に声をかけてきた。そして、発表を最初から聞いていない私に対して、「この発表に関して何か質問はあるか?」と尋ねてきた。

一瞬私は戸惑ったが、ドーソン博士の隣にいたスタイン博士に二、三質問しようと思った。ただし、あまりにも急な振りであったため、質問を練る時間がなく、とりあえず話に出ていた二つの概念の内容をもう一度説明してもらうことにした。

それが一つ目の質問事項だった。私の質問に対して、スタイン博士がすぐさま回答を始めた。しかし、私の位置からは彼の声が聞き取りづらく、回答の最後の最後で急に声が大きく聞こえ始めた。

また不思議なことに、その場での質問と回答は当然ながら英語でなされていたのだが、スタイン博士が回答を終える直前に、「以上です」と日本語を述べた。私はスタイン博士に一目置いており、いつも彼からは大きな刺激を受ける。

その分、回答がほとんど聞こえないのは残念であった。そうした残念さと共に、日本語が話せないはずのスタイン博士がなぜ最後の最後で流暢な日本語を話したのかが不思議であった。

スタイン博士とのやり取りを終えると、私はその部屋を出た。さらには会場からも離れ、街中に向かった。

すると、その場所がどうやらブダペストのような様相を帯びていることに気づいた。偶然にも街の中心部で大聖堂を見つけた。その大聖堂には息を呑むものがあり、私は少しばかりその場にたたずんでいた。

街の中心部に足を運んだのはこの大聖堂を見るためではなく、近くの美術館のギフトショップでお土産を買うためだった。昨日その美術館に訪れた際に、購入しようかと迷った品があり、結局それを購入せず、今日改めてそれを購入したいと思っていた。

美術館に到着したのはいいものの、ギフトショップに入るためだけに入場チケットを購入することはためらわれた。何か方法はないかと考えていたところ、その場にいた二人の日本人観光客から、「昨日に購入したチケットをまだ持っていれば、中に入れるかもしれません」と教えてもらった。

幸運にもまだ昨日のチケットがあったため、私はそれを持って無事に中に入ることができた。ギフトショップで目星の品を見つけ、それを持ってレジに向かった。

レジの係員は若い日本人女性であり、私はカードで支払うときに昨日の入場チケットを見せた。実は先ほど館内に入ったときには、このチケットを誰にも見せずに中に入ることができたため、ギフトショップのレジでこのチケットを見せることに一瞬不安があった。

だが、私は無事に見当のお土産を購入することができた。そこで突然目が覚めた。フローニンゲン:2018/4/29(日)06:40

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