つい今しがた、スキポール空港に到着した。今朝は四時過ぎに起床し、六時過ぎに自宅を出発してからすでに随分と時間が経っていることに驚かされる。
朝早く起床することは、午前中の間に随分と多くの活動に時間を使うことを可能にしてくれるのだと改めて思う。空港に向かうまでの移動中は、過去の日記を編集することに多くの時間を充てていた。この旅行中に、空き時間を活用しながら過去の日記を編集することに従事したいと思う。
今回の中欧旅行からフローニンゲンに戻ってからは、いよいよ修士論文の最後の詰めを行っていく。自身として三回目の修士論文の執筆であるから、執筆の流れとその作業量に対する理解はすでにある。
どれだけの期間をどれだけ集中するかの経験値があることは確かだが、今回の修士論文も充実した内容を持つものにし、昨年の論文と同様に、今回の論文を基に査読論文を執筆したいと思う。その際には、ぜひともまたミヒャエル・ツショル教授と協働する形で査読論文を完成させたいと思う。
集中的に論文を執筆する前の休息として今回の中欧旅行を位置付けたい。もちろん、その他にも様々な意味付けが可能だが、論文の執筆に取り掛かるエネルギーを充電することの意味が今回の旅行に多分に含まれていることを疑うことはできない。
昨日に、フローニンゲン大学で履修する全てのコースの最終試験が終わり、その区切りとしての意義が今回の旅行にはある。ワルシャワ行きの飛行機をラウンジで待ちながら、そのようなことをふと思う。
幸か不幸か、ワルシャワ行きの飛行機が20分ほど遅れている。航空券を購入する時に、「通常30分ぐらい遅れる」という表示があり、遅延表明を先立って行っていることにある種の潔さと誠実さを感じた。
今日も私は、スキポール空港でいつものラウンジを利用している。「プライオリティー・パス」というのは非常に便利なカードであり、これがあれば世界中の多くのラウンジを無料で利用することができる。
昨年の年末に日本に帰る際には、このカードを使わず、搭乗券を用いてオランダ航空のラウンジを利用したが、今回は利用する航空会社も異なり、ヨーロッパ国内の移動であるから搭乗ステータスも高いものにせず、プライオリティー・パスを利用して空港のラウンジを利用することにした。
時刻は十時を目前にしており、ラウンジ内は飛行機を待つ人で随分と埋まっている。これからここにいる人たちはそれぞれの目的地に向かって飛び立っていくのだろう。
ワルシャワ行きの飛行機の搭乗時間も迫ってきている。飛行機の遅延のおかげで、今このようしてワルシャワ到着前の最後の日記を綴ることができている。
ワルシャワとはどのような街なのだろうかという期待が徐々に高まる。ワルシャワ・ショパン空港に到着したら、すぐにワルシャワの街に向かい、ホテルのチェックインを済ませたいと思う。
ワルシャワの街に到着する頃にはチェックインの時間となり、ちょうど良いタイミングになるのではないかと思う。今日はどこか特定の場所に観光に行くことはせず、ワルシャワの街を散策する程度に留めたい。明日から本格的に、自分が足を運びたいと思っていた場所を一つずつ訪れる。
そろそろ搭乗ゲートに向かおうと思う。ワルシャワ訪問への期待を胸に仕舞い、一旦日記を綴るのをここで終えようと思う。スキポール空港:2018/4/13(金)10:05
No.967: A Yellow Rain
There were a couple of sporadic rainy days until yesterday. It is mysterious to me that I perceived the rain to be tranquil yellow. Groningen, 12:21, Thursday, 5/3/2018