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2331. くつろいだ午後に向けて


先ほど協働プロジェクトに関する仕事を一つ終えた。その後私は、協働者とのこれまでの歩みを静かに振り返っていた。

一人の人間の仕事がどれほど小さいものに思えようと、それがこの世界に確かな影響を与えているという実感。この実感は、先日に縁起と社会関与について書き留めていた日記を思い出させてくれた。

自分にできることをこれからも継続して行こうという気持ちが再び強まる。この社会への関与を継続させていくためには、私は絶えず学び続け、絶えず自らの存在をより深めていかなければならない。

これは自分が望んでいることというよりも、もはや自分はそのように生きることを強く促されている。この促しに逆らうようなことはしない。

絶えず絶えず学び続け、それをこの社会に還元していく。自分にできる共有と関与を今後も続けていきたいと改めて思わされた。

様々な協働者の方から、日本の桜の写真がメールで送られてくる。そうなのだ、この季節は日本では桜が満開の頃なのだ。

日本のそうした状況とは対照的に、フローニンゲンの街はまだ寒さが残っている。そして、曇りがちな日々が続いている。曇りの日々に加え、明日と明後日は雨が降る。

しかしそうした天気であっても、日々が晴れ渡っているかのように感じられるのはなぜだろうか。自分の内側の天気にも当然ながら曇りや雨の日がある。しかし、それでも光が絶えず差し込んでいるように感じるのはとても不思議である。

今日は午後から少しばかりゆったりとした時間を過ごそうと思う。具体的には、昼食後すぐに作曲実践に取り組んだり、ウォルター・ピストンの作曲理論に関する書籍を読み進めたりする。

作曲に関する学習と作曲実践に並行して、今日は福永武彦氏の小説作品を久しぶりに読みたい。このところ福永氏の全集を書斎の机の上に置きっぱなしにしている状態が続き、なかなかそれを読む機会がなかった。

今日は午後から時間を取り、福永氏の作品世界の中でゆっくりと呼吸をしたいと思う。明日からは、四月の初旬に迫った「デジタルラーニングと学習環境」というコースの最終試験に向けての勉強を始め、研究の方にも力を入れていきたいと思う。

とにかく今日は、協働プロジェクトや研究とは関係のないことに時間を使いたい。おそらくこうしたことが日々に充実感を与え、内側の世界の光を生み出しているのだろう。フローニンゲン:2018/3/27(火)11:52     

No.915: A Rough Sketch of My Next Research

This is a rough sketch of my next research about the developmental processes of music composition skill.

To investigate the developmental processes of understanding of composition theory, I need to prepare for a specific task by providing an excerpt of an actual music score.

This design is a kind of case study. After setting a case, I’ll prepare for a couple of questions that correspond to the domains I want to investigate.

For instance, one question examines the degree of understanding of melody, whereas another explores that for harmony.

Here, I need some help from experts to specify domains for research.

I have to understand what kind of domains exist in music composition. Then, I should make sure of the difficulty of the task.

In order to determine the task difficulty, I need to learn basic psychometrics and test theory. Groningen, 11:11, Wednesday, 4/4/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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