top of page

2119. 満月と変化


早朝の六時半の今の気温はマイナス3度だが、今日は最高気温が7度まで上がる。

今日から少しばかり気温が上がり、なんともいえない安堵感を覚える。

本当にここ数日間は寒かった。体の芯から冷えるような寒さであり、早朝は暖房のみならず、湯たんぽを使うことにしていた。

就寝の際に湯たんぽを使うことは四月以降まで続くであろうが、室内でそれを使うことは明日までになりそうだ。明日、明後日までは最低気温がマイナスであるが、今週の水曜日からは最低気温がマイナスではなくなる。

今、書斎から早朝のダークブルーの空に浮かぶ満月を眺めている。太陽とは全く違う輝きを持つ月。

薄黄色の光を身にまとって佇んでいる満月を私はしばらく眺めていた。空にぽっかりと浮かぶ満月。宇宙にぽっかりと存在する月。

月を含めた惑星というのは孤独ではないのだろうか。そのようなことをふと思う。

昨日の朝のことを思い出してみると、六時半を迎えた今の空の様子と比較して、また少し日の出の時刻が早くなっていることに気づく。それはごくわずかな変化なのだが、もはやそうした小さな変化も見逃しはしない。

この世界の全ては小さな変化で回っているのだから。人間の成長においても、小さな変化を見逃さないことがいかに重要であるかを昨日の日記に書き留めていたことを思い出す。

日々の瞬刻瞬刻に見られる小さな変化をつぶさに観察し、そこから自らのあり方を考察していく。その変化が内外のどちらであるかは関係ない。

どちらの変化も自己と他者、そしてこの世界のものであるがゆえに、全てが繋がっている。小さな変化に気付き、そこでまた新しい小さなアクションに踏み出していこうと思う。

こうして文章を書いている間にも、フローニンゲンの早朝の空はどんどんとダークブルーからライトブルーに変化を進めている。そして満月もわずかばかり位置を横にずらしている。

日々変化する存在として、そして変化を促す触媒として、今日もまた自分にできる小さなことを積み重ねていく。

今日は日曜日であるが、協働プロジェクトの資料を見直し、こちら側のコメントを資料内に反映したいと思う。それが終われば、午後からは、五月と六月に行われる二つの国際学会の経費の申請書を作成したいと思う。

片方は研究アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授からサインをもらい、もう一方はプログラム長のマイラ・マスカレノ教授からのサインを来週あたりにもらいたいと思う。

七時を前にして、長い夜が明けようとしている。自分の内側の夜が明ける日も近いだろう。フローニンゲン:2018/3/4(日)06:50    

No.838: Premature Termination of Learning

I have to avoid premature termination of learning.

In general it is often manifest in the statement like “I know it already.”

I’ve recently noticed that I need to learn developmental theory again in a deeper and more rigorous way.

This awareness occurred to warn me of my premature termination of learning.

Since it happened, I’ve started again to read many articles and books about human development. Groningen, 16:16, Wednesday, 3/7/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page