早朝に時系列データ分析について日記を書き留めてみると、時系列データ分析への関心がさらに高まったように思う。書くことは、時にその対象から離れることを促すこともあるが、対象に深く向かっていくことも促してくれるようだ。
時系列データ分析に関しては、本棚にいくつか専門書がある。時系列データ分析を実際に行う際には、Rというプログラミング言語を用いると非常に便利であり、私が持っている書籍も大抵、Rを用いた時系列データ分析について解説をしている。
昨日に本棚から取り出したのは、“Introductory time series with R (2009)”という書籍である。こちらには随分と多くの数式とプログラミングコードが記載されているため、これまであまり目を通したことがなかった。
仮にこの秋から米国の大学院で客員研究員として所属することになれば、統計学科に所属している時系列データ分析の専門家に師事をしたいと思っている。その教授から時系列データ分析の考え方や手法について学ぶ中で、おそらく数式に関する理解も深まっていくだろう。
今日は本書を一読し、明日からの研究インターンで活用できるものは何かないかを探していく。
時系列データ分析について日記を書き、その中でも時系列データ分析を用いた予測について言及したことによって、本棚に“Practical time series forecasting with R (2016)”という書籍があることを思い出した。
こちらはタイトルにあるように、時系列データを用いた予測に関する実践的な専門書である。こちらの本には、難解そうに見える数式はほとんどなく、説明記述が豊富にあり、適宜挿入されているRのコードを用いて、手を動かしながら時系列データを用いた予測方法について学ぶことができる。
以前から作曲とプログラミングには共通点があると述べているが、時系列データを用いた予測に関しても、実際のデータと向き合い、自らの手を動かしてプログラミングコードを書いていく実践が大切になるだろう。
当初予定していた研究の進捗度合いによるが、研究インターンでの研究がうまく進めば、時系列データを活用した予測についても何かしらの観点から行ってみたいと思う。今回の研究では時系列データが豊富にあるため、様々な分析を行うことができる。
ミヒャエル・ツショル教授の指導のもとに行っている研究では、すでに私の方でリサーチクエスチョンを立てているので、分析の観点はすでに決まっている。
一方で、インターンで行っている研究は探索的な形で進めることをスーパーバイザーのジャン・ディエナム教授から許容してもらっているため、明日にデータのフォーマットが整えば、様々な可能性を模索する意味で多くの観点から時系列データの分析に着手したい。
今週の金曜日からは、インターン先のオフィスにRに関する書籍と時系列データ分析に関する書籍を数冊選んで持って行く必要があるだろう。来週からのインターンの楽しみがまた一つ増えたように思う。フローニンゲン:2018/2/18(日)07:59
No.775: The Nature of Modern People
Modern people may make a fetish of themselves, money, and any other cultural constructions.
They are enslaved in the fabricated reality, blindly believing in an infinite number of social concoctions. Groningen, 20:34, Sunday, 2/18/2018