今朝は五時に起床し、五時半から一日の活動を開始させた。昨日は、夕方までは心身の状態が良好だったのだが、夕食を終えてから突然の睡魔に襲われた。
やはりまだ時差ぼけが完全に回復していなかったのだろう。夕食を終えてからは本を読むことも文章を書くこともおぼつかず、作曲実践を行える気力もなかった。そのため、昨夜は九時前に就寝した。
二日連続で九時前に就寝をし、良質な睡眠をたくさん取ったため、今日はそろそろ時差ぼけが解消されていることに期待したい。この世界で活動をしていくために身体の状態がいかに大切かを改めて思い知る。
正直なところ、心を整えるよりもまず先に身体を整えることが大切だろう。日本に一時帰国中の最初の数日間で体調を崩したが、その時に思ったのは、身体の状態が優れない時に心の状態をいくら整えようと思ってもそれは到底不可能なことである、ということだった。
一度身体の調子を崩してしまうと、そこから精神を立て直そうと思っても、身体の不調さが精神をくじく。まさに人間というのはホロン階層を持っているため、物質圏(身体)が崩壊の危機にさらされると、それを精神圏(心)の働きでなんとかしようと思ってもなんともならないのだ。
とかく身体よりも精神を重要視する風潮がみられるが、それは誤っているように思える。とにかく人間活動の基盤は身体である。
そしてこれはおそらく、人間発達においても当てはまることだろう。身体、とりわけ身体感覚を十分に涵養することがなければ、精神的な発達が成し遂げられるとは考え難い。
ピアジェの発達理論にあるように、私たちの発達は運動感覚的な段階から開始される。その段階は身体と密接に関係しており、身体感覚の基礎を構築する段階である。
この段階の基盤が脆弱の場合、それ以降に積み上げられていく発達はおぼつかないだろう。 身体の調子を整えるためには、食事・睡眠・運動の三つが最重要となる。これらの三要素は当たり前に思われるかもしれないが、よくよく自らを省みてみると、それらのうちの一つか二つが欠けている人が多いのではないかと思う。
現代人の中を見回してみると、それらの三要素を日々の生活にうまく取り入れている人はほとんどいなように思える。良質な食事と睡眠、そして適度な運動は、身体の調子を整えることに不可欠であり、それらはひるがえって精神の調子を整えることにつながる。
オランダでの生活を再び始めるにあたり、身体の調子を整えることが何よりも大切であることを肝に銘じ、身体の調子を整えるために不可欠な三つの要素を絶えず念頭に置いておきたい。フローニンゲン:2018/1/9(火)05:50
No.622: Music, Paintings, Literature, and Philosophy
I determined that my life had to be led around music, paintings, literature, and philosophy; science should be following them.
I want to always indulge myself in them.
All of them are intertwined with luminosity of enlightenment. Groningen, 18:50, Tuesday, 1/9/2018