top of page

1923. 連続的な至福時間


起床してから二時間半が経ち、少しばかり自分の思考も落ち着き始めたように思う。早朝の六時半の東京は、すでに夜明けを迎えており、もう辺りが明るい。

この素朴な自然現象が、どれほど自分の心を落ち着けることだろうか。オランダではまだこれから二時間ほど真っ暗闇が続き、九時を迎える頃になってようやく、今私が東京で見ているような空模様となる。

幸いにも東京に滞在の期間中は天気に恵まれる。今日はこれからホテルで朝食をゆっくり摂り、八時過ぎにホテルを出発しようと思う。最初に向かう場所は、上野のTOHOシネマズである。

実は昨日、六本木のTOHOシネマズで『ゴッホ:最後の手紙』を鑑賞しようと思っていたのだが、バス停を見つけることがなかなかできず、自分が乗るべきバスが目の前を去っていくという事態に見舞われた。そのため、昨夜は映画を見ることを断念し、ホテルでゆっくりすることにした。

今日はこれから上野のTOHOシネマズでこの作品を鑑賞する。オランダで事前に予告編を見たとき、非常に斬新な撮影をしていることに感銘を受け、ぜひとも本作を見たいと思った。

というよりも、オランダのクレラー・ミュラー美術館を訪れて以降、ゴッホは私にとって多大な意味を持つ存在になり始めており、この映画と巡り合ったこともきっと何かの理由があるのだと思う。

昨日見逃した映画は日本語字幕のものであり、今日見る予定のものは日本語吹き替えのものである。私はあまり日本語吹き替えが好きではないのだが、今日の鑑賞はそうした毛嫌いを払拭してくれることになるかもしれない。

映画を見終えた後、歩いて行ける距離にある国立西洋美術館を訪れる。ここでは、「北斎とジャポニスム」の展覧会を見る。

昨年も北斎の作品を見るために、あえて数日ほど東京に滞在したという経緯がある。昨年は非常に残念ながら、すみだ北斎美術館が閉館しており、作品を見ることができなかった。

今回は開館日を確認し、明日は母方の叔父と共にこの美術館を訪れる。国立西洋美術館で展覧会を鑑賞した後は、丸善丸の内本店に足を運び、作曲に関する良い書籍があれば購入したいと思う。

あと何回私は自分の足で東京を歩けるかわからないため、上野から秋葉原を経由して東京駅まで45分ほどゆっくりと散歩したい。今日は映画鑑賞から始まり、絵画作品の鑑賞、そして書籍巡りをするという至福な時間の連続となるだろう。

ゆっくりと本を選んだあとは、丸善に足を運ぶ際にはお決まりのように、エムシー・カフェで特製のハヤシライスを食べたい。2017/12/22(金)06:46

No.568: The Study Of Fugue (1987)

I think I don’t grasp the gist of combining more than two melody lines.

I need to learn the art of fugue. I’ll purchase “The Study Of Fugue (1987)” written by Alfred Mann.

Once I can comprehend the essence of fugue, I’ll be able to open a new door for diary-like music composition. 11:09, Sunday, 12/31/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page