昨夜の夢は、自分の内側からほとばしるエネルギーを感じさせるような内容を持つものだった。内容というよりもむしろ、夢全体が自分の全存在から発せられる巨大なエネルギーを映し出しているかのようだった。
夢の具体的な内容についてはここに書き留めないが、夢の中で私は、確かに自分の中に眠っている途轍もなく大きなエネルギーを全身で表現していた。その瞬間、一度目を覚まし、現実世界の中でも自分のエネルギーを外に発揮させるような仕草を取っていた。
それほどまでに自分の内側には、まだ発揮されずに眠っている途轍もないエネルギーが存在しているのだろう。どこか私は、一人の生命が持つ根源的なエネルギーにつながって生きているかのようだ。
一つの生命が内在的に持つ爆発的なエネルギー。それは時の流れと同様に、絶え間なく生成されるものである。
それと繋がりながら日々を生きることができているという実感。日々の生活の中で充実感と幸福感を感じるというのはもしかすると、こうした生命の根幹エネルギーと繋がりながら生きることを意味しているのかもしれない。
自分の内側に眠っている、未だ表現されえぬ巨大なエネルギーに関する夢は、定期的に見られる。その周期性にこれまで関心を示してこなかったため、この夢が現れる要因についてはまだ何もわかっていない。
これからは、少しばかりその要因についての仮説を立てることを意識したいと思う。 昨日から、ガブリエル・フォーレのピアノ曲をずっと聴いている。五時間に及ぶピアノ曲集を聴いているが、素晴らしいの一言である。
フォーレと同時代の文学者であるマルセル・プルーストがフォーレの曲に魅了されていたという話も非常に納得ができる。最近は、モーリス・ラヴェルの曲を聴くことが多かったが、ラヴェルと同様にフォーレの音楽にも丸みを帯びた虹色を知覚することができる。
どうやら私は、これら二人のフランスの作曲家の虜になったようだ。昨日はフォーレの曲を聴きながら、とりわけフォーレが残した13曲の舟歌に大きな感銘を受けた。
そもそも、「舟歌」というスタイルの曲があることを知らず、フォーレの曲を聴いて初めてそれを知った。今日も一日中、フォーレのピアノ曲集を繰り返し聴くことになるだろう。 現在、新たな研究が理想的な速度で進んでいるため、研究とは関係のない自分の関心事項に沿った探究を行うことができている。昨日は、ケンブリッジ大学出版から発行されている “The Cambridge Handbook of Artificial Intelligence (2014)”を読むことができた。
本書はAIの研究に関する論文が集められたものであり、本書を通じて、これまでのAI研究についての概要と現在進行しているAI研究の観点などを掴むことができた。本書を読みながら得られた気づきは大小様々なものがあり、それらの気づきの断片を英文日記の方に書き留めておいた。
これから年末に向けて時間を作りながら徐々に読み進めていくのは、ジョン・デューイ全集の第一巻、デリダの教育思想に関する専門書、ドゥルーズの教育思想に関する専門書の三冊である。それらの一読目が比較的早く終われば、デューイ全集の第二巻を読み進めたい。
これらは全て教育哲学に関するものであり、そのうちの二冊はフランスの哲学者が執筆したものであるため、ラヴェルやフォーレと合わせて、今の私はフランスが持つ何かに共鳴しているのかもしれない。
今日からまずは、全二巻にわたるデューイ全集の第一巻を少しずつ読み進めていく。2017/11/30/2017(木)07:11 No.486: Japanese Books
In parallel with reading academic articles, I sometimes read Japanese books that I brought from Japan.
These selected books always nurture and invigorate my soul and spirit. I was reading one of the Japanese books in the evening and at night.
I assure that I can live anywhere in the world if I possess such Japanese books that embrace my being.
My spirit and soul can rest in the reality constructed by the books. 21:41, Wednesday, 12/6/2017