今日は雨が降らず、雲の隙間から時折晴れ間が顔を覗かせていた。一方で、今日の気温はとても低かった。
最低気温はマイナスを記録していたようだ。明日も同じような気候になるらしい。
しかし、明日は今日よりも雲がなく、晴れるそうなので、昼食前にランニングに出かけたいと思う。今日は確か金曜日だったと思うが、どこか週末の気配を漂わせている。
そう思わせるのは、静かな時の流れと何とも言えない哀愁に満ちた景色が目の前に広がっていることに起因する。昼食を摂った後、複雑性科学の手法を教育研究に適用した論文が数多く集められた専門書を読み進めていた。
第六章までを読み終えたところで、私は一旦手を止め、昨夜取り掛かっていた曲の修正を行うことにした。数十分ほど曲に手を加えたところで、とりあえず形となった。
今回の作品は初めてワルツ形式を試したものであり、またしばらく経ってからワルツ形式の曲に挑戦してみたいと思う。ワルツ形式の伴奏を適用することが初めてであったため、うまくいかないことが多々あった。
だが、それでも何とか自分なりの工夫を凝らし、ひとまずは曲の形となった。曲を作り終えた後、いつものように仮眠を取った。タイマーとして設定しているバッハの曲が鳴り響く数分前に、眠りの意識から覚醒意識に移行したことを察知した。
コーザル意識からサトル意識へ移行する瞬間を捉えることが時折あるのだが、まさに今日はそのような日だった。より厳密には、サトル意識の中で夢にも似たビジョンを見ている時に、すでにそれがサトル意識内の現象であることを理解し、そろそろタイマーとしてのバッハの曲が鳴るという予感があったのである。
タイマーが鳴る直前に見ていたのは、どうやら昨夜の夢の続きのようだった。そこには叔父の姿はなかったが、母の姿があった。
20分間の仮眠の最中にこうした鮮明なビジョンを見ると、その後の目覚めが普段とは異なったものになる。残念ながら、その差はその時々のビジョンの質に影響を受けるため、その差がもたらす感覚を一般化することはできない。
目覚めてから再び先ほどまで読んでいた専門書の続きを読み始めた。するとしばらくして、突然家の呼び鈴が鳴った。
どうやら荷物が届いたらしい。 ちょうど私は数日前に、“Vincent van Gogh - The Letters: The Complete Illustrated and Annotated Edition (2009)”という、現存するゴッホの全ての手紙の英訳と、研究者によるその手紙に対する注釈、そして手紙と関係した絵画作品の挿絵が盛り込まれた全六巻にわたる書籍をイギリスの書店に注文していた。
この書籍が届くのは来週の火曜日辺りとのことであったため、呼び鈴がなり、郵便屋が届けてきた荷物は私のものではなく、隣人のものではないかと思った。しかし、階段を降りてドアを開けると、確かに私の名前が記載された郵便物だった。
体格のいいオランダ人の郵便屋であっても、その郵便物は見るからにとても重そうであり、実際にその大きさと重さはなかなかのものであった。その大きさを見たときに、それは確かに私が注文したゴッホの書簡集であることがすぐにわかった。
私は高鳴る心を抑えきれないまま、すぐさまその重たく大きい郵便物を三階まで持って上がった。ゴッホの全六巻にわたる書簡集は、本当に大きく重たい。
おそらく、これまで購入した全集の中でも最大のものではないかと思う。私は大きな段ボールを開け、その中からゴッホの書簡集が顔を見せた時、たまらなく嬉しくなった。
それはまるで、幼少時代のいつかのクリスマスに、クリスマスプレゼントとして大きな生き物図鑑を受け取った時の気分であった。ゴッホの書簡集を実際に自分で手に取った時の気持ちは、本当にあの日のクリスマスの気持ちと瓜二つであった。
第一巻の中身を早速確認すると、ゴッホの内面世界が絵画で埋め尽くされていたかのように、その中身はゴッホがテオに宛てた手紙で埋め尽くされていた。
手紙は実に優れた英訳が施されており、さらには手紙の横に研究者による様々な注釈が施されていたり、他の手紙へのレファレンスなどが記載されている。こうした付随的な情報をもとに、ゴッホが残した手紙の全てを多角的かつ包括的、さらには深く読み解いていくことができる。
手紙に対応する形で挿入されている絵画作品を眺めていると、自分が完全にゴッホの内面世界と同一化していくような感覚に見舞われた。
この全六巻にわたる書簡集の重みは、単にゴッホが無数に残した手紙と絵画作品によるものではなく、ゴッホの魂の重みなのだと思えて仕方なかった。2017/11/24(金)16:00 No.466: Reading Collected Works of John Dewey
I just finished reading the introduction of the collected works of John Dewey.
It already foretold me that I could learn deeply from Dewey.
In particular, I will closely read his philosophy of education and aesthetics.
Also, my interest focuses on his theory of meaning and knowing. In other words, I am intrigued by his epistemology.
In addition to the topics, my curiosity lies in Dewey’s intellectual development.
I will be able to grasp how he developed his philosophical systems after I finish reading this book.
Like his contemporaries such as Charles Sanders Peirce and William James, Dewey is a prolific scholar, and he would develop his philosophy by writing——and by doing. 15:07, Monday, 12/4/2017