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1778. 成績評価に関する夢と言語空間の柔軟な変化


起床してから少しばかり時間が経ったところで、昨夜の夢の断片的な記憶が思い出された。一つ覚えているのは、自分が大学の成績表のようなものを提示されていたことだった。

ここで「提示」と述べたのも、紙のかたちで成績書を受け取るのではなく、目の前の空間に成績の一覧が投影される形で成績を見ることになったからである。

目の前の空間に映し出された成績を見ると、科目が全て英語かオランダ語で表記されており、横に5段階評価の数字が振られていた。前の学期に履修していたコースの内、期末の論文によって成績が評価されるものは、5の成績評価が付されており、自由記述式試験の一つの成績が2であった。

後者の数字を見たとき、「追試を受ける羽目になったのだろうか」と少しばかり不安な気持ちになる自分がいた。投影された成績一覧のさらに下の方を見ていくと、音楽に関しては、最低評価の1が付けられており、とても微笑ましく思った。

その他にも、私の知らないオランダ語の単語で表記された科目がいくつかあり、それらについてはまずまずの成績が付けられていた。

まさかこの歳になって学校の成績に関する夢を見るとは思いもしなかったが、オランダの研究大学院における成績評価の厳しさに日々晒されていると、そうした夢を見るのも不思議ではない。 そういえば、現在在籍している教育科学学科のコースと昨年まで在籍していた発達科学学科のコースは一つ大きな違いあることに気づいた。それはクラスの中で交わされるオランダ語の量である。

昨年は、在籍していたプログラムが全て英語で行われるという都合上、全てのクラスは英語で行われていた。さらには、教授に関してもドイツ人など他のヨーロッパ諸国の教授がコースを担当しており、受講者もドイツを中心に、様々な国からやってきた者たちで構成されていたため、クラスの中でオランダ語が話されることは一度もなかったように思う。

一方、今私が在籍しているプログラムのコースも、原則は全て英語で行われるものなのだが、オランダ語がクラス内で飛び交うことがよくある。

それはおそらく、教育科学学科のプログラムの中で英語で行われるプログラムを選択している者は少なく、他の人たちはオランダ語で行われるプログラムを選択しており、彼らとクラスが同じになる場合には、仮にそのコースが英語でなされるはずのものであったとしても、ついつい母国語のオランダ語が口から出てしまうのだと思う。

前の学期に履修していた三つのコースの内、二つのコースは、教授に対する質問であればオランダ語でもいいというような前提があり、受講者の中には英語ではなく、オランダ語を用いて質問する者が何名かいた。

もちろん、私はオランダ語をほとんど理解できないのだが、昨年とまた違う環境に自分が身を置いているような実感があり、その変化を有り難く享受している自分がいる。

明日から始まる二つのコースの内、一つはチリ人のマイラ・マスカレノ教授が担当するものであるため、そちらはオランダ語がクラスで飛び交うことはないであろう。一方、「応用研究手法」に関するコースを担当するのは二人のオランダ人であるが、コースの履修者2名の内、私がオランダ語を話せないため、クラス内のやり取りは全て英語になると思われる。

明日からのコースはどれも少人数であり、日本人の私がいるため、オランダ語が飛び交うことは全くないであろうことが予想される。その場にどの国籍の人間がいるかによって柔軟に言語空間が変わるというのは、その中に身を置いているとある種の楽しさが芽生える。

言語空間の柔軟な変化というのは、そうした楽しさ以外にも、おそらく重要な発見をもたらすものを持っているような気がしているため、その点に意識を当てて明日からのコースを履修したいと思う。2017/11/13(月)08:31 No.423: Musical Somatic Resonance The gist of learning implicit composition theories of great composers is musical somatic resonance or musical somatic attunement, meaning that I become immersed in the music very deeply.

To put it differently, musical somatic resonance is being in a profound realm of music, which enables us to grasp hidden intentions and philosophies of music.

Assimilating into inner dimensions of composers is the essence of musical somatic resonance, which is indispensable to grasping implicit composition theories. 13:21, Sunday, 11/26/2017

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