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1768. 全ての人が向かう場所:赤ん坊を宿す夢


今日の天候も昨日に引き続き変化に富む。薄い雨雲が空を覆っており、突然雨が降り始めたと思ったら、次の瞬間には雨が止み、晴れ間が見えたりする。

その後、また雨が降り、同じようなことが続いていた。これだけ一日の天気がめまぐるしく変わるというのは、北欧に近いこの場所に固有のことなのかもしれない。

天気の気まぐれさには驚かされてばかりだが、人間の気まぐれさはもしかするとそれ以上かもしれない。変化に富む天気を見ながら、それを人間と重ねて考察することができるというのは有り難いことなのかもしれない。

自然から人間について考え、自然から自分について考える。私たちは、自然から学んでばかりである。

師としての自然に対して、私たちは恩返しをしているだろうか。仮に裏切りと背徳しかそこにないのであれば、日々の行為一つ一つを見直さなければならない。

目の前に並ぶ赤レンガの家々。オランダの多くの家は非常に慎ましくていい。 これから夕方に向かおうとするフローニンゲンの空は、晩秋の物悲しい光を発している。光の力はとてもか細く、それは誕生したての太陽の原初の光、もしくは全く逆に、最後を迎えつつある太陽の灯火の光と形容できる。 昼食時に、食卓の窓から外を眺めると、通りを行き交う人たちの姿が見えた。ゆっくりと散歩をする人もいれば、自転車に乗って過ぎ去っていく人もいる。

どの人も防寒着を着ており、さらには自分の目的地があることには変わりなかった。小さな子供が自転車に乗って過ぎ去っていく姿を目撃瞬間、いつか私たちは皆、各々の人生を終えるのだという共通性に突き当たった。

人は皆、どこかに向かって歩き、いつかその歩みを止める日が来る。全ての人は等しく人生の最後の日を迎えるということに突き当たった時、表現に絶する気持ちに襲われた。

笑顔で横の友人らしき人物に話しかけながら元気良く歩く老女。ランニングに精を出す筋肉質の男性。最近自転車に乗れるようになったのではないかと思われるような小さな男の子。携帯を手に持ちながら歩く若い女性。

全ての人たちは日々どこかに向かい、平等に最後の日を迎えるということ。そこにあったのは一種の儚さが引き起こす感情であり、無常さが引き起こす感情であった。言葉にならない感情がそこにあった。 昨夜は実に不思議な夢を見た。それは、妊婦の疑似体験をするというものだった。

自分のお腹に赤ん坊が宿っており、妊婦のための少人数制の講習会に私は参加していた。妊婦となってみて初めて気づいたが、赤ん坊がお腹の中にいることの重みは言葉で形容できないほどである。

物理的な重さも確かにあるのだが、そこに新たな生命が存在していることに対する重みが極めて大きい。実感としては、赤ん坊と自分が一体となっている感じでありながらも、同時に違う生命がそこに存在しているという確かな感覚がそこにあった。

講習会中も含め、私は必要以上に神経質となり、激しい動きをして赤ん坊に衝撃を与えないようにしていた。自分のお腹の中にいる赤ん坊が眠りから覚めたのか、突然赤ん坊が動き出した。

身体の中を別の生命が動いている感覚をどのように表現したらいいだろうか。これは経験した者にしかわからないことだろう。

元気良く体を動かす赤ん坊を、私はお腹の上から撫でていた。すると私は、少しばかり妙な吐き気に襲われた。

この吐き気についてもこれまで体験したことのあるものとは異なっており、うまく表現することができない。私は、膨らんだ自分のお腹を撫でながら、赤ん坊が落ち着き、自分の吐き気が治まることを待っていると夢から覚めた。2017/11/11(土)15:43

No.413: Importance of Conforming to a Principle A principle is a principle.

That is what Chopin’s music told me yesterday.

In general, a waltz accompaniment is applied in three-four time.

However, I tried to apply it in four-four time, which was deviation from the principle.

As expected, I confronted some difficulty. The difficulty educated me on the importance of a principle.

I took a look at Chopin’s music scores of waltz again, and I realized that all of them chose three-four time.

Even Chopin conformed to the principle of waltz. I will comply with the principle next time.

To deviate from the principle will come way ahead. 07:46, Saturday, 11/25/2017

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