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1766. 幸福感の絶対条件と孤独について


一昨日の夜と昨日の早朝に、自分の中で小規模な揺れが起こっていた。その揺れが今は収まっていることが、内側の世界の穏やかさにつながっているのだろう。

今日は朝からとても調子が良い。だが、心身に充実感がみなぎる形ではない。

なぜなら、心身が充実感と一つであれば、充実感などみなぎりようがないからである。これは情熱についても当てはまる。

仮に自らの存在が情熱と不可分であり、情熱そのものであれば、情熱などほとばしらない。情熱として生きることの絶対的な静かさだけがそこにあるはずだ。

私がこの瞬間の状態を「穏やかだ」と言っているのは、そうした様子を描写しているように思える。充実感と情熱感と一体となって日々を送る生活。

それは幸福感と一体となって日々を生きることにつながる。幸福感というものを外側から内側に向かって獲得しようとするのではなく、自己が幸福感そのものになり、自分は幸福感に他ならないという気づきこそが、真の幸福感の絶対条件の一つではないだろうか。 真っ暗な外の世界のどこかで、小鳥が小さくさえずっている。そのリズムは、「タタタ タタ タタタ タタタタ」という形で抽出できる。

抽出されたリズムの配列だけを眺めていても、一切喚起されるものがないかもしれない。リズムの抽出化を済ませた後に、いかにそこに生命を吹き込んでいくかを作曲上の一つの課題としたい。

論文や小説を執筆するのと同様に、物語の中にリズムを組み込み、一つの文脈の中でリズムの意味が初めて湧き上がるような工夫を凝らす。音楽においても、物語性、さらには文脈性という要素が重要になる。 わずか数行であったが、作曲について少しばかり考えを前に進めてくれることに貢献してくれた小鳥がどこかに行ってしまった。雨水の残る車道を走る車の音が聞こえてきた。

そのリズムは一定であり、一聴するとそれは単調でつまらない。だが、よくよく耳を澄ませてみると、曲の中のどこかで活用できるリズムであるように思えてくる。

ある一点から別の一点へ直線的に流れていくリズムとしてそれをイメージ化することができる。

道行く車も去り、再び世界が静寂な朝となった。小鳥も車も去ってしまい、私は一人になった。

しかし、私の周りには常に「他」と「多」で溢れていることを忘れてはならない。他者と多者から学ぶことはいついかなる時においても可能であり、彼らから存在を深める洞察を得ることはいついかなる時でも可能なのだ。

これは一つの観点からすれば朗報である。だが、私はすぐに真逆の観点からそれらの有り難さを捉え直した。

人間はどこまで行っても一人になれないのではないか、という思念がそこにあった。虚無的でもなく、自虐的でもない本当の孤独を人間が感じることは極めて難しい。

真の孤独感は、私たちの存在を深めていく。現代社会において、思っているほどに人間が成熟を遂げていかないのは、こうした真の孤独感を得られる機会がほとんどないからなのではないだろうか。

虚無的、あるいは自虐的な孤独感など不必要である。それにもかかわらず、この現代社会にはそうした孤独感が蔓延している。それらの孤独感の先にある真の孤独感を見つめなければならない。2017/11/11(土)07:23 No.411: “Vincent van Gogh - The Letters: The Complete Illustrated and Annotated Edition (2009) The bell of my house beeped in the early afternoon.

I answered it, and it seemed that a packaged was delivered to me.

I ordered “Vincent van Gogh - The Letters: The Complete Illustrated and Annotated Edition (2009)” last week.

The series of books contain six books and a CD. I expected it to be delivered next week, so I thought that the package was for someone else in the apartment.

Yet, when I received it, the name tag indicated my name.

Without doubt, the large box told me that it was what I ordered and what I really expected to be delivered.

Although I have purchased a couple of collected works of scholars and artists before, I think that this series of van Gogh’s books are the largest ones.

The size and weight are massive, which perfectly corresponds with the degree of my expectation.

I will carefully and thoroughly read the letters exchanged between van Gogh and his brother, Theo.

Indescribable happiness comes in me. 15:25, Friday, 11/24/2017

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