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1724. ネットワーク的な知識の再編成実践


昨日から意識的に行い始めた学習方法は、非常に効果があることをすでに実感していることを先ほどの日記で書き留めた。振り返ってみると、その原型のような学習方法は、今から三年前にロサンゼルスに住んでいた頃に行っていたことを思い出す。

当時の私は、大学機関に属することなく、在野で日々研究を進めていた。その時に行っていたのは、まさに専門書や論文の内容を、ネットワーク的にまとめていくことだった。

だが、当時の学習方法は、やはりまだ受動的なものだったように思う。というのも、テキストに記載されているセンテンスをそのまま抜き出すようなことを行っていたからだ。

思い返すと、単にテキストのセンテンスを抜き出すことは、それをいかに知識のネットワークとして整理しようとしても、記憶の定着につながらず、さらには、学習項目に対する深い理解には繋がらないことがわかる。

徹頭徹尾、自分の言葉でテキストの意味を再構成していくことが重要になる。そして、それを線形的に整理していくのではなく、項目間の関係性を絶えず意識し、それを実際に視覚化するように、非線形的に知識項目を配列し直す必要がある。

こうした学習方法の効果を実感しながら思うのは、脳の特性および知識体系の性質を理解しながら学習を進めていくことの大切さである。両者についてはこれまでに何度も言及しているため、ここではあえて後者のみについて簡単に言及すると、知識体系というのは、本質的にダイナミックシステムかつダイナミックネットワークである。

知識という一つの要素そのものが、ダイナミックシステムであり、ダイナミックネットワークのノードであり、知識体系というのはそれらの総体に他ならない。いかに知識体系を構築していくかについては、システムの発達過程とネットワークの発達過程を十分に理解する必要がある。

システム科学とネットワーク科学の探究を少しずつ進めることによって、そのあたりに関する理解が徐々に深まり、それは自らの知識体系を構築していく実践の中に結実しつつある。 ロサンゼルスでの記憶を思い出しながら、知識体系をシステム的かつネットワーク的に構築してくための実践についてふと考えていた。もう少し付け加えると、今の私は、知識体系を構築していく領域を適切に見定め、それに向けて能動的な学習を進めていく必要があるだろう。

つまり、全ての専門書や論文に対して、ネットワーク的に知識項目を再構成していく実践を行うことができれば理想的だが、現実的には優先順位を設けなければならないだろう。とりわけ、優先順位として高いのは、自分の実務や研究に関するものである。

その時に、さらに優先順位を分析してみると、自分の関心を捉えて離さないものについて、ネットワーク的な知識の再編成実践に従事したいと思う。そのようなことを考えると、領域としては、教育科学、発達科学、システム科学、ネットワーク科学、教育哲学、作曲理論が挙げられる。

当面は、それらに関する専門書や論文を読む際には、絶えず能動的な学習実践を心がけたいと思う。 早朝から雑多な考えを書き連ねてきたが、ここにこのように文章を書き留めておくことも、自分にとっては不可欠な実践であり、日々の習慣的行為である。これから午前中の仕事に取り掛かりたい。2017/11/1(水)07:56

No.369: Music and Biosphere Music resides in the noosphere, but it should exert a transformational influence on the biosphere.

One sphere should not be reduced to the other. At the same time, both spheres should not be separated.

They are continuous and interdependent. Therefore, music has to connect with the biosphere and transform the quality of the sphere. 08:02, Saturday, 11/11/2017

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