今日の午前中は、気づけば結局、一切の仕事に着手しなかった。早朝の六時半から正午まで、ずっと音楽に関する調べ物をしていた。
とりわけ、ショパンの生き様と彼の作品について多くの時間を充てて調べていたように思う。ショパンに対して行ったのと同様のような調べ方を、リストとメンデルスゾーンに対しても行っていた。
その結果として、六時間弱に及ぶ時間を音楽に関する調べ物に充てる形となった。以前、自分の作曲体験を振り返りながら、作曲実践には、精神の治癒と変容を促す作用があるということを書き留めていたように思う。
もしかすると、そうした作用をもたらす要因に、音楽がもたらす没入的脱体現象があるように思う。作曲をしている最中にたびたび起こるのは、作曲行為の中に入り込んでいく感覚であり、身体が曲になる感覚である。
作曲を始めてからまだ数ヶ月しか経っていないため、今の段階でそのようなことを述べるのはひどく大げさだが、初心者の段階においても、作曲行為の中にはそのような現象を引き起こす力があるように思う。
自らの身体を作曲行為に明け渡し、身体が作曲行為そのものと曲そのものに合一する感覚。そのような感覚を毎晩一時間ほどの作曲実践の中で体験しているように思う。
それはある種の非日常体験である。作曲行為は、非日常性を私の日常にもたらしてくれる掛け替えのないものになりつつある。 今朝から正午にかけての自分の行動を振り返ってみると、そのような非日常的意識の中にいたのかもしれない。音楽について調べているだけであるのに、そこに没入的脱体現象が起こっていたことは注目に価する。
音楽というものがますます分からなくなり、その奥深さには圧倒されるばかりである。同時に、何よりも音楽の魅力というものを大きく見出し始めた時期に今の私はいるようだ。 メンデルスゾーンについて調べている時、昨年の夏にライプチヒを訪れた際の記憶が蘇ってきた。ライプチヒにあるメンデルスゾーン博物館で、決して忘れることのできない体験をしたのである。
その体験については、その時の日記に書き記しておいたため、ここで再度取り上げることをしない。だが、今日改めて思い出された記憶について書き留めておくと、メンデルスゾーンが残した楽譜のみならず、彼の類稀な絵画的才能によって生み出されたスケッチ画の数々が印象に残っている。
絵画作品を鑑賞するかのような姿勢と観点を持って、メンデルスゾーンの楽曲を改めて聴いてみようと思う。 結局私は昼食前に、724ページに及ぶ “Chopin: The Ultimate Piano Collection”という楽譜を購入した。わずか一、二ページほどの小作品の中に、どうすればあれほどまでに傑出した音楽世界を表現することができるのかを学ぶために、この楽譜を購入した。
ショパンが七歳の頃に初めて作曲した『ポロネーズ ト短調』のような作品を自分が生み出すには、これからまだ随分と時間がかかるだろう。そうだとしても、ショパンと同じように、毎日日記を執筆するかのように、一つ一つ小さな作品を生み出していくことを継続させていきたい。
その継続の先に、今の自分では全く見ることのできない境地が広がっている気がしてならない。それが学習の、ひいては人間発達の本質である。2017/10/22(日)12:59
No.324: Active Reading I noticed that I gradually constructed the knowledge foundation of contents of the courses that I am taking in this semester.
The key was reading the texts again and again in an active way; I read aloud them and explained the contents to my self in my own words.
It was beneficial practice to enable me to solidify my knowledge networks.
Not passive but active repeating reading is quite helpful for my learning.
Since reading loud and explaining the contents to me probably activate my brain, I often lose my sense of time when I am doing it.
In fact, three hours quickly passed in the evening while I was engaging in such an active reading.
I will continue this practice when I read something important for me.