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1674. 落ち葉の舞


先ほど昼食後の仕事を終え、夕方からの仕事に向けて昼寝をしていた。基本的に、毎日20分ほどの昼寝を欠かさず行っているが、昼寝の最中に時折不思議な体験に見舞われる。

先ほどもそうだった。昼寝の時間が限られたものであるため、夢のような映像を伴うことは稀なのだが、仮に映像はなくても、体験として様々なことが昼寝の中で起こる。

ベッドに仰向けになり、15分経った頃に、自分が前のめりに何かに突っ込んでいく感覚があり、体が一瞬宙に浮かんだ。明瞭な映像ではないが、自分がブレーキを大きく踏んだようなビジョンが見えた。

ブレーキの振動があまりにも強く、私の身体が宙に浮かんだようだった。そういえば、数日前にも似たような体験を仮眠中にしていたことを思い出す。

前に向かって猪突猛進しそうになる自分に対して、突然にそれを抑えようとするような自分がいるようだ。前に進もうとするエネルギーとそれを抑制しようとする相反するエネルギーがぶつかり合い、その衝撃に目を覚ますという体験である。

先ほどの仮眠からの目覚めも、まさにそれだった。目を覚ましてみると、先ほど同じように曇り空の隙間から、少しばかり太陽が顔を覗かせていた。

今日は早朝に雨が降り、今は雨が止んで、晴れ間を見せるような天気である。今年のフローニンゲンの秋は、どうも天候が変わりやすい。

気がつけば、書斎の窓の外から見える木々たちが裸になっている。秋の深まりと共に、冬の足音が聞こえて来る。

目の前の木々の葉が散ったことに伴い、向こう側に見える赤レンガの家々がよりはっきりと見える。オランダを象徴するような、高さの低いレンガ造りの家々が立ち並ぶ姿が良く見える。

目の前の木々の葉が再び生い茂る頃、私は一体どこにいるのだろうか。今と同じように、書斎から木々を眺め、木々の向こう側の赤レンガの家々を目を凝らして見つめているのだろうか。

来年の青葉が生い茂る頃、次なる活動拠点での生活に向けて静かに準備をしている自分の姿がまぶたに浮かぶ。これまでの自分の歩みは、次の活動拠点において結実するであろうという確信がある。 自分の能力や資質を考えれば、その場所に行くためには、これまでの人生の長大な期間が必要であった。そこに行きつくために、魂の様々な遍歴が不可欠であった。

一枚の落ち葉が風に乗り、赤レンガの屋根に届きそうなぐらいの高さの場所で舞っている。仮に落ち葉であっても、その高さで自分の舞を披露することができるのだ。

その葉が落ち葉になるまでの長大な時間と積み重ね、そして落ち葉になっても空高く舞う姿は、私の心を大きく動かした。 「落ち葉であったとしても、あんなに空高い場所で舞えるのだ」という言葉が自然と漏れた。人は誰しも落ち葉になる。

それは人間として、生物として生きていく上での宿命である。だが、落ち葉であっても天高く舞えるということを忘れてはならない。

その舞は誰にも見られることなく終わっていくものかもしれない。しかし、きっとこの世界の誰かはその舞を見て、新たな試みに乗り出していくように思うのだ。

あの落ち葉の舞を見ていた私は、まさにそうした一人だろう。2017/10/21(土)15:23

No.319: Music Composition Based on Unconsciousness I decided to compose music based on not only my consciousness but also my unconsciousness.

I suppose that our unconsciousness holds tremendous creative energy. I want to unleash it through music composition.

Basically, I have composed music on the basis of my thoughts and emotions that occur in my consciousness.

From now on, I will endeavor to give a form of music not only to my conscious thoughts and emotions but also to my unconscious thoughts and emotions.

For instance, what if I create music, remembering an inspirational dream that I had before?

I feel elevated and animated, thinking of the moment that I compose music based on the creative source derived from my unconsciousness. 9:56, Tuesday, 10/24/2017

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