今日が何曜日であるのかを分らなくするぐらいに、起床直後の外の世界は闇に包まれている。闇が曜日を覆い隠してしまうかのようだ。
起床直後の世界は、いつも闇に包まれているため、その様子を見ただけでは、その日が何曜日なのか分からない。姿の見えない一羽の小鳥が、どこかで鳴いている。
変動性の中に潜む規則性を持った形で、その小鳥は鳴いている。闇の中で鳴く小鳥の声に耳を澄ませながら、今日が金曜日であることを確認した。
今日は午前中に、「実証的教育学」の最終回のクラスで行われるプレゼンの資料を作成したいと思う。当日のプレゼンの時間は長くなく、15分程度のものである。
先日、「学習理論と教授法」のクラスにおいても、ほぼ同様の時間のプレゼンを行った。現在、応募結果待ちの、来年の六月のジャン・ピアジェ学会での研究発表も、それぐらいの時間のプレゼンになる。
プレゼンに関して、特殊な訓練を受けたことはないが、おそらくプレゼンに関する方法論というものが存在しているのだろう。それを習得しているのと習得していないのとでは、おそらく相手に伝わる度合いが大きく左右されるように思う。
これまでそうした訓練を体系立てて積んだことがないため、私は自分なりにそうした方法論を確立していく必要がある。とりわけ、毎回のプレゼンから何らかの反省点や検証材料を持ち帰る必要がある。
毎日プレゼンを行っているわけでは決してないから、一回一回のプレゼンの機会は、実践の場であるだけではなく、データ収集の場でもある。来週のプレゼンにおいても、先日のプレゼンから得られた事柄を検証するようにし、さらに新たなデータを収集しようと思う。
人はつくづく学びの中に絶えずいるのだということを実感する。こうしたプレゼン一つ取ってみても、それは学習に他ならない。 自分で選定した学校に対して、学校改革案を練り、それを今回のプレゼンで発表する。問題分析、目標設定、改革に向けた介入方法の選択、介入方法の導入戦略とタイムスケジュール、関連当事者の責任、そうした項目についてプレゼンすることになるだろう。
プレゼン時間が15分間と短いため、プレゼンで用いるスライドの枚数はそれほど多くない。今日の午前中に、それらのスライドのドラフトを作成したいと思う。 午後からは、「評価研究の理論と手法」と「学習理論と教授法」のコースの最終試験に向けた準備を行う。昨日の段階で、両者のコースの文献と講義資料に再度目を通すことができたので、今日からは、昨年に出題された記述問題に対して実際に回答していくことを行う。
また、その過程の中で、自分が出題者であればどのような問題を策問するかを考え、その問いに対して自分なりの回答を準備したいと思う。どちらの試験も記述式であり、三時間の長丁場である。
前者のコースの最終試験は、巨大なコンピューター室で行われ、割り当てられたコンピューターを用いて回答する形式になっている。つまり、記述式問題に対して、コンピューターを用いてタイピングをすることができる。
一方、後者のコースの最終試験は、すべて手書きで行う形式だ。個人的に、コンピューターを用いてタイピングをする方が好きなのだが、いずれの形式であっても、準備の方法は同じであり、これまで学んだことを入念に咀嚼していきたいと思う。
フローニンゲンの早朝の空が青黒くなり、これから新たな一日が始まることを静かに告げている。遠方でカラスが鳴き声を上げた。2017/10/20(金)07:44
No.313: Continuity of Background in Our Daily Life I compose music for one hour every day just before going to bed.
Music composition has recently been my habitual practice. Ideally, I want to spend one more hour to learn music theory and theory of music composition.
However, it is not so easy for me to have such an hour before night, but it would be possible.
Two hours, just two hours are enough for my immersion in music. Continuity is key for my practice.
If our life is continuous, I want to make my daily practice continuous. Of course, a transient and temporary event occurs in our life, which add a flavor to it.
Yet, we need the background of continuity so that such a transient and temporary event can radiate.
Yes, continuity is the indispensable background for our daily life. Writing and learning are my continuous practice.
Once they become dissolved into the background of my daily life, a transient and temporary event in my life can shine more.
Vandaag is het mijn verjaardag. Today seems to be my birthday. I noticed it right now. 09:26, Saturday, 10/21/2017